静岡女性は「お茶」をどのくらい飲んでいる?「お茶」にまつわるリアルなライフスタイルをリサーチ
[ womo静岡総研 ] アンケートから読み解くみんなのリアル! 仕事や恋愛、家事・育児、人間関係、マネープラン、人生設計 etc オン・オフをうまく切り替えながら日々暮らす読者の実態をwomo編集部が調査。アンケートにより明るみになったみんなの本音を大公開。
【今回のテーマ】womo読者は地元の名産「お茶」についてどう考える?
「お茶」の生産量日本一を誇る静岡。その美味しさや健康効果で海外から注目を集める一方、わたしたちの生活では、いったいどのくらい飲まれているだろう? 今回はそんな当たり前の存在「日本茶」にフォーカス。静岡を代表する名産品と生活のリアルな紐づきを調査。
【調査概要】
調査期間:2021年2月24日・2月25日
調査方法:Web「womo」によるインターネット調査
調査対象:womo会員
回答者数:121名
Q1.「日本茶」を飲む頻度は?
Q2.「日本茶」を茶葉から淹れて飲む頻度は?
さすがお茶処・静岡。Q1「日本茶を飲む頻度」については「週1回以上」の割合が全体の96.7%となり、74%以上の人が「毎日飲む」と回答。
Q2「茶葉から淹れて飲む頻度は?」という質問に対して、「毎日」茶葉から淹れて飲む人は52%にとどまった。それでも「週1回以上」茶葉から淹れて飲む人は全体の82.6%となり、まだまだその文化は根付いている印象がある。
Q3.おうち時間が増え、以前よりも「日本茶」を飲む機会は増えた?
コロナ禍によるリモートワークや外出規制といった理由でおうち時間が増え、どの程度「お茶を飲む機会が増えたか」聞いてみたところ、約半数が「増えた」と回答。
Q4.茶葉・ティーバッグ・粉末 など自分で淹れて飲むタイプの「日本茶」を買うときに重視することは?
「買うとき」に重視することを聞いてみると、1位「種類や味」31.3%、2位「価格」29.7%、3位「産地や生産者」22.9%という結果に。
他県に比べ小さい頃からお茶を飲む機会の多かったであろう静岡人、やはり味や産地にかんするチェックは厳しい目を持っているのかも?!
Q5.好きな「日本茶」の種類は?
「煎茶」が63.6%と1位。近年、女性をターゲットにしたスイーツなどが目立つ「ほうじ茶」は2位で12.4%という結果に。
約10%は「種類を意識せず飲んでいる」という人も。
Q6.より多くの人に日本茶を飲んでもらうためにはどうしたらよいと思う?
「お茶の産地」として、地元に暮らす読者はどう感じているのか?
日本茶消費量アップのためのアイディアを聞いてみたところ、ウェブサイトやSNSを活用したインフルエンサーマーケティングなどといった時代に合わせたPR手法から、スイーツや食事とのペアリング、飲食店コラボによる日常生活での機会づくり、異業種と組み合わせた新しい価値の創造、まずは手軽に飲める改善アイディアなど、さまざまな視点からのアイディアが飛び出した。
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・お茶のLINEスタンププレゼント
・インフルエンサーの方が紹介すると、もっと日本茶に親しみを持たれると思います。
・以前やっていたようなお茶博のようなものを渋谷や原宿などの若者が集まる場所や銀座などの女性が集まる場所で開催するのがいいと思います
・プレミア感のあるもの。まずは購入して飲まないと美味しさが分からないからパッケージは重要。静岡の人は県外の人にお茶を送るから、県外の人におくると喜ばれるようなものは必要
・全然違う分野とコラボする。例えば車屋さんとか服屋さんとか美容院とか
・かわいいパッケージ、シンプルなパッケージで若者に向けてティーバックを配ってみるとか
・飲食店で食べもののメニューにそれぞれ合うお茶がセットになってると、必然的に飲んでもらえる機会が増えそう。実際にそのお茶がお店でも買えると嬉しい
・レストランなどでは料理と一緒に静岡のお茶をだしてまずは地元の人からアピールしていけばいいと思います!
・カテキンの効果について伝える(殺菌効果や脂肪の燃焼に効果ありなど)
・可愛らしい急須や持ち運びボトルがあると若い方にも手に取ってもらえるかなと思いました。あとは出先でもすぐに飲める粉末タイプなどもいいかなと思いましたが、お手頃価格でないとなかなか購入しずらいです
・パッケージが高級感があったり映え要素があったりするとプレゼントにも選びやすいです!
・ペットボトルではなくて、茶葉の自動販売機
・有名なキャラクターとコラボ商品を出す。鬼滅の刃やポケモン、ドラえもん、サンリオなど
・お茶に合う、美味しい和菓子や洋菓子と一緒に紹介する
・お茶摘み体験等と組み合わせた企画
・単身でも家でコーヒードリップする人が増えている中、家で日本茶を淹れる人を増やすチャンスはあると思う。コーヒーのようにお茶をいれられたら面白い
・海外での販路、シェア拡大。インスタ映えを意識した商品、カフェ、観光地づくりなど
・若い人たちはお茶は渋くて苦いとかそもそも急須を持っていない家庭が多い気がします。お茶にも生産者さんがこだわりをもって甘みがかるとのは苦味、旨味などそれぞれ違うのとお茶葉の種類がにもよって味が変わるので街中で期間限定でチャートなど使い自分の好みのお茶の飲み比べも行い、飲んだお茶の紹介をデザインする専門学生とコラボし可愛らしいパッケージのお茶にサンプルとチラシを配布する。また地元には和紅茶という新しい商品を開発している所もあるので、若者も馴染みやすい新しい商品やスイーツの開発も良いかと思いました
・蛇口ひねればお茶がどこでものめる
・お茶の産地出身で、お茶が大好きです。ですが、お茶農家の大変さがあり、これから未来、静岡のお茶がちゃんと残っていくか不安もあります。まずは、適正価格で農家にとってやりがいのある取引。そして、お茶の美味しさを知ってもらえるイベントや企画
・お茶とお菓子のペアリングとか。日常に、当たり前に、お茶文化が根付くと嬉しいです
・幼児期にどれだけ、お茶に親しんだか?が、嗜好を左右すると思う。県外に行けばお茶を飲んだことがないひとが多く、大人になってからお茶を飲み始めるということにならない。静岡の人が毎日、家庭でお茶を飲む文化を守ることがお茶の文化を定着し、かつ、子供達が県外に行ってからもお茶を飲み続け、文化を広めることになると思う
・まず地元の人から上手にお茶を淹れるのが当たり前になる事。お茶が有名でも淹れ方が下手だとがっかりしちゃうので
・使っあとの茶葉を利用して料理にしてしまう
・島田市でやっているが、学校を通じて小さい頃から親しむ
・お茶そのものより、ケーキやお菓子類など手に取りやすくSNS映えするようなものを販売、展開する
・色々な商品、海外ブランドとのコラボを増やす
・ドラマ・アニメや漫画とのコラボでアピールし続けて認知度を広めるようにするといいと思います。
・お洒落で、モダンな家に合う茶器を増やす
・お茶っ葉の後片付けが毎回面倒だなぁと思ってしまうので、簡単にできる急須があったら良いと思うことがあります
・もっと粉末タイプの商品が充実すると手軽に飲めて、ゴミも少なくていいなと思います
・中国ではお茶はタンブラーや水筒に茶葉ごといれてそれにお湯を注いで持ち歩いて飲んでいます。お湯は少なくなったら何度も足して…日本でもタンブラーに入れて気に入った茶葉のお茶持ち歩いて飲めるようにそういうところを考えていって欲しいと思います
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今回のまとめ
今回はwomo読者の「お茶」にまつわるアレコレを調査。
お茶を飲む機会が減ってきていると言われる中、お茶処・静岡に住むみなさんの食卓にはまだまだ「お茶」がある印象を受ける数値となった。一方、茶業界を盛り上げるためのアイディアでは、「手軽に飲めるようにしてほしい」といった現状改善の声も少なくない。古き良き文化を踏襲しながらも、現代のライフスタイルに合わせた楽しみ方ができれば、より一層文化が広まるに違いない。
食事後のお口直しに、ちょっと一息つきたいときに、ふわっと癒されるあの日本茶の香り。
womo編集部では「お茶の香りのある暮らし」について静岡市鷹匠のオーガニック抹茶スタンド「CHA10」にインタビュー。
「茶葉は面倒でちょっと……」という人のために、抹茶を日常に取り入れるためのポイントを伝授してもらった。形式にこだわらず、取り入れやすい方法で、お茶のある暮らしを実践してみては。
読者アンケートは定期的に実施中!
今回のようなwomo読者のみなさんに関するアンケートは定期的に実施中。 「特別定額給付金の使い道は○○にしました!」「こんな使い道があったの!」など、みなさんの近況ももちろんウェルカム。 ※アンケート回答はwomo会員登録が必要(登録無料)
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