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暮らしのなかの静岡「わさびのお塩」

womo表紙イラストレーターの米澤よう子さんコラム[2016年7月]

フリーマガジンwomoの発行に合わせて、毎月第4木曜日に発信。イラストレーター米澤さんの「暮らしの中でふと感じた静岡」を紹介していきます。

「わさびのお塩」

表紙に合わせ、キュウリまるかじりに選んだのは「田丸屋のわさびのおいしいお塩」。キュウリのグリーンに色も合う。これで色の統一感=おしゃれ感を。レモン水は飲料ではなく「フィンガーボウル」。手でつかむ“ワイルド食べ”ながらも、洗練さをプラスした食卓のつもりです。
たっぷりめにお塩をつけ、パリッとひとくち……わさびが思いのほか強く、ツーンときました! しかしつけてはかじりを繰り返し、目に涙を浮かべながらも完食。あとで思えば、他の塩を足して辛さ控えめにする手もありましたが、「ツーン」と「涙」が、このお塩の醍醐味。やめられません!


womo表紙にまつわる秘密のハナシ

womo2016年7月号表紙

子ども時代の夏休みのアクティビティ。なつかしくもある野菜まるかじりシーンにしました。私の体験ではキュウリではなくスイカ。秋田にある母の実家で、庭でとった特大スイカを食べるために、おばやいとこ、妹らがそろい、外に出したテーブルを囲みました。遠い昔なので記憶はおぼろげですが、スイカを井戸から取り出し、包丁で切り、皆でいっせいに食べた場面は鮮明です。とてもおいしかったのはスイカの味だけが理由でないのは明らかでした。子どもだった私は貴重な体験だとは知る術もなく……。今はまるごとひとつを買う機会すらありませんから。


米澤よう子さんプロフィール

イラストレーター。
化粧品パッケージの女性画が代表作。
パリ在住4年の経験から「パリ流」の著書シリーズを刊行。
最新作「1/3の服で3倍着回すパリのおしゃれ術」(幻冬舎)。

Twitter
https://twitter.com/YokoYonezawa

WEB
http://www.paniette.com

womo発行日[毎月第4木曜日]に更新

womo8月号の特集は「山あるきを楽しもう」。次号はどんな素敵な表紙になるのでしょうか。
7月28日(木)発行です。お楽しみに。


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更新日:2016/7/15

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