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板チョコでできる! 本格的な味わいにうっとり 【大人のガトー・ショコラ】 /ほしママレシピ ~おしゃれに おうちごはん ~ ○第八回○

~ 手軽で美味しい“フォトジェニレシピ”をご紹介 ~ womo編集部・ほしママ★が、美味しくて手軽にできる、おしゃれ&フォトジェニックな「おうちごはん」のレシピをご紹介していきます♪

2月といえば「バレンタインデー」。今年の2/14は日曜日だから、手づくりチョコ作戦決行のチャンスですね♪ 今年は、意外と簡単にできる、本格派「ガトー・ショコラにチャレンジしてみませんか?市販の板チョコでつくったとは思えないほど本格的な味わいに仕上がりますよ。

【???】 『ガトー・ショコラ』ってどんなお菓子?

『ガトー・ショコラ』はどこのお菓子?

フランスでは、焼いたチョコレート菓子を総称して「ガトー・オ・ショコラ」と呼んでいいるので、「ガトー・ショコラ」というお菓子はありません。皆さんが知っている「ガトー・ショコラ」はなんと日本生まれのお菓子だったのです。
東京のフレンチレストランで作られたチョコレートケーキに「ガトー・ショコラ」という名まえがつけられ評判となり、やがて日本中に広まり定着したと言われています。


大きなひび割れが成功の証! 本格的な味を板チョコで♪

この「ガトー・ショコラ」、本来はもちろん製菓用チョコレートを使って作るのですが、今回はどこでも手に入りやすい板チョコで作るレシピをご紹介♪

シンプルな材料で作る「ガトー・ショコラ」は、香りも良く、外はサクッと香り豊か、中はふんわりしっとり。濃厚ながら後味さっぱりの上品な味。甘すぎず、程良い苦みがアクセントになって、板チョコで作ったとは思えない本格的な味わいにびっくりするはず。
温度変化に敏感なチョコレートをたっぷり使うので手早く作業することは大切ですが、手順としては意外と簡単なのです。
▼とにかく気を付けることは、下記の4つ。
●チョコは水気を嫌うので、水気をしっかりとふき取って乾いた道具を使いましょう。
●チョコを扱う作業はとにかく手早く。
●粉を入れたら生地を練らないこと。
●卵白と卵黄をそれぞれしっかり泡立てましょう。 混ぜる時も泡を極力潰さず、手早く切るように。
オーブンの中でふんわり膨らんで、表面がひび割れたら成功した証拠!
ぜひトライしてみてくださいね♪

【材料】 「ガトー・ショコラ」の材料&道具を用意しよう!

【「ガトー・ショコラ」 の材料】

(18cm丸型1台分)

≪A≫

●板チョコレート(ビタータイプ) 4枚(200g)
(今回はM社BLACKチョコレート使用)
●無塩バター 120g
●インスタントコーヒー(無糖、粉) 小さじ1/2


≪B≫ ※メレンゲ

●卵白 4個分
●グラニュー糖 35g

≪C≫

●卵黄 4個分
●グラニュー糖 35g

≪D≫ ※粉類(合わせてふるっておく)

●薄力粉 30g
●ココアパウダー 25g

【仕上げ・トッピング用】

●ココアパウダー(子ども用など甘さ強めが好みなら粉砂糖でもOK。)
●生クリーム(6分立てにして、切ったケーキに添える。)

≪特別に用意する道具など≫

●ボウル大2個、小1個
●ボウル大よりひと回り大きなボウル
(湯せん用。大きめの鍋やフライパンなどでも)
●茶こし
●ハンドミキサー
●ゴムべら
●竹串
●クッキングシート(型の底と側面用。サイズに合わせて切っておく)
※湯せんに使うお湯(42~45度位。冷たいと泡立ちにくく、熱すぎると卵が固まってダマになってしまうので注意。)

【作り方】「ガトー・ショコラ」を作ろう!

【下準備】 まずは、これだけ用意しておこう!

●型の側面と底にバター(分量外)を塗って、クッキングシートを型に貼りつけておく。
●板チョコを親指の爪ぐらいの大きさに割っておく(包丁で刻んでも)。
●卵黄と卵白をわけ、卵白は使う直前まで冷蔵庫で冷やしておく
●湯せん用のお湯(40度ほど、お風呂の温度位)を用意しておく。

【作り方】 いよいよ、「ガトー・ショコラ」作りスタート!

【1】 レンジOKのボウルに≪A≫のチョコレートとバター、インスタントコーヒーを入れ、3~4分ほどレンジにかける。途中様子を見ながら止めて、小さな泡だて器やゴムべらなどで軽く混ぜたらレンジにかける作業を2~3回繰り返し、全体が均等に溶けるようにし、すくうと滞りなく流れ落ちるぐらいまで溶かす。
★バターとチョコレートが均等になるまでしっかりと混ぜるのがポイント。

【2】オーブンを170度に予熱する。


▲卵白はこんな状態

【3】 ≪B≫の材料でメレンゲを作る。大きめのボウルに卵白を入れ、ハンドミキサーで軽くほぐしてから、泡立てる。泡が立ってきたら、≪B≫のグラニュー糖を数回に分けて加えながら、ピンとツノが立つまでまで泡立てる。
★目安:ハンドミキサーを持ち上げると、先についたメレンゲの先がピンとツノの様に立つ固さまで。




▲卵黄はこんな状態(ちょっとわかりにくいのですが、あとが残っている瞬間)

【4】 ≪C≫の卵黄を泡立てる。大きめのボウルに卵黄を入れ、ハンドミキサーで軽くほぐしてから、泡立てる。細かい泡が立ってきたら湯せんにかけ、ひと肌位の温度まで温めながらさらに泡立てる。途中で≪C≫のグラニュー糖を数回に分けて加えながら、白っぽくもったりするまできっちりと泡立てる。
★生地がひと肌位の温度になったら湯からはずし、冷めたらまたあてるなどして温度を調整しましょう。
★目安:ハンドミキサーを持ち上げると、落ちた生地の跡が少し残ってから消える位まで。


【5】 【4】の卵黄に【1】のチョコレート液を少しづつ加えながら泡だて器でしっかりとすり混ぜる。
★洋酒を入れる場合はココで。
★室内が寒かったり、途中の手順に時間がかかると【1】のチョコが少し固くなってしまうことがあります。その場合は【1】をもう一度湯せんかレンジにかけて溶かしてください。

【6】 【5】のボウルに、合わせてふるっておいた≪D≫の粉類を1/3量ふるいながら入れ、ゴムべらで切るように混ぜる。粉っぽさが無くなったら残りを加え、粉が若干残っている程度まで切るように混ぜ合わせる。

【7】 【3】のメレンゲの1/3量を加え、ゴムべらで切るようによく混ぜる。均一になったら残りのメレンゲを加え、泡を潰さないように注意して空気をふくませながら切るように手早く混ぜる。
★泡を潰さず、生地を練らないように注意。
均一に混ざり、マーブル模様ではなくなったらすぐに混ぜるのをやめ、型に流し込む。
ゴムべらで表面を軽くならし、型を5~6cmほど垂直に持ち上げてそのまま下にトン!と落とすことを繰り返し、よぶんな空気を抜く。
★生地は、型の中央部分に向かってそそぐようにすると綺麗に入ります。


▲こんな風に大きなひび割れが成功の証

【8】 170度に予熱したオーブンで40~50分焼く。中央部分に竹串を指して何も付いてこなければ出来上がり。
★表面全体が大きくひび割れたら成功の証です♪


【9】 オーブンから出し、型からはとり出さずにそのまま冷ます。
粗熱が取れたら型から出してケーキクーラーなどにのせ、さらに冷ます。完全に冷めたら、表面にココアパウダーをふる。

【10】好きな大きさに切りわけ、6分立て位に泡立てた生クリームをメイン写真のように添えてどうぞ。
★バニラアイスや、いちご・オレンジなどのフルーツ(分量外)を添えても良いですね♪

【美味しくなる コツ!】 「ガトー・ショコラ」アレンジのヒント

★ラム酒などの洋酒 小さじ1を加えてもOK。※タイミングは【5】の最後
★もちろん、製菓用のビターチョコレートでも出来ます。
味を見てグラニュー糖の量を加減してくださいね。


▲ハート形で焼いてラッピングすれば本命チョコに♪

★キュートなハート形やパウンドケーキ型で焼いてもOK.
★カップケーキやマフィンの型などで小さめに焼き上げ、チョコペンやナッツなどのトッピング材料でデコレーションすれば友チョコにもぴったり。

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更新日:2016/2/9
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