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<その2>力仕事以外でも活躍!“災害ボランティア”とは?

23年前に起きた阪神大震災をきっかけに、1月17日は「防災とボランティアの日」、1月15日から1月21日までを「防災とボランティア週間」と定められたのを知っていますか? そこで今回は災害ボランティアについて、静岡市役所の市民自治推進課の方と、実際にボランティアを体験した方に話を聞いてみました。

災害ボランティアは力仕事だけじゃない

災害が起きてしまった時、テレビで被害の報道を見る度に心が痛みます。そして同時に、災害ボランティアに志願する人の多さに驚きます。【私にもできることがあるのでは?と思う反面、力仕事が自分にできるのだろうか?】と尻込みしてしまい、まだ参加をしたことがありません。気になって静岡市市民自治推進課の方に聞いてみると、実は力仕事以外のボランティアも多いとのこと。そこで実際に活動をした方に話を聞いてみました。お話を聞いたのは、静岡県立大学の森 藍香さん。「災害ボランティアに参加しようと思ったきっかけは東日本大震災の時。友人が東北に住む家族と連絡が取れないと憔悴していく姿を見て、他人事とはないと感じました。それから7年後、広島の水害の時に初めてボランティアに参加しました」

不安や不満を聞くこともボランティアの仕事

被災された方のお話を聞くことも大切

静岡県ボランティア協会を通じて現地に行った森さんの活動内容は、被災者に向き合って話を聞くこと。被災地では、日々ままならない生活に直面し、不安や不満を抱える方が多いそうです。「仮設住宅にいると塞ぎ込んでしまうから、人と話すだけで楽しくなる」と言ってもらえたのが印象的だったといいます。


ボランティア同士の絆も生まれます

「土砂や瓦礫の片付けだけが復興ではありません。被災者に寄り添い、心の支援をすることも大切だと思います」と森さん。私もまず始めの一歩として、ボランティアの情報を集めることから始めてみようと思いました。

ボランティアに参加したいと思ったら何をすればいい?

□ 静岡市社会福祉協議会の
  ボランティアセンターに問い合わせてみよう

電話(月〜金 8:30〜17:15)

054-254-6330

□ 「ここからネット」で  ボランティア情報を検索
※災害ボランティアとして赴く前に、被災地の災害ボランティアセンターの状況を確認しよう

「ここからネット」はこちら

【筆者/まめ吉】
編集スタッフ。「頭の中にある知識は、誰にも取られない財産」という言葉が大好き。知って助かる情報や楽しい情報は、とりあえず吸収して拡散するのがモットー。

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更新日:2020/4/13

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