【舞台挨拶レポート】シシド・カフカさんが生歌を披露! ディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』
映画『リメンバー・ミー』の日本語版エンドソングを担当し、声優としても参加されたシシド・カフカさんが来静!
2018年3月16日(金)から全国公開予定のディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』。先日発表された第90回アカデミー賞では歌曲賞(主題歌賞)と長編アニメーション賞の2部門を受賞し、日本公開前から大注目の作品です。3月6日(火)にシネシティザートで開催された試写会ではシシド・カフカさんが登場。映画上映後に舞台挨拶が行われ、『リメンバー・ミー』の日本語版エンドソングを歌ってくださいました!
Q 実際にリメンバーミーをご覧になってどうでしたか?
【シシド・カフカさん(以下:シシド)】
とにかく何よりも心があたたまる映画だったので、すごく優しい気持ちで映画館を後にできたのが印象的でした。
Q シシド・カフカさんはメキシコの出身。この映画の舞台もメキシコですが、故郷を思い出すようなシーンはありましたか?
【シシド】
〈死者の日〉を経験できていれば完璧だったのですが、私の住んでいた街はそのような風習はなかったようで、それを経験できていなかったのが残念でした。冒頭の切り絵のシーンで、馬かポニーがパーンと上からぶら下がっていたところがあるのですが、それはピニャータ(※)と言って、メキシコの誕生日会でやる催しなんですが、お菓子がたくさん詰まったものを子どもたちがたたいて、破れて落ちてきたお菓子をいっせいに拾う。それを私も幼少期にやっていたので、そこがすごく懐かしく感じました。
※ピニャータ……メキシコや中・南米の国の子どものお祭り(誕生日会など)に使われる、中にお菓子やおもちゃなどを詰めた紙製のくす玉人形のこと
Q 映画の中でミゲルのライバルとして登場する演奏グループ、ロス・チャチャラコスのメンバーの声優に挑戦されています。初めての声優とお聞きしましたがいかがでしたか?
【シシド】
面白かったですね。演技の仕事はさせていただいてますが、自分自身が映らないで声だけで演技をすることは初めてだったのですごく面白かったです。ホントに一言だけでしたけど。
Q 実際に完成した作品を見てどうでしたか?
【シシド】
ハラハラでしたね(笑)。もう全然、素直に見られなかったので、何回か見て慣らしてから評価をしたいと思います。
Q アカデミー賞の主題歌賞を受賞された『リメンバー・ミー』の日本語版エンドソングを歌われていますが、オファーが来た時のお気持ちはどうでしたか?
【シシド】
驚きです。自分自身にまさか白羽の矢が立つとは思っていなかったですし、ずっと音楽活動をやっていても一生に一度あるかないかのチャンスだと思うので、光栄に思っています。
Q シシドさん自身はディズニー/ピクサーの作品はお好きですか?
【シシド】
そうですね。実際に小さな時からずーーーっと見てきたものなので、その世界の中に自分自身の歌声を混ぜてもらえるというのは本当に光栄なことです。
Q 夢が叶ったと言ってもいいのでは?
【シシド】
恐れ多くて、夢の世界のような出来事が起こっているなと思っています。
Q みなさんの前で歌われてどうでしたか?
【シシド】
みなさんが映画を見た後と言うことで、いろいろ想像しながら後ろにいたんですが、自分自身も家族のことを考えてしまって、いつも以上に気持ちが高ぶりながら歌いました。
試写会には静岡デザイン専門学校の生徒さんが参加。フラワーデザインを勉強している生徒さんが、『リメンバー・ミー』をイメージして作ったという花束を、シシドさんにプレゼントされました。
シシドさんが歌う『リメンバー・ミー』を聴いていると、映画のシーンがよみがえり、さらにあたたかい気持ちに……。
この春一番“家族に会いたくなる”映画。
ぜひ劇場で、透明感のあるシシドさんの歌声と共に、映画『リメンバー・ミー』の世界を堪能してください。
▼映画の感想はコチラ
---------------------------------------------
『リメンバー・ミー』
同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』
2018年3月16日(金) 全国公開