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womoシネマ伝道師こしあんの『ぐるぐるシネマ迷宮』 筆者だけの思い出調味料満載の懐かし作品から、あまり共感を得られないようなディープな作品まで、密かな魅力いっぱいのシネマ迷宮へようこそ。出口はたくさんあります。 ライター:こしあん

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【第20回】キングコング:髑髏島の巨神(2017年)

男気あふれるコング様の勇姿に“ハラキュン♪”

筆者:こしあん
映画・海外ドラマ、読書、お笑い、カメが大好き。特技はイントロクイズ(80年・90年代ソング限定)。
怖がりのくせにホラーとミステリーが大好きで、生まれ変わったらFBI捜査官になりたい。
休日にどれだけ家にこもっていてもまったく苦にならない超インドア派。
ゆるい解説と小学校から上達していないイラスト(ときどき)で、好きな映画を紹介していきます。

キングコング:髑髏島の巨神(2017年)

どんなヒーローよりもかっこいいぞ、キングコング!!
マーベルのヒーローが全員集合しても、コング様には勝てぬ!!
「マーベル女子」に対抗して、「コング女子」を名乗らせていただきます。

今回ご紹介するのは、3月25日より公開中の『キングコング:髑髏島の巨神』。

とにかくデカイ。デカすぎる。そして二本足で立つ。山から飛び出る。

髑髏島は常に嵐に囲まれていて、その存在を見つけられなかったという幻の島。
嵐に阻まれて船で行くことができず、ヘリで向かうことになります。
そして到着するやいなや、次々と叩き落とされるヘリ部隊にワクワク最高潮!
コング様がデカすぎて、人間目線では何が起こっているのかもわからず、あたふたあたふた。

部隊の司令官は安定のサミュエル・L・ジャクソン! またデジャヴ! この人ほど、いろんな種類の巨大生物と戦っている(そして喰われる)俳優さんは他にはいない!!
コング様のアップとサミュエル・L・ジャクソンのアップを交互に見せるところ、最高に好きです。
いつも私たちを笑わせてくれて、ありがとう、サミュエル・L・ジャクソン。
今回は、コング様に部下たちを殺されて、「絶対に許さねぇ」と執念を燃やしているのですが、コング様からみれば、勝手に入ってきて島を荒らしているんだから、やられて当然です。人間のエゴです。

2005年に公開された、『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャクソン監督による『キング・コング』は、観たような観ていないような、記憶がおぼろげだったので、本作のあとに観てみました。
……やっぱり、観てましたね。途中で思い出しました。この2005年版コングは基本的に4足歩行だし、だいぶ“ゴリラ感”がありますが、本作はダイダラボッチ的な、ゴジラ的な、神々しい存在。サブタイトルにあるように、まさに“巨神”ですね。知能もはるかに高く、崇高な雰囲気が漂います。
2005年版コングは、髑髏島の島民がコングに捧げたアン(ナオミ・ワッツ)に惚れてしまっただけの巨大なゴリラという感じでしたが、本作のコング様は、島を守っている男らしい存在。
理由もなく攻撃しているわけではないのです。
人間たちの身勝手な行動のせいで、巨大な地中生物・スカルクローラーとも戦わなければならなくなったコング様。
あぁぁぁ、男らしい。その姿に“ハラキュン♪”(ハラハラキュンキュン)であります。

見習うべきはゴリラの生き方

よく言われることですが、ゴリラと人間の差ってほんの少ししかないんだなぁと、この映画を観て実感しました。
サルのほうが近いように思えますが、ゴリラのほうが人間的な気がします……じゃないですね、人間がゴリラを見習わなければいけないのだと思います。

言葉こそ話さないものの、身振りで会話をしたり、お互いの顔をじっと見てコミュニケーションを図ったりしているそうです。仲間の死を悼んだり、人間と手話で会話ができるゴリラもいます。
サルが目を合わせることは威嚇行動になり、どちらが強いか争いが始まります。しかしゴリラは争いを好まない動物。ちょっとしたイザコザが始まってしまった場合も、メスや子どもなど弱い立場の者が仲裁に入り、争いを止めるのだそう。そうすることで両者のメンツは守られ、無駄な争いを生まないようにしているのです。
それからゴリラの群れは10~15頭前後。それ以上になると、互いの性格を熟知して信頼関係を結ぶのが難しいからで、それも人間と同じですよね。ボスはいるけれど、基本的に群れの中では平等。群れ同士はお互いが遭遇しないようにドラミングで合図をしているそうです。

「ナイフみたいに尖っては、触る者みな傷つけた」みたいなケンカはせず、勝ち負けをつけることにこだわったりしないんです。

ステキ~、ゴリラ、ステキ~♪

【今日のまとめ】

そんなゴリラの生態を踏まえて『キングコング:髑髏島の巨神』を観ると、コング様の心の痛みが伝わってくるかと思います。
巨大生物が暮らす髑髏島を通して、環境破壊や戦争などへのメッセージを、押しつけがましくなくサラっと描いているところも好感が持てます。
監督が日本のアニメ・ゲーム・映画などが大好きなオタクだそうで、随所に日本作品へのオマージュが散りばめられているのも嬉しいところです。

とはいえ、見たことのない気味の悪い巨大生物がウジャウジャ出てくるので、初めてイナゴを食べさせられた時のような顔をずっとしてしまいましたが……。

コング様の凛々しさに惚れてしまうこと、間違いなし!

♪それでもいいわ~ 近頃少し
 人間の男に飽きたところよ♪

ピンクレディの「UFO」にのせて歌ってみました。
ヤングな人は、お母さんに聞いてみてください。
きっと、フリ付きでノリノリで歌ってくれるはずです。

それから、これ重要!!
エンドロールの後に、次回作への伏線と思われるお楽しみシーンがあるので、最後まで見逃さないように!!!


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■キングコング:髑髏島の巨神(2017年)
監督:ジョーダン・ボート=ロバーツ
出演:トム・ヒドルストン、ブリー・ラーソン

【公式HP】

(C)2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., LEGENDARY PICTURES PRODUCTIONS, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED

隔週水曜更新。次回の更新は4/26(水)です。

2017/4/12

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