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【ニシカ(nicica)】[2/2] 古民家を改装した、ここにしかない「もの」「ひと」との出会いの場が藤枝・蓮華寺池公園近くに2020/11/14(土)にオープン

藤枝・蓮華寺池公園の近くにオープンした、古民家を再生した複合施設「ニシカ(nicica)」。「一箱本や はこぶっく」「衣食住のセレクトショップ ソルネ(Solne)」「セルフケアラボ グリーンハウス」「はかりうりトイトウ(toi tou)」「低糖質おやつとコーヒー ロッコ(Locco)」のうち、今回は「衣食住のセレクトショップ ソルネ(Solne)」「一箱本や はこぶっく」「セルフケアラボ グリーンハウス」をご紹介。

藤枝、ニシカ、古民家

【ニシカ(nicica)】[1/2]の記事はこちら


11/14(土)OPEN! ショップ・藤枝「ニシカ(nicica)」

「ニシカ(nicica)」はみんなの楽しい気持ちでできた新しいコミュニティの場所

「ニシカ(nicica)」に取材に訪れたのは平日の午前中。来店されるお客さんは女性客や年配のご夫婦が多い印象。大人向けの空間かと思いきや、子どもサイズの椅子や絵本が置いてあったりする。「休日や平日も午後になると、お子さんを連れたお母さんも多いですよ」と教えてくれる。藤枝の街のリノベーション活動を行なっている「一般社団法人 SACLABO(サクラボ)」の想いに共感した「ニシカ(nicica)」の建物の大家である石田さんは「ここは楽しい気持ちであふれている場所。私たちはもう年だけれども、みんなが楽しくやってくれたらと思って『SACLABO(サクラボ)』さんにこの場所を委ねた」と話す。近くに蓮華寺池公園があるけれども、ここもまた公園のような居場所。子どもたちが遊んだり、本を読んだりしながら過ごす傍らで、お母さんたちは「低糖質おやつとコーヒー ロッコ(Locco)」で淹れてもらったコーヒーを片手にのんびり過ごす。古民家ならではのゆったりとした空気感が流れるのんびりした場所。ここに集った知らない誰かとも、世間話をするうちに自然と知り合いになれそうだ。

藤枝、ニシカ、ソルネ

「衣食住のセレクトショップ ソルネ(Solne)」で手仕事から生まれる商品や古道具に出会う

「衣食住のセレクトショップ ソルネ(Solne)」では、オーナーの齋藤さん自身が共感できる作品をつくる、作家の商品を取り扱う。東京や大阪の百貨店等でも展示販売会を行っている、藤枝で活動するファッションブランド「シゼンデザイン(SHIZEN DESIGN)」の服や、同じく藤枝で活動するジュエリーデザイナー「ソリッソフェリーチェ(sorriso felice)」、「シナージュ(Synage)」の藤枝産無農薬ベルガモットのフローラルウォーターといった地元の作家も多い。中には、海外でも高い評価を得ている輪島の塗師・赤木明登さんの作品も。「勇気を出してコンタクトをとってみたら、お取り扱いさせていただけることになって」と嬉しそうに話してくれた。棚に飾られた美しい漆器は、目を惹く存在。手仕事から生まれる伝統工芸の美しさを目からも楽しませてくれる。また、「ニシカ(nicica)」の雰囲気にしっくりと馴染んでいる机やテーブルなどの古道具も販売。暮らしの中にそっと連れて帰りたくなるようなものとの、あたたかな出会いがありそうだ。
以前は自宅の一角を使い「ソルネ(Solne)」を時々オープンしていたが、今回、縁を得て「ニシカ(nicica)」に入ることになったという。
「蓮華寺池公園の近くにある『マツウラコーヒー』さんでコーヒーを飲んでいたら、本当に偶然に『ニシカ(nicica)』に関わる方々と知り合う機会を得たんです。はじめは『一箱本や はこぶっく』の店番をする人がいないからということで、お役に立てるなら、という気持ちで手を挙げました」
はこぶっくの店番をしているうちに「ニシカ(nicica)」を企画した「SACLABO(サクラボ)」の渡村マイさんから、「セレクトショップをやっているのなら、ここでもやればいいじゃない!」と声をかけられ、「ソルネ(Solne)」を「ニシカ(nicica)」で始めることに。

藤枝、ニシカ、はこぶっく

「一箱本や はこぶっく」で本を通じて人と人とがつながる場に

「ニシカ(nicica)」の正面入り口から入って左側のスペースには、たくさんの本箱が並ぶ。ここでは誰でも本箱をレンタルし、小さな一箱本屋のオーナーになることができる。自分のおすすめの本を置き、貸し出しや販売をすることが可能。もちろん「ニシカ(nicica)」内で閲覧もできるそう。オーナーの個性がぎゅっと詰まった本箱は、まるでその人の頭の中をのぞいているような感覚をもたらしてくれる。本を置いているのは、主婦や会社員をはじめ、造園屋、焼菓子屋、作家、教師などさまざま。顔を知らない誰かの趣味・好きなものに触れることで、自分自身も豊かになれるような気がする。
本棚を見ていると「一箱本や はこぶっく」の管理人でもあり、「衣食住のセレクトショップ ソルネ(Solne)」のオーナーでもある齋藤さんが本棚を案内してくれる。本や置いてあるものを通じて、その方自身の紹介をしてくれることも。本を通して、人と人がつながる新しい取り組み。「ニシカ(nicica)」の「ここ“にしか”ないものとの出会い。ここ“にしか”ない人との出会い」を楽しませてくれる。

藤枝、ニシカ、セルフケアラボ グリーンハウス

「セルフケアラボ グリーンハウス」で自分の気を整え心身ともにラクに

「ニシカ(nicica)」の2階へ上がった右側の部屋には、「セルフケアラボ グリーンハウス」があり、やさしくてふんわりとした雰囲気の岡部さんが出迎えてくれた。岡部さんは、癒しの音響楽器と呼ばれる「シンキング・リン」や、ハーブ、呼吸法、姿勢改善、さとう式、気功など、さまざまな癒しに関わることを学んできたという。街で生活していると、仕事に家庭にと疲れることも多く、気づかないうちにストレスを溜め込んでしまっていることも多い。人の顔色ばかりをうかがう生活をしていると、気持ちが外を向いてしまい、自分を大切にすることを忘れてしまう。
「セルフケアラボ グリーンハウス」は、そんな心の課題に向き合うカウンセリングを行なってくれるところ。学校生活に悩む中学生・高校生から、緊張でからだが硬くなってしまった中高年の方など、さまざまな人が訪れるそう。岡部さんと話しているだけで心の緊張がラクになりそうだ。
※カウンセリングは要予約(1日1組限定)

各店の詳細はwomo店舗ページをチェック

「衣食住のセレクトショップ ソルネ(Solne)」

「一箱本や はこぶっく」

「セルフケアラボ グリーンハウス」

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更新日:2021/2/25
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