私のアート心を開花させたのは「Chim↑Pom」との出合いから

大学時代、当時国分寺に住んでいてほんとうにダメ大学生代表みたいな生活を送ってたんだけど、その日も深夜というかもう朝方のバイト帰り、駅の近くのコンビニでプリンを選んでて、あーもう明日の一限目は行かなくていいかなーと思っていた時だった。


「おねーさん、ちょっと時間ありますか？」


振り向くとフツーの出で立ちのきれいな顔したお兄さん。
プリンを楽しそうに選んでいたからという理由で声をかけてきたらしい。


話を聞いていると（当時は若さゆえに警戒心は皆無でした笑）その人、職業が「chim↑pom（チンポム）」という現代アート集団。聞きなれない職業な上にチンポム…そもそもそれって職業なの？怪しい！怪しすぎるよ！


言ってることがよくわかんないんだけど、当時はiphoneもないしググれないからわけわかんないながらも今はお兄さんの言ってることを「ふんふん」と聞いてるしかない。


現代アート集団はどんな作品を創っているのか聞いてみると、渋谷の野良ネズミを捕まえてはく製にしてピカチュウにしたりとか、渋谷の空にカラスを集めまくったりとか。
最初の代表作は、Chim↑Pomの女性メンバー・エリイが、他の5人の男性メンバーの一気コールにのってノリノリでピンクの液体を飲み、そしてピンクのゲロをを吐き続けるという、その名も『ERIGERO』。


とにかくパフォーマンスが派手で一般人の私には理解不能(笑)。でもこれがいわゆる現代アートといわれるものなのか…！！と衝撃を受けた記憶がある。

私のアートセンサーにひっかかったもの最近編。

今回のアート特集は、こんな突き抜けたアートもよいけれど、もっと気軽にアート感じていこうぜ、自分の中のアート心を呼び覚まそうぜってもの。


美術館に行かなくたって、日常の視点を変えると意外といろんなところにアートが転がっているものなんです。


アートに鈍感なわたしだって、日常でこんなアートに出合ってますよー。

今年の初夏、リゾナーレ熱海にお邪魔した際に見つけた作品。なんとこれ、ぜんぶ貝！貝に描かれたアート作品。

同じくリゾナーレ熱海に飾られていた作品。これはなんだろう？豆アート？けっこう好きな感じ。

これは栃木県宇都宮市の大谷資料館に行った時に撮った壁。幻想的な空間はまさにラビリンス～

伊久美やまゆりで開催された野外音楽イベントでのライブペイント。

シンプルな床にシンプルな一言。心に響くっす。

肉山さんオープンおめでとうございます！

と、まぁなんてことないわたしの日常なんですけど、いろいろなアートが隠れてましたね。


インスタ映えとか意識してると、その『映えスポット』がアートだったなんてことも多いのでは…？
これからも自分なりのアートを見つけては写真に収めてニヤニヤしようと思いまーす。

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