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【キャトルエピスチョコレート(quatre epice chocolate)静岡店】人気洋菓子店「キャトルエピス」がチョコレート専門店を10/2(金)にオープン

静岡市清水区天神にある「キャトルエピス(quatre epice)静岡店」。数年前からチョコレート製造を開始していたが、カカオ豆からチョコレートになるまでの全工程を一つの工房で行う「ビーントゥーバー」を2019年からスタート。ケーキと一緒に販売していたが、静岡店に隣接する形でチョコレート専門店をオープンした。進化し続ける「キャトルエピス(quatre epice)」のオーナー・藁科さんにお話を伺った。

10/2(金)OPEN! 洋菓子・清水「キャトルエピスチョコレート(quatre epice chocolate)静岡店」

「ビーントゥーバー」でチョコレートをつくる「キャトルエピスチョコレート(quatre epice chocolate)静岡店」

約19年ほど前に富士宮にオープンした「キャトルエピス」。その後、富士宮から富士に移り、13年ほど前に清水にお店をオープン。靜岡縣護國神社で春秋に開催される「ARTS&CRAFT 静岡手創り市」など、県内有数のイベントに出店し、その人気はとどまることを知らない。基本を守りつつも、季節のフルーツをふんだんに使ったり、ちょっと意外な組み合わせの食材とコラボしたり、見た目も味も常に進化しているケーキや焼き菓子の数々。木とコンクリートのアンティークな雰囲気と、器などの作家作品が並ぶ店内は、不思議と落ち着き、カフェ時間を過ごしたいと平日・休日問わず、多くのお客さんが訪れるお店だ。

テラス席だった場所を工事し始めたのはいつの頃だっただろうか。「チョコレート専門店をオープンします」の張り紙に「キャトルエピス」へ訪れる人も関心を寄せていたに違いない。
2018年にバレンタインのコラボショコラを企画させてもらったご縁もあり、今回の新店オープンに先立ち、忙しい合間の中、オーナーの藁科さんにお話を伺った。

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キャトルエピスチョコレート、静岡市清水区

「キャトルエピスチョコレート(quatre epice chocolate)静岡店」は遊びゴコロとこだわりが詰まった商品を展開

「キャトルエピス 静岡店」の店内に入ると左手に、金曜〜日曜だけオープンする「キャトルエピスチョコレート 静岡店」がある。中に入ると「キャトルエピス 静岡店」とはまた少し雰囲気が違う。フレンチシックなアンティークの丸いライトがかわいい。
「球体が好きなんです。プレオープンの日・2020年10月1日は満月の日。球体を意識してるんです」とまるで秘密を打ち明ける少年のように藁科さんは笑う。そう聞いて店内を見回してみると、あちらこちらに丸を意識した商品が目に入る。

もう一つ気になったのは、北海道の民芸品として知られる「木彫りの熊」があちらこちらに飾られていること。フランスのアンティークの雰囲気の中、鮭をくわえた熊はなんだか笑いを誘う。「動きが欲しいかなと思って。なんとなく集まっちゃいました」。そんな熊をかわいくデフォルメしたのが、「くろくま」2800円のチョコレート。おなかの中にアーモンドチョコレートが入ったくいしんぼうのくま、だそう。これも“まんまる”していてかわいい。他にも、「ありがとう」「大好き」などのメッセージが書かれたペロペロキャンディー風の「ペロチョコ」400〜450円も。「遊びゴコロがあるものを用意したくて。チョコレートはプレゼントにもなり得るもの。贈り物の際に使ってもらえたらと考えています」。

キャトルエピスチョコレート、静岡市清水区

「キャトルエピスチョコレート(quatre epice chocolate)静岡店」のチョコレートは宝石のようにかわいい!

「キャトルエピスチョコレート 静岡店」のショーケースに並ぶケーキは、すべて生チョコレートのケーキ。おめかしされたケーキたちは、オブジェとして飾っていたくなるようなかわいさだ。
「宝石のようにしたいなと思って。お持ち帰り用のパッケージもそれに合わせたデザインにしてあります。ケーキは大き過ぎるとたくさん食べられないので、少し小さめにしつつ、上質な仕上がりにしています」。
たしかにチョコレートケーキは「ちょっと重くて苦手」という人もいるかもしれない。そんな人にも食べやすいサイズ。ちなみにこのチョコレートケーキは、「キャトルエピス 静岡店」のカフェでもいただくことができる。ただお皿に盛るだけではなく、ちょっと贅沢なプレートにデコレーションしてくれるそうなので、楽しみにしたい。お皿は藁科さんが好きな作家さんに半年かけて制作をお願いしたこだわりのお皿。藁科さんの想いが詰まったプレート、ぜひカフェでいただいてみてほしい。

その他にも、ビターチョコレートやミルクチョコレートのソフトクリーム、カカオティー、オリーブの実にチョコレートをかけたもの、カカオのプリンなど、さまざまなチョコレート商品が所狭しと並んでいる。

キャトルエピスチョコレート、静岡市清水区

「キャトルエピスチョコレート(quatre epice chocolate)静岡店」は常に進化し続けるお店

もともと「キャトルエピス」がチョコレートの製造を本格的にスタートしたのは2017年。当時はチョコレートの原料を仕入れ、提供していたという。2017年8月には富士店の隣にチョコレート専門店「アトリエショコラ」をオープン(現在はお休み中)。コース料理のようにスイーツを楽しんでもらう会「アトリエデセール」をスタートし、目の前でお菓子ができあがるライブ感を楽しんでもらっていた(こちらも現在はお休み中)。
「普段はお客さんと接することはあまり多くなく、できあがったケーキを味わってもらうのみでした。我が家でお菓子の教室を開くような感覚で、お客さんと近い距離で対話できる場所として『アトリエデセール』を開いていました。お菓子のストーリーを伝えられたらと思って。ただチョコレートのことを話すとき、思った以上に自分がチョコレートそのもののことをわかってないと気づいたんです。チョコレートがどういうものなのかをもっとお客さんに伝えられるようになりたい。そう考えたとき、『ビーントゥーバー』をしようと思ったんです」。こうして2019年に「ビーントゥーバー」のチョコレートに切り替えたそうだ。

「一つのところに留まりたくはないんです。常に変わり続けていきたい。これで完成というものはないと思うんです。つくってはそれを打ち壊し、また新しいものを生み出していきたい」と話す。進化し続けるのが「キャトルエピス」の魅力の一つなのだろう。
チョコ好きにはたまらない、こだわりいっぱいの「キャトルエピスチョコレート」、そのチョコレートの数々とワクワクする世界観をぜひ体感して。

【MENU】
●生チョコレートのケーキ……430円〜
●プリン……350円
●産地別チョコレート……1100円〜
●ボンボンチョコレート……1個230円〜
●チョコレートのフィナンシェ……220円
●チョコレートのソフトクリーム……450円
●カカオティー(茶葉)……600円
●オリーブチョコレート……1000円
※テイクアウトのほか、ケーキなどはキャトルエピス店内でイートインが可能

「キャトルエピスチョコレート 静岡店」の詳細はwomo店舗ページをチェック

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静岡市清水区

キャトルエピスチョコレート 静岡店

洋菓子店「キャトルエピス」が手掛けるチョコレート専門店

更新日:2020/10/13
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