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星野リゾート代表・星野佳路さんに聞く!新しい時代の地元・静岡旅とは?[宿泊プレゼント企画 応募キーワードA]

新型コロナウイルスにより全世界が"変化"を求められ、気軽に旅行やお出掛けができなくなって約1年。静岡県内の観光業も多くが影響を受けました。そんな中、観光界の第一人者「星野リゾート」はどのような"変化"を遂げたのか? womo編集部が代表・星野佳路さんにインタビューしてきました。キーワードA~Eをあつめて応募すると「星野リゾート リゾナーレ熱海」宿泊券があたるプレゼント企画も実施。最後のコラムまでお見逃しなく!

星野リゾート代表・星野佳路さんへwomo編集部がインタビュー!

【Q1】世界中で“変化”を求められた1年、星野リゾートの"変化"によって生まれたこととは?

ものごとの本質について考えさせられる機会が多かった1年。観光業において“は痛手”と言えるできごとだと思うのですが、そんな中、発想の転換や、本質を今一度見つめ直した結果誕生した新しい価値・サービスはありましたか?

【A1】ゲストが真に求めていることを追求した「新ノーマルビュッフェ」の誕生

2020年の5月1日以降、感染リスクを考慮して星野リゾートでは全施設ビュッフェ形式の食事提供を中止、セットメニューに変更しました。
同じ頃、全国のほとんどのホテルやレストランで同様の判断がされていましたが、5月にリモートで開催した総支配人会議で予約センターのスタッフから、「お客さまはビュッフェの中止ではなく、安全対策をしたビュッフェを望んでいる」と感じてブッフェの再開を提案してきました。
最初に聞いたときは驚きましたが、そのスタッフが「ビュッフェを再開したら絶対に喜ばれる」と強い自信を持っていたので「コロナ禍でも安心して楽しめるビュッフェはできないか」と新たなプロジェクトが動き出しました。
人が触れるものには抗ウイルス抗菌効果のあるナノコーティングをするなど、3密回避と衛生管理を徹底した「新ノーマルビュッフェ」として再開し、お客さまからの反応も手ごたえを感じることができました。

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リゾナーレ熱海「新ノーマルブッフェ」について


【Q2】星野リゾートが提案する新しい旅の楽しみ方とは?

星野リゾートが提案するご近所旅行「マイクロツーリズム」。“知ってそうで知らない地元の魅力”を再発見できる面白さがあるかと思います。
実際に「マイクロツーリズム」を利用されたゲストの評判や、ともにマイクロツーリズムを盛り上げる地元民の声はいかがでしょう?

【A2】"旅の目的"に立ち返ったシンプルな喜び

コロナ前はどちらかというと遠方からの集客に力を入れ、インバウンドなどを意識した集客戦略も立てていましたが、コロナになって改めて旅の本質が問われ、旅に求める内容がシンプルになったと感じています。
忙しい日常や追われる家事などからひととき解放され、いつもより豪華な食事を家族との会話と共に楽しみ、日ごろの疲労を癒す滞在。もともと日本にはそういう旅行者の素地があったことを今回再発見しました。
実際のマイクロツーリズムを利用いただいているゲストも休息を求めてお越しいただいているという実感があります。

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「界 伊東」では、日本庭園を眺めながら足湯に浸かってくつろげる


【Q3】あえて地元を旅する―― 楽しみ方のポイントとは?

コロナ禍以前、旅行というと海外や国内の人気観光地など、"地元から離れて非日常を味わいたい"というニーズが高かったと思います。
生まれ育った地域やまちに”あえて泊まりに行く”ということで、星野リゾートならではの“行きたい!”と思わせる仕掛けや工夫を教えてください。

【A3】既知の魅力も星野リゾートならではのアイディアで「知らなかった!」に

例えば、温泉旅館ブランド「界」の「界 遠州」(静岡県浜松市)では、浜松名物のウナギ料理を出していますが、浜松のお客さまにとってウナギはまったく珍しくありません。
せっかく温泉旅館に宿泊していただくという滞在の中で非日常を体験してもらうために、アボカドを使ったウナギ料理を開発するなど身近な食材でも新しさを感じてもらうために工夫して提供しています。
各施設で地元の方に馴染みがありながらも新たな発見となるようなサービスの提供やイベントを企画しています。

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温泉旅館「界 遠州」の夕食の先付けにアボカドを使ったウナギ料理


【Q4】静岡県内の星野リゾート施設の特長は?

各県や地域の魅力や特色を活かした運営をされている星野リゾート。静岡県内の施設において、星野さんご自身が感じている静岡の魅力や他県にないポイントはありますか?

【A4】豊かな観光資源が生み出す、まったく異なる4つの魅力

静岡県で星野リゾートは4施設運営していますが、それぞれテーマとしていることは異なります。
「界 遠州」であればお茶やうなぎ、「界 伊東」であれば源泉かけ流しの温泉や花、「界 アンジン」では船旅、そして「リゾナーレ熱海」では海をテーマにしていますが、同じ県内で施設を展開してこれだけバラエティに富んだテーマを提供できるのは、観光資源が豊富な静岡ならではだと感じています。
また、東京や名古屋などの大都市圏からのアクセスも良いという意味で、静岡県の観光競争力は高く、今後も日本の観光の代表エリアとして注目されると考えています。

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船にまつわるアートワークを施した「界 アンジン」の客室


【Q5】womo読者へメッセージ

最後に、このコラムを読んでくれたwomo読者へメッセージをお願いします。

【A5】地域を知ることで地元に還元を

静岡県内で運営する各施設は、コロナ禍でさまざまな新たなサービスが生まれましたし、地域を深く知ることが、施設を強くするということも実感しました。
今後も静岡県内のさまざまな観光資源を磨きながら、地域の方々に支持される施設を目指していきます。

星野リゾートからwomo読者にスペシャルプレゼント

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今回のインタビューを記念して、星野リゾートからwomo読者に静岡県熱海市にある「星野リゾート リゾナーレ熱海」1泊2日の宿泊券を2人1組にプレゼント!

応募キーワードはA~Eの5つ。
「星野リゾート」施設紹介コラムの下部に応募キーワードが隠されているので、5つすべてチェックして応募を。

紹介コラムはランダムに公開されるので、毎日Web「womo」をチェックして、キーワードをメモしておくのがおすすめ。
応募の詳細は5本目のコラムで!
※最後の5本目のコラムは4月上旬までに公開予定
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マイクロツーリズム

キーワードAは「マイクロツーリズム」。 星野リゾートが提案する地元再発見旅で、地元愛をさらに深めてみては。

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公開日は秘密・アップをお楽しみに

更新日:2021/3/11

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