虫が大好きな少年だったベルナール・ビュフェは、トンボやチョウをはじめ、鳥、魚、カニ、カエルや哺乳類、骨格標本まで、さまざまな生きものを描いた。生きものたちの「かたち」に夢中になり、その美しさ、おもしろさを、ビュフェのスタイルで誇張し、空想もまじえて表現している。
本展は、ふじのくに地球環境史ミュージアムとコラボし、さまざまな生きものたちの実物標本をビュフェの作品とともに展示する。

写真左：《蝶》1963年 油彩 ベルナール・ビュフェ
写真中：《小さいミミズク》 1963年 油彩 ベルナール・ビュフェ
写真右：ゴライアストリバネアゲハ標本（ふじのくに地球環境史ミュージアム蔵）