コースターとセットで収納できる、木製カップホルダーをDIY
ツリーのような木製カップホルダーの作り方
好みのサイズにアレンジできる!『木製カップホルダー』
まるで木の枝に引っかけるようにマグカップを収納でき、空間をおしゃれに魅せる木製カップホルダー。手順自体はとても簡単で、木目が美しいアカシアの集成材を土台にして、支柱には加工しやすい丸棒を使う。カップを掛ける枝を取り付ける場所は、好みの位置でOK。家にあるお気に入りのマグカップのサイズや、柄に合わせてつくろう。仕上げには、木製食器にも使われる蜜ロウワックスを塗る。口に触れても安心だから、マグカップの部分を直に掛けられる。さらに撥水効果があり汚れが付きにくいので、水回りに置いても大丈夫。カップホルダーと一緒に、コルクシートでオリジナルコースターをつくってみよう。ウッドバーニングでイニシャルや絵を描いて自由にアレンジして。
使ったのはコレ
●広葉樹集成材 アカシア 約910×150×15mm 948円
●南洋材丸棒 15φ×約300mm 138円
●南洋材丸棒 10φ×約300mm 90円
●コルクシート 300×300×5mm 818円
●マイペンFD200-01 5,980円
●竹用ドリル 10mm 1,480円
●竹用ドリル 15mm 1,780円
●未晒し蜜ロウワックス 100ml Aタイプ 1,680円
●ジグソー、ドリルドライバー、ボール盤、差し金、コンパス、クランプ、スポンジ、ウエス、木工用接着剤など
※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。
【材料(見本)】
・南洋材丸棒 15φ×約300mm 1本
・南洋材丸棒 10φ×約300mm 2本
100mm 1本/80mm 3本/50mm 1本/40mm 1本
・広葉樹集成材 アカシア 約910×150×15mm 1枚
250×150mm 1枚
・コルクシート 300×300×5mm 1枚
つくりかた
【1】土台をつくる
土台になるアカシア材にコンパスで印をつけ、ジグソーを使ってカットする。(図1参照) 曲線を切るときは、曲線用の刃を使用する。安全に作業を行うために、木材はクランプでしっかりと作業台に固定し、ゆっくりと切り進める。
【2】土台と丸棒に穴をあける
ボール盤を使って、小さい円の中心に10mm、大きい円の中心に15mmのドリルで、柱になる丸棒を刺す穴をあける。穴が板を貫通しないよう、ボール盤の台の高さを調整して。次に、15Φ×300mmの丸棒に竹用ドリル10mmを使って深さ約10mmの穴をあける。穴の位置はお好みで、マグカップが重ならないようにする。
【3】面取り、塗装をする
丸棒の先端とアカシア材をサンダーで面取りしたら、蜜ロウワックスで塗装する。スポンジで木目に沿って刷り込むようにワックスを塗り、最後にウエスで拭き上げる。
【4】組み立てる
15φの丸棒の穴に、10φの丸棒を取り付ける。取り付けの時は丸棒の先端に木工用接着剤をつけ、ゴムハンマーや木槌で叩いて挿し込む。同様の手順で、アカシアの土台にコースターの支柱となる10φ×80mmの丸棒を取り付ける。
【5】コースターをつくる
コルクシートに直径10mmの円を書き、ハサミやカッターで切り取る。ドリルドライバーを使って、円の中心に15mmの穴をあける。ウッドバーニングで好きな絵や文字を描く。
【6】木製カップホルダーの完成
ワンポイントアドバイス!
コルクシートにウッドバーニング
木材に電熱ペンで焼きつけをして、絵や文字を描くウッドバーニング。木だけではなくコルクシートや皮にも描けるので試してみて。コルクは木よりも模様が付きにくいので、ゆっくりと濃く焼き付けをするのがポイント。
初心者にも扱いやすい素材「丸棒」
今回、ホルダーの支柱や枝の部分に使用した丸棒は、加工がしやすくDIY初心者にもおすすめの木材。のこぎりで簡単にカットができ、工作はもちろんダボの代用品としても使える。色々なサイズを組み合わせたり、ペイントをしたりしてアレンジしてみよう。
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