暮らしのなかの静岡「安倍川もち」

フリーマガジンwomoの発行に合わせて、毎月第4木曜日に発信。イラストレーター米澤よう子さんが「暮らしの中でふと感じた静岡」を紹介していきます。

「安倍川もち」

以前は何気なく手に取っていた静岡名物。今はこの連載に向けての意欲から、スーパーで「静」や「東海」の文字を見るやいなやその商品の裏側、産地を確認するのが習慣となりました。
甘党の私は和洋問わず甘味コーナーの常連。安倍川もちを見つけ、即購入。と同時に頭に浮かべるのがスタイリング。今回はスペインのZARA HOMEのお皿に盛り、パリで買ったオランダデザインのナフキンをセット。……と、気づけばワールドワイドな仕上がりに自己満足！
きなこが先か？　あんこかな？　と迷い、きなこからいただきました。

womoの表紙にまつわる秘密のハナシ

womo2016年10月号表紙

特集の「仕事」シーンです。設定は初めてのプレゼンテーションのリハーサル中。緊張しつつも、わくわく感もあり、笑顔がこぼれる様子です。
新入社員時代、自分がそんな場に立つなどまるで想像もしていなかった私。デスクワークとはいえ、仕事をすれば自分の意見は述べなければならず、発表の場は避けられぬように。時を経て、今は緊張感も薄れ余計なことまで言うほどふてぶてしくなっている……！　描いたこのイラストを見て、新人のフレッシュで純粋な仕事姿勢を見習わなければと思った次第です。

米澤よう子さんプロフィール

イラストレーター。
化粧品パッケージの女性画が代表作。
パリ在住4年の経験から「パリ流」の著書シリーズを刊行。
最新作「1/3の服で3倍着回すパリのおしゃれ術」（幻冬舎）。

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