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暮らしのなかの静岡「生しらす」

womo表紙イラストレーターの米澤よう子さんコラム[2016年8月]

フリーマガジンwomoの発行に合わせて、毎月第4木曜日に発信。イラストレーター 米澤よう子さんが「暮らしの中でふと感じた静岡」を紹介していきます。

「生しらす」

わが家に、パリ在住の友人夫婦が遊びにきたときに出した生しらす。フランス人のご主人とふたり「きれい」と目を細めていました。
めったに見られない生は美しい銀色! 刺身で食べたのですが、連載用にはアレンジしたくなり、生魚でのフレンチ定番レシピ「カルパッチョ」に決定。味付けはレモン、塩こしょう、オリーブオイル。ベランダ栽培のハーブとルッコラをアクセントに、熱心に輪の形に盛り付け。「これは『生しらすのカルパッチョ、ハーブの香り花冠仕立て』です」とテーブルへ出したかったのですが、この日はひとりごはん。味は二の次のつもりがパンにのせたら独特のとろみと合い、予想を上回る美味しさでした。


womoの表紙にまつわる秘密のハナシ

womo2016年8月号表紙

特集の山登りシーンです。山ガールといえば、おしゃれ、そして食べ物! 食べることは、山登りのモチベーション。これを目的に登山したりしませんか? 今回の食べ物は、取材時の写真を資料に描きました。おいしそうなハンバーガー! ワイルドにガブリと先に食べちゃう子を、みんなが見守るシーンです。
私自身の登山経験はさんざんなもの。都会っ子といえば聞こえが良いですが、要は「もやしっ子」。頂上付近で強風が吹き、「もう無理」と四つん這いになって助けを求めたら、登山が趣味の女性が手をさしのべてくれました。彼女の背後には山ではなく、後光が差して見えたのでした!


米澤よう子さんプロフィール

イラストレーター。
化粧品パッケージの女性画が代表作。
パリ在住4年の経験から「パリ流」の著書シリーズを刊行。
最新作「1/3の服で3倍着回すパリのおしゃれ術」(幻冬舎)。

■Twitter
https://twitter.com/YokoYonezawa

■Instagram
https://www.instagram.com/yoko_yonezawa/

■WEB
http://www.paniette.com

womo発行日[毎月第4木曜日]に更新

次号womo9月号の特集は「ひとり時間」。どんな素敵な表紙になるのでしょうか。
8月25日(木)発行です。お楽しみに。


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更新日:2016/7/25

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