静岡県菊川市でサイクリングと農業体験!〜レンタサイクルで行きたいおすすめおでかけ&ランチスポット〜
JR菊川駅から徒歩すぐの「菊川駅前ステーション」では、電動アシスト自転車のレンタルができる。ゆったり自転車を漕ぎながら巡ってほしい、菊川市のおすすめおでかけスポットや、自然薯の収穫体験ができる農園、おいしいランチが味わえるお店などをご紹介!
おいしいもの新発見!おすすめスポットをめぐる「サイクリング×農業体験ツアー」
みなさんは、菊川市観光協会が運営するレンタサイクルのサービスをご存じだろうか。1日たった800円と気軽に電動アシスト自転車を借りることができ、市内散策にもぴったり。さらに、市内の対象店舗で使える合計600円分の「おたのしみクーポン」がもらえてとってもお得!
貸出場所は、「菊川駅前ステーション」と「菊川市営保養センター小菊荘」の2か所。利用する際は、事前にWEB予約をしておこう。
菊川市観光協会レンタサイクル 基本情報
・貸出場所/菊川駅前ステーション(菊川市堀之内1446)、菊川市営保養センター小菊荘(菊川市大石88)
・利用時間/9:00~16:00(12月~2月は〜15:00)
・定休日/年末年始(12月28日〜1月4日)
・料金/4時間500円、1日800円(おたのしみクーポン付き・2024年2月末まで)
・台数/菊川駅前ステーション10台、菊川市営保養センター小菊荘5台
・自転車/ヤマハ電動アシスト自転車 26型
・貸出品/電動アシスト自転車、ヘルメット、スマートフォンホルダー
・必要なもの/本人確認ができるもの(免許証など)
菊川市観光協会レンタサイクルの詳細・WEB事前予約はこちら!
おすすめサイクリングコース紹介
秋から冬にかけて旬を迎える自然薯の収穫体験や、菊川市の名物スイーツ、おいしいランチなど、魅力がつまったおすすめツアーコースをご紹介。
「菊川駅前ステーション」で自転車をレンタル
↓
①「さくら屋」
絶品「栗サンド」を求めて
②「三沢(みさわ)の三度栗」
遠州七不思議に登場する栗の木へ
③「自然薯農園 まっちゃんファーム」
秋から冬に旬を迎える自然薯の収穫体験
④「トラットリア バラクーダ」
本格パスタランチを味わう
⑤「えびら堂」
名物「菊川茶わらび餅」の魅力を知る
⑥「たこまん 小笠本店」
とびきりおいしいお土産を探しに
↓
「菊川駅前ステーション」で自転車を返却
JR菊川駅から徒歩3分!「菊川駅前ステーション」で、電動アシスト自転車をレンタル
JR菊川駅から徒歩3分、「産業支援センター EnGAWA」内にある「菊川駅前ステーション」。ここでは10台の電動アシスト自転車の貸し出しを行っている。
窓口で手続きを済ませて、準備ができたらさっそくサイクリングスタート!
老舗菓子店「さくら屋」の「栗サンド」を求めて
「さくら屋」は、1928年創業の老舗菓子店。まんじゅうなどの昔ながらの和菓子から、フルーツをたっぷり使ったプリンなどの洋菓子まで豊富に取りそろえる。夏には、くずを使ったアイス「くずシャリシャリ」なども大変人気だ。
中でもぜひ味わってほしいのは、「さくら屋」の看板商品で、30年以上この地で愛されている「栗サンド」。
しっとりもちもちのカステラ生地と、甘すぎないチョコクリーム、大粒の栗のバランスが良く、上品なおいしさだ。
「栗サンド」の名前の由来は、遠州七不思議の「三沢(みさわ)の三度栗」。この地に伝わる昔話を知るため、次の場所へ向かった。
「さくら屋」詳細情報
住所/菊川市半済3127
営業時間/8:45〜19:00(日曜は〜18:00)
定休日/不定休
電話番号/0537-35-2307
駐車場/あり(5台)
遠州七不思議「三沢の三度栗」に登場する栗の木を見にいこう
遠州七不思議とは、静岡県の遠州地方に伝わる7つの不思議な物語のこと。「三沢(みさわ)の三度栗」は、その1つに数えられている。
弘法大師 空海が諸国巡礼で三沢へ訪れたとき、子どもたちがおいしそうに食べていた栗の実をひとつ分けてもらった。その善意とおいしさに感動した空海は、「これからはこの村に、年に三度栗を成らすことにしよう」と言い、この地を後にしたといわれている。
菊川市三沢には、今でも実が1年に3回実る「三度栗」と呼ばれる栗の木があるので、ぜひ訪れてみてほしい。
「三沢(みさわ)の三度栗」詳細情報
住所/菊川市三沢909
「自然薯農園 まっちゃんファーム」で自然薯の収穫体験!
「自然薯農園 まっちゃんファーム」では、11月~2月で自然薯の収穫体験ができる。収穫のしかたやコツは、農主の松下さんが教えてくれるので初めてでも安心。
畑の土をかくと、何やらパイプ状のものが現れた。
「自然薯ってどうやってできるの?」と思う方も多いだろう。地中にパイプ状の受け皿を設置し、それに合わせて種イモを植えることで、新しく伸びた自然薯はうまくパイプの中を通って成長していくのだ。畑の土の中には、こうして育った自然薯たちがたくさん埋まっている。「自然薯のタワーマンションみたいでしょ!」と、農主の松下さん。
掘り起こした自然薯は、大きくてとっても立派!
「自然薯農園 まっちゃんファーム」で収穫できるのは、静岡県でのみ育てられる「農試60号」という品種。粘りが強く、絹のようになめらかで、自然薯特有の香りが特徴だ。
体験で収穫した自然薯は、1人1本までお土産として持ち帰ることができる。
「自然薯農園 まっちゃんファーム」自然薯収穫体験 詳細情報
住所/非公開
営業期間/11月~2月(要予約)
所要時間/30分
持ち物/軍手、汚れても良い服
予約方法/菊川市観光協会へ電話(0537-36-0201)
本格イタリアン「トラットリア バラクーダ」の絶品パスタランチ
自然薯収穫体験のあとは、ランチを食べに「トラットリア バラクーダ」に訪れた。
ここでは、パスタやピザなどの本格イタリアンが楽しめる。
店内は、雑誌や映画のポスター、置き物など、店主の好きなものを集めたワクワクするような空間が広がっている。気軽に立ち寄れる雰囲気が素敵だ。
お子様連れの方も大歓迎で、ベビーカーのまま入店もOK。ソファ席もあり、ゆったりと過ごせる。
店主の松下さんは、大阪と神戸のイタリアンレストランで計15年間修行をしたのち、地元の菊川市でこのお店を開いた。お店の自慢は、トマトベースのパスタ。お客さんからもおいしいと評判だ。
また、松下さんのお父様が営む隣の鮮魚店「魚清」から新鮮な魚を仕入れているため、カルパッチョやマグロのパスタなど、魚を使った料理も楽しめる。
「バラクーダ」という店名も、魚の名前から取ったのだとか。
この日の日替わりパスタは「マグロのポモドーロ」。
大きなマグロの身がごろごろと入っており、トマトソースにはマグロのうまみが凝縮されていてとてもおいしい。
トッピングされた自家製のポテトチップスも、食感のアクセントになっている。
おすすめのピザは、「はちみつナッツとクリームチーズのピザ」。デザート感覚で味わうこともでき、お酒にも合うと人気だ。チーズの塩気とはちみつナッツの甘さの組み合わせが、なんともクセになるおいしさ。
「トラットリア バラクーダ」詳細情報
住所/菊川市高橋4671
営業時間/ランチ11:30〜14:00(L.O.13:30)、ディナー17:00〜21:00(L.O.20:30)
定休日/月曜
電話番号/0537-73-5510
駐車場/あり
永く愛される菓子店「えびら堂」の、菊川茶を使った「特製わらび餅」
「えびら堂」は昭和27年頃創業の菓子店。お店は菊川市嶺田(旧 小笠町)にある。遠州と信州を結び古くから南北交通の要所として栄えた「塩の道」が通る町だ。
地元のお客さんが絶えず訪れ、ショーケースの中には一つひとつ心を込めて作られたお菓子たちがずらり。
さとうきびをじっくり煮込んで作る「白下糖」を使った「しろした焼き」や、初代から作り続けている歴史あるおまんじゅう「あおやぎ」、ひんやり冷たい「ぷりん大福」など、どれも素朴で味わい深い。
店主 杉田さんのおすすめは、菊川茶を使った「特製わらび餅」。
わらび餅の中には、うまみのある「やぶきた茶」を練り込み、まわりには色が美しい「さえみどり」の抹茶にきなこをブレンドしたものをたっぷりとまぶしている。
ふわっと口の中に広がるお茶の香り、つるんとした喉越しの良さとみずみずしさ、しっかりとしたこし。「えびら堂」が継承してきた技と誇りを感じられる、本格的な一品だ。
「えびら堂」詳細情報
住所/菊川市嶺田949
営業時間/9:00~18:00(日曜は〜17:00)
定休日/月曜
電話番号/0537-73-2109
駐車場/あり(2台)
「たこまん 小笠本店」でとびきりおいしいお土産を探そう
最後に訪れたのは「たこまん 小笠本店」。
遠州地方を中心に19店舗以上を展開する菓子店「たこまん」は、家族団らんを彩る銘菓を作り続けてきた。
店内には、ケーキなどの生菓子のほか、サブレやラスクなどの洋菓子や、まんじゅうやせんべいなどの和菓子、季節限定のお菓子などが並ぶ。
「たこまん 小笠本店」は工場直営の店舗のため、できたてお菓子の試食ができるのが魅力。店内と外にはイートインスペースがあるため、購入したケーキやお菓子をその場で味わうことができる。
「大砂丘 チーズクリーム」は、発売以来30年以上愛され続けている「たこまん」屈指の人気商品。
ふんわりと焼き上げ、粉砂糖をふりかけたほどよい甘みの生地にはさむのは、新鮮なチーズにフレッシュバターを練り込んだ、ほんのり塩味の自家製チーズクリーム。
静岡県産有機栽培の煎茶と抹茶を使用したフィナンシェ「薫居 -kaori-」もおすすめだ。
商品名には、「静岡茶の薫りがここにあり」の意味が込められている。その名の通り、煎茶本来のコクと香り、抹茶が持つ上品な香りと爽やかな渋みが味わえる。
「薫居 -kaori-」は、茶師の高橋嘉伸さんと、「たこまん」のグランシェフ 天野さん、お茶と菓子のプロフェッショナルの2人が手を組み、何度も試作を繰り返しながら完成した自慢の商品。ぜひ一度味わってみてほしい。
「たこまん 小笠本店」詳細情報
住所/菊川市上平川565-1
営業時間/9:00〜19:00
定休日/無休
電話番号/0537-73-5288
駐車場/あり(15台)
「菊川駅前ステーション」で自転車を返却したら、ツアー終了!
「菊川駅前ステーション(産業支援センター EnGAWA内)」まで戻ったらサイクリングツアー終了!
菊川市の魅力にたっぷり触れた1日。おいしいものをたくさん発見できて大満足!
ぜひみなさんも、レンタサイクルで菊川市を巡ってみよう!
菊川市観光協会レンタサイクル 基本情報
・貸出場所/菊川駅前ステーション(菊川市堀之内1446)、菊川市営保養センター小菊荘(菊川市大石88)
・利用時間/9:00~16:00(12月~2月は〜15:00)
・定休日/年末年始(12月28日〜1月4日)
・料金/4時間500円、1日800円(おたのしみクーポン付き・2024年2月末まで)
・台数/菊川駅前ステーション10台、菊川市営保養センター小菊荘5台
・自転車/ヤマハ電動アシスト自転車 26型
・貸出品/電動アシスト自転車、ヘルメット、スマートフォンホルダー
・必要なもの/本人確認ができるもの(免許証など)