子どもの口座を作った家族と作らなかった家族の未来の違いは？260万円以上の差が出るってホント！？

子どもが生まれてからの日々は、本当に忙しくて楽しいものですよね。そんな中で「この子が成長したときに、私たちはどんな未来を用意できるだろう？」と考えたことはありませんか？実は、子ども本人の口座を作ることが、その答えの一つになるかもしれません。子ども本人の口座を活用することで、お祝い金やお年玉を計画的に貯めることができます。この積み立ては、子どもが進学や新生活を迎えるときの重要な支えとなります。一方で、口座を作らずに過ごす場合、どのような影響が出るのでしょうか？具体的な数字を見ながら比較していきましょう。

子ども名義の口座のメリットとは？

子ども本人の口座を作ることは、単なるお金の管理以上の価値があります。
教育費の準備という点で、大学など、各ステージまでの進学費用をあらかじめ積み立てる計画を立てるのに最適です。
また、学資保険では対応できない、例えば急な医療費や特別な習い事など、柔軟に使える資金が必要になる場合でも役立ちます。

さらに、子ども誕生の記念とその成長とともにこの口座が家族の愛情の象徴となり、成人後にはその思い出を受け取る貴重な存在になるでしょう。

子ども本人の口座を作った家族はどうなった!？

子ども本人の口座を作り、定期的に積み立てを行うと、以下のような効果が期待できます。
毎月少しずつ積み立てをすることにより、少ない負担で将来必要となる進学費用や、新生活にかかる費用をスムーズに準備できます。
また、教育ローンを組んだ場合の利息負担を回避できます。
たとえば毎月1万円を積み立てた場合、18年間で216万円が貯まるため、入学費や一人暮らしを始める時の引っ越し費用に活用することができ、安心して新生活準備を進めることができます。

子ども本人の口座を作らなかった家族の未来

一方で、子ども本人の名義の口座を作らず、お祝い金やお年玉をその都度使ってしまった場合、どのような影響が考えられるでしょうか？
子どもが進学する際に、費用が足りず、選択肢が制限されてしまう可能性もあります。

文部科学省「令和3年度　子供の学習費調査」や日本政策金融公庫　令和3年度「教育費負担の実態調査結果」によると、大学卒業までの教育費の平均は、すべて国公立でも約1055万円、すべて私立（大学は理系）では、大学を4年間だとした場合、約2660万円かかっています。

例えば、大学進学時にかかる費用の支払いは、家族の老後資金の貯蓄や住宅ローンの返済などと重なることが多く、家計の負担が増える可能性が高くなります。

子どもが小さい時から時間をかけて準備することで、負担軽減に繋がるともいえます。

260万円以上の差！数字で見る「準備の違い」

いこーよ総研：https://research.iko-yo.net/solutions/research/11600.html

一例ですが、子ども本人の口座を作り、お年玉や児童手当などを貯蓄にまわした場合と日々の生活で使ってしまった場合では、約260万円以上の差が生じます。

また、子どもの成長の節目にいただくお祝い金を預けたり、毎月の積み立てなどを行ったりすることで、さらに増え、将来必要となる教育費に備えることができます。

大学（私立文系）に通う場合、約690万円*が必要になると言われています、お年玉や児童手当を積み立てた約260万円の他に、月々２万円貯蓄すると準備することができます。

*日本政策公庫「令和３年度「教育費負担の実態調査結果」から、大学を4年とした場合で算出。

子ども本人名義の口座での貯蓄は、子どもの成長に合わせた計画的な準備ができます。
早いうちから始めることで、お金の問題で夢をあきらめる必要がなくなるだけでなく、将来の家計の負担軽減にもつながります。

実際に口座を作る手順と必要書類

子ども本人の口座開設は、子どもと親の本人確認書類と、印鑑があればスムーズに手続きを進められます。
一部の金融機関では祖父母が代理人として手続きできる場合もあるため、ホームページ等で確認しましょう。

実際に口座開いてみよう

準備するもの＜静岡銀行の場合＞

• 子どもの本人確認書類（例：個人番号カード、健康保険証と住民票等）
• 来店する親権者の本人確認書類（例：同居の親権者の運転免許証、個人番号カード等）
• 届出印
• 必要に応じて初回入金する現金
プレゼント企画の条件に入金額の下限が設定されている場合があるので、参考にしてみてください。（たとえば静岡銀行の場合、1万円以上入金でプレゼント）

手続きは３ステップ！＜静岡銀行の場合＞

STEP１　親権者・子ども情報の記載
窓口にて開設を希望する口座を伝え、所定の用紙に情報を記入。

STEP２　本人確認
店頭で確認書類を提示。

STEP３　利用開始
申し込みした当日に通帳とプレゼントがもらえます。
申し込みしてから最短1週間（平均で約2週間）でキャッシュカードが書留郵便で届きます。受け取り後、ATM取り引きが可能になります。