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家づくりのスペシャリストさん、教えて!憧れのマイホーム入門 Vol.2

いつかは建てたいマイホーム。「私はまだまだ…。」という人も、知識だけは頭に入れておいて損はないのでは。さまざまな家づくりの相談を受けてきたイエタテ相談カウンターの河村さんに、家づくりの進め方を教えてもらいました!

イエタテ相談カウンターアドバイザー/河村 沙央里さん

初めての家づくりを成功させるためには準備が必要です。少しずつ知識を身につけて、理想の家を実現しましょう!

イエタテ相談カウンター専任アドバイザーとして、日々お客様の相談に乗りながら、家づくりについての知識を深めている。2015年に宅地建物取引士、2018年に住宅ローンアドバイザーの資格を取得。


【STEP3】家の性能や特徴を知ろう!

必要な情報を効率よくゲット

家族の意見がある程度まとまったら、それを実現するにはどのような住宅性能や工法がいいのか、情報を集めましょう。

①インターネット
各社ホームページをはじめ、比較検討できる家づくりのポータルサイトやSNSなど。

②住宅雑誌・情報誌
最近建築された家の写真や間取りを豊富に掲載。家全体の雰囲気を掴みやすい。

③相談窓口・紹介所
「イエタテ相談カウンター」もその一つ。どの会社にお願いすべきかわからない時にも。

④モデルハウス・完成見学会
実際に建設された住宅で、写真を見ただけではわからない、住み心地を体感できる。

⑤知人の体験談
身近に家を建てた人がいれば、こだわったポイントや、反省点などを聞いてみよう。

住宅性能の知識を持とう

住宅性能とは「断熱性」「気密性」「省エネ性」をはじめ「耐震性」や「耐火性」、柱や土台などの「耐久性」などのこと。年々進化しているので、最新の情報をチェックして。

工法の特徴を知ろう

家の躯体(骨組み)をつくる方法のことを「工法」といいます。大きく分けると下の表のような種類があります。それぞれのメリット、デメリットを知り、好みの工法を選ぼう。

【STEP4】損しないためのお金の知識

家づくりにかかる費用とは?

住宅の広告には「坪単価○万円」と書かれているため、床面積に単価をかけた金額で家が持てると思っている人がいますが、これは大きな間違い。下の図のように、家づくりにかかる費用は大きく分けて3つあります。「本体工事費」は、前述の坪単価を表したもの。「別途工事費」は、外構や屋外の水道・ガスなどの工事費や必要なら地盤改良費など。状況に応じて発生するので、予想外の出費に驚くことも。諸経費」は、住宅ローンを組む際の手数料や地鎮祭・上棟式の費用、火災保険など。これに加え、土地か
ら買う場合には土地代がプラスされます。入居後には税金(不動産取得税、固定資産税、都市計画税)などもかかることを覚えておきましょう。

税金の特別措置

図1でも説明したように、家づくりの費用として考えておかなくてはいけない税金。しかし住宅取得を支援する様々な特例措置があるので、上手に活用しましょう。

●住宅ローン減税

住宅ローンを借り入れて住宅を取得する際、取得者の金利負担を図る制度。毎年末の住宅ローン残高又は住宅の取得対価のうちいずれか少ない方の金額の1%が10年間所得税の額から控除される。令和2年
12月31 日までに入居した場合は控除期間が3年延長される。

●すまい給付金

住宅取得者へ、収入に応じ最大50万円が給付される制度。前述の住宅ローン減税は所得税から控除する仕組みで、収入が低いほど効果が小さいため、こちらで補う。収入が一定以下であるなど、条件があります。

公的補助制度を賢く活用

国、都道府県、市区町村では、家づくりを支援するために各種の補助金制度を用意。利用するとしないとでは家づくりにかかる負担も変わってきます。各自治体のホームページなどで調べてみましょう。

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更新日:2020/7/22

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