<13番>特別号!『欅坂46』と対照的なアラサー中二的男子の『手紙』
年末は、紅白やFNS歌謡祭、Mステのスーパーライブで『欅坂(けやきざか)46』大活躍でしたね~。
AKBグループって、なんか好きになれない、なっち・ごまき時代のモー娘。最強説派の27歳。
ですがこの欅坂46だけは、小学生以来、再び私のアイドル熱に火をつけてくれる気がしているのです。
デビュー曲でセンターを務めた、平手 友梨奈ちゃんがなかなか好みのフェイス。
隣のクラスとかにいそうな顔なんだけど、歌っているときに見せる力強いセクシーさが何とも言えない。
かわいい女の子っていいですよね。
同じオンナだけど、かわいい女の子ってほんとに見てて飽きないというか、癒されるというか。。。
かわいい女の子を集めて、みんなにパンケーキとかおごっちゃいたい。
そんな私と同じように、かわいい女の子大好きな“アラサー中二的男子”徳利(とっくり)。
メジャーデビューしていないので、まったく情報がない彼ですが、
おそらく今年31歳になる福岡出身?在住?の男性ヒップホッパー。
あえて、欅坂46と並列してご紹介したいのが、もうかわいい女の子への無償の愛にあふれているから。
まあ、男ならだれでもかわいい女の子は好きですが、目の付け所がまさに中二的。
でも、わかるわかると共感しつつも、そのくだらなさにフッ笑える1曲なのです。
今回は、その対照的な2組のおすすめ曲と快感フレーズをご紹介。
見栄やプライドの鎖に繋がれたような つまらない大人は置いて行け
欅坂46『サイレントマジョリティー』/2016年
欅坂46のデビュー曲。紅白にもこの曲で初登場しましたよね。
この曲の彼女たちの踊っている姿を見て、鳥肌立つほど感動してしまった私。
振付を担当したTAKAHIRO氏がとある番組で言っていたのが
「サビ部分でセンター平手に、モーゼが海を割ったところと、
『民衆を導く自由の女神』の絵をイメージして歩かせた」と。
もうね、まったくこの振付師にやられたわけですよ。
他のメンバーがひざまづくなか、その中央を訴えかけるように進む平手ちゃん。
力強く何かを訴える目と「~つまらない大人は置いて行け」の歌詞に、ドキッとさせられたわけです。
彼女らと同じく、10代の青春真っ只中の少年少女に向けられた曲で、
「君の人生を誰にも左右されるな」というメッセージなのですが、
“つまらない大人”側としては、そんな純粋で鋭利な言葉と、
平手ちゃんの目線で、なにかをえぐられたのです。
AKBグループのような歌わされてる感がないというか、
センター曲だからでしょうか、平手ちゃん自身の言葉に聞こえてなおさら痛い、痛い。
でも、「彼が好き♡」「片思いつらたん♡」みたいな歌よりも、
アイドルが歌う“強い曲”が魅力的だと思うんですよね~。
死にたい、とか俺が代わりに言っとくから、若い女の子のが言うもんじゃないよ
徳利『女の子への手紙』/不明
新年早々に、欅坂46に続いてやられた1曲。
曲といっていいのか、メロウな音楽に乗せて、まさに手紙を読み上げるような朗読が続く。
この手紙の内容が、最高に中二的で共感できて、ダサくて、可愛らしくて、笑える。
「けなげで礼儀正しい女の子、幸せ掴み取れ」から始まる女の子へのエールかと思えば
4フレーズ後には、自分の「かわいい女の子」への思い出と思いがごっちゃごっちゃになる。
とにかく女の子が大好きで、かわいい女の子のこんな仕草がいい、
女の子とこんなことしたいという願望・欲望が爆発。
「チョコパイを手に取りレジへ向かう女の子がくそかわいかったので、オールオッケーよ」
とか、まったくくだらない朗読が続く中で、ふいに
「死にたい、とか俺が代わりに言っとくから、若い女の子のが言うもんじゃないよ」
と現代女子の闇に切り込みつつも、救済の手を差し伸べるメッセージが放り込まれる。
なんだ、いいこと言うじゃんこいつ。
と、裏切られつつも、のちに変わりなく続く女の子への朗読は
この時点で、もう耳に気持ちいいほどにリズミカルに入ってくる。
確かに、平手ちゃんがチョコパイ持ってレジに向かっている姿見れたら、オールオッケーですわ。
まとめ
なんでこの曲でレコ大取れなかったのか。。。というくらい話題になった、欅坂46。
一方で、たまたま音楽を漁っていた時に発見した徳利。
この対比的な2組が私の年末年始を駆け巡っていました。
さて、今年もたくさんのグッドミュージックに出会えますよーに!
隔週水曜日更新中!次回は1月25日の更新です♪
ゆとり最前線サツキの『快感フレーズは添えるだけ。』 完全筆者主観の、心地いいと思った音楽と快感フレーズをご紹介。「わかるわ~」と共感を得られる…かは分からないですが、一度聴いてみる価値ありの音楽をお届けします。