【Woman's File】静岡トヨペット営業推進部大村菜摘さん

★特別編★ 働く女性の魅力に迫る『Woman's File』。womo2月号掲載の女性をご紹介

大村菜摘さんにインタビュー

静岡トヨペット営業推進部大村菜摘さん

島田市生まれ。短期大学卒業後、静岡トヨペット株式会社に入社。人事や保険業務を担当した後、2012年10月よりおよそ1年7か月の産休・育休を取得。現在は、営業推進部に所属し、営業現場のフォロー業務を担当。さらに、4歳の息子を育てながら、キッズクラブSKIPのプロジェクトメンバーとして活躍している。

自動車販売会社としての在り方を根本的に変えていく

「SKIP」は0歳～12歳（小学校卒業まで）のこどもを対象とした静岡トヨペットの会員制キッズクラブです。昨年7月からスタートし、静岡県内で現在約8000人の会員様がいます。「SKIP」は、Smile（笑顔）・Kids（こども）・Imagination（創造）・Place（場所）の頭文字。自動車販売会社としての垣根を越えて、静岡県内のこどもたちにとって、“笑顔”があふれ、幸せが“創造”できる場所でありたいという願いが込められており、こどもたちが思わず笑顔でスキップしたくなるような、楽しいイベントを開催しています。「学び」と「遊び」の場として創造力を育むキッズ向けワークショップを中心に、リアル宝探し「キラキラ探検隊」や、間近で音楽に触れ演奏体験もできる「プレミアムコンサートfor Kids」、自然と接する「キャンプフェスタ」など、こどもたちが本物に触れ、創造・感動・発見をする場を提供しています。地域の人や企業と連携した企画なども行いながら、学校帰りのこどもたちが遊んだり宿題をしていたりするような、まさに“「学び」と「遊び」の場”という存在を目指しています。

プレミアムコンサートの様子

自身の子育てを経て見つけた、「SKIP」で実現したいこと

私は4歳の息子を育てながら働いています。子育てはとても大変ですが、仕事も家事も育児も気持ちに余裕を持つことを心がけています。余裕がなくなるとついつい怒ることが増えたり、イライラしたりして、気持ちが荒んで笑顔でいることが困難に。お母さんが笑顔でいることが家庭の幸せにつながると、私自身が強く感じているので、気持ちのバランスは最重要項目です。私もそうですが、仕事をしているとお母さん同士のつながりが希薄になりがちです。でもこの「SKIP」を通して、お母さんたちがつながってくれたら……。悩みが解決しなくても、気軽に話せる人がそこにいて、共感してくれれば、またがんばろうと思えるはず。そんな場所を「SKIP」がつくれたらいいなと思っています。「SKIP」では、お母さん向けのワークショップも開催していますが、参加したお母さんからは「自分だけの時間を過ごせたことが貴重だった」と喜ばれています。日々忙しいお母さんにこそ、リフレッシュ時間が必要で、それがお母さんの笑顔につながるのだと、同じ母親として感じています。お母さんの切なる願いであるこどもたちの幸せを、「SKIP」とともに実現していきたいと思っています。