<19番>春なんてすっ飛ばして夏よこい、な3曲
こちら、静岡市駿府城周辺、4/5現在、全く桜が咲いておりません。。。
毎年、新卒を迎えるわが社では、
この時期に盛大にお花見兼新人歓迎会を行うのですが、
今年は雨予報&桜が咲いていないこともあり、延期に。
なんだかこのまま、ぶわっと桜が咲かずに、
しれっと春は過ぎて行ってしまうのではないでしょうか?
(来週からぐっと気温が上がるらしいですけどね!)
こうなったらもう春なんていい!夏よこい!
春を通り越して、夏よこい!と思っている毎日です。
そんな、夏を待ちわびるときに聴きたい、厳選3曲をお届けします。
夕べは美しい月明かりの下で 職務質問を受けたのです
Lantern Parade(ランタンパレード)『甲州街道はもう夏なのさ』/2005年
フルート?の柔らかなメインメロディーとバックで流れるボサノバっぽい曲の始まりと、
だらんとした歌声がすっと耳に入ったかと思えば
「職務質問を受けた」!?
・・・!?
実は、私も受けました、職質。(なんにもしてませんよ!!)
大学生のとき、甲州街道を先輩とドライブしているところを止められて。
このワンフレーズで、この曲(この人)に一気に!親近感が沸いたわたし。
(ほんとに、なんにもしてませんよ!!)
「変な薬をいっぱいやってるんじゃないかって、聞かれたりしました」
は、最後のフレーズ。
って、どんな歌じゃいと思ったのですが、
けだるさと含みのある歌声に、もうリピートで聞き出したら止まらない!
基本は「甲州街道はもう夏」のフレーズを繰り返しているのですが、
「潤すために乾かしたような、僕ののどが~」
とちらっと入る、夏を感じさせるフレーズがにくい。
あれ、最近上着いらないな、なんて夜の気温の高さを感じた瞬間に
聴きたくなるような1曲です。
peeeee! 飛び込み禁止のホイッスルが水圧に緩衝され遠く鳴って
クレイジーケンバンド『タオル』/2008年
もうね、夏といえばプールですよ。
水の中から聞く、そとの音って
ほわんと広がって、遠くに聞こえて、なんだか非現実的で
「あ~夏が来たな~」なんて感慨深いですよね。
あれって、ほんとに学生時代にしか味わいえない感覚だと思うのです。
ちょっと生意気なスクールガールのあの子から、借りたタオル。
甘い柔軟剤のにおいが鼻について、忘れられない。
ということでタイトルが『タオル』なんですけど。
タオルって(笑)なんて思ってましたが、
聴き込むと、やっぱりベストタイトルは『タオル』なんです。
柔軟剤のにおいって、香水よりも強く、その人のにおいと認識されると思うんですよ。
薫りとかにおいって、その時の状況や感情や風景やその人を瞬時に思い出す
すごい効果ですよね!?
というか、嗅覚と脳の記憶との関連がすごい!
高校生のあの夏の恋を思い出したいときに、おすすめの1曲です。
Base Ball Bear『BREEEEZE GIRL』/2009年
1秒で十分なんだ ディスティニー感覚
Base Ball Bearが自分たちで(歌詞の中で)申しているように、
これはもう「男の子の代表文学」なほどに、きゅんとする初恋の歌。
夏の風に吹かれた、黒髪の、透明感のある初恋の女の子は
まさに「女の子の最高傑作」!
(くぅ~こんなこと言われてみたいね~)
そんな女の子と出会った瞬間、1秒で運命とわかるんだ。
そんなときボクの心に吹いた風は、
まるで君が起こしたそよ風のようさ。
ってキラキラしずぎてまぶしい(細目)
夏の清涼感と爽快感と疾走感が最高に気持ちいい1曲です。
これを、男子高校生が自分と重ね合わせて聴いていると思うと
いいね~青春って、なんてちょっとこっちが恥ずかしくなっちゃうほどです。
ちなみに、このMVに出ているのが
フジテレビの「ユアタイム」という夜のニュース番組の
メインキャスターを務める市川紗椰。
この子のセーラー服姿が美しすぎて、ここを奪われます。
あの透明感はずるい!!
まとめ
夏よこい、なんて言いましたが、
やっぱりお花見したいですよね。。。。
週末の雨で、咲き始めた桜が散らないことを祈ります。
ゆとり最前線サツキの『快感フレーズは添えるだけ。』 完全筆者主観の、心地いいと思った音楽と快感フレーズをご紹介。「わかるわ~」と共感を得られる…かは分からないですが、一度聴いてみる価値ありの音楽をお届けします。