◆夏バテ気味のカラダに栄養補給！【タコとブラックオリーブのアーリオ・オーリオ】／ほしママレシピ～おしゃれにおうちごはん ○第15回○

9月に入り朝晩は過ごしやすくなりましたが、日中は30度超えの真夏日が続いています。大幅な温度変化で体調も崩しやすい時季、夏バテかな？と感じたら早めの対策がおすすめ。体が重い、疲れやすい、あまり食欲が湧かない……そんな、夏バテ気味のカラダにぴったりなパスタ、【　タコとブラックオリーブのアーリオ・オーリオ　】をご紹介します。

【どんな食材？】　タコとオリーブの地中海コンビは夏バテ解消の強力サポーサー

【日本人はタコ好き？】

スペイン、イタリア、フランスのプロヴァンス地方など、地中海地域の伝統料理にもよく登場する「タコ」。
日本では刺身や加工品、たこ焼きなどにも使われ、日本人の食文化にも欠かせない食材と言っても過言ではありません。
調べてみると、日本で消費される「タコ」の量は世界の約6割で、ダントツの世界一なのだそう。驚きですね。

タコに多く含まれるタウリンは、栄養ドリンクなどにも含まれる生物にとって重要な栄養素。細胞の状態から血圧などまで、身体の状態を正常な状態に戻そうとする作用があります。特に肝臓に対して強く作用し、体内の解毒も助けます。消化にすこし時間がかかるので、今回は細かく刻んで使ってみました♪

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【オリーブ＆ニンニク、唐辛子のパワーも】

同じく地中海名産のオリーブはタコとも好相性。オイルはもちろん、オリーブの実にも抗酸化作用の高いポリフェノールやビタミンEが多く含まれ、生活習慣病や老化の予防に効果的。その他にも、悪玉コレステロールを減らしてくれるオイレン酸や各種ビタミン、カルシウム・鉄などのミネラルと、様々な栄養素がバランスよく含まれており、様々な効果が期待されています。

滋養強壮や疲労回復に加え、胃腸の調子を整えてくれる効果も高いニンニクや、発汗作用のある唐辛子も夏バテ解消の強い味方！

タコとニンニクの香ばしい香りにシンプルな味付けがクセになる、ヘルシーなパスタ。
しっかり食べて元気を取りもどし、厳しい残暑を乗り切りましょう！

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【材料】　『タコとブラックオリーブのアーリオ・オーリオ』

＝　材料　（2人分）　＝

●パスタ（1.4mm位）　160～200g
●塩　適量

●タコ（ゆで）　150g位（粗みじん、5～8mm角程度）
●ブラックオリーブ（塩漬け）　5～15粒位（粗みじん、5～8mm角程度）
●ニンニク　1/2～1片（みじん切り）
●鷹の爪　小1本（種を取り除く）
●オリーブオイル　大さじ2～3
●塩　適量
●粗びき胡椒　適量
※パスタのゆで汁　大さじ5程（とり分けておく）

【作り方】　『タコとブラックオリーブのアーリオ・オーリオ』を作ろう！

【1】パスタをアルデンテにゆでる。（ゆで汁を大さじ5ほどとっておく）
【2】フライパンにオリーブオイルとニンニク、鷹の爪を入れて弱火にかける。香りが立ってきたら鷹の爪を取り出して中火にし、タコとブラックオリーブを加えて軽く炒め合わせる。
【3】パスタも加え、ゆで汁大さじ3～4程も加えて手早く炒め混ぜ、塩・胡椒で味を調える。皿に彩り良く盛りつけて出来上がり♪
※油とゆで汁を乳化させるのがポイント（混ざり合って白濁し、トロみが付く感じ）。

【美味しくなるコツ！】

★好みでバジルを加えても美味。相性のよいトマトも加えれば、また違ったアレンジパスタになりますね。
★お子さんが食べる場合には鷹の爪なしで作ってください。また、乳児には消化しにくく刺激も強いのでおすすめできません。
★疲労感が強い時や、夏風邪かも？という時には、
ベーコンを加えればニンニクとの相乗効果でビタミンB1の吸収率がアップ。疲労回復効果が期待できます。

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夏バテは、体内の水分代謝がスムーズに行っていないことも原因の一つに挙げられます。

冬瓜やキュウリ、アボカドなどの野菜をはじめ、
果物ではバナナ、モモなど、
カリウムを多く含む食材を使ったスープや
サラダなどの一品をそえれば水分代謝も促進され、
夏バテ解消にさらに効果的ですよ、

残から秋にかけて、暑さはまだしばらく続く様ですが、
みなさんも熱中症や夏バテ、夏風邪などにご注意くださいね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　womo編集部：ほしママ