富士市で「しらす」ランチ&オススメの周辺スポット3選!
生しらすが手軽に食べられるというのは、womo編集部鈴木にとって、静岡に住んでて良かったと思う瞬間ベスト3に入ります。生しらすをつまみに日本酒でしっぽり、それが最高の贅沢。静岡県内には、しらすの産地が多数ありますが、今回は富士・田子の浦港をクローズアップ!
「田子の浦に うち出でてみれば 白妙の
富士の高嶺に 雪は降りつつ」
百人一首でたぶん一番初めに覚えた歌。田子の浦を訪れるたびに、この歌がよぎります。
山部赤人さん、令和のいまもその美しい風景は変わりません!
そんな田子の浦で、富士山級の美味しさを誇るしらすと絶景を堪能しましょう。
富士市「田子の浦港 漁協食堂」
開放感たっぷりの漁港を眺めながら、獲れたてピチピチの生しらすを
富士山のふもと、しらす漁専門の田子の浦港では、しらすの競り場にテーブルと椅子が置かれて食堂に。
目の前には海と漁船!
爽やかな潮の香りに包まれ、漁港ムード満点のなかで、獲れたてピチピチ、濃厚な旨みのしらすが味わえます。
しらす漁には一艘曳きと二艘曳きがあり、田子の浦港は一艘曳き。二艘曳きよりも短時間で網を引き上げ、その場で瞬時に大量の氷でしめるため、傷みが少なく鮮度抜群。
プリップリで、はじける美味しさの上質な生しらすが楽しめます。
メニューは、生しらす丼をはじめ、釜揚げしらす丼、ハーフ丼、赤富士丼、益マス丼など。すべて味噌汁付き。味噌汁の中にもしらすが入っているのが、さりげなく嬉しい。
その日の漁獲量によって、メニューが数量限定だったり、一部のメニューがお休みだったりします。
生しらすか釜揚げしらすか迷ったら「ハーフ丼」がおすすめ。
ちょっと違った味わいを楽しみたい人は「赤富士丼」(数量限定)を。特製ダレに漬けこんだ大きめの生しらすに卵の黄身がのっています。タレは甘めで、しらすの苦味が抑えられてまろやかに。
また、三島馬鈴薯と田子の浦のしらすを使った「GIコラボコロッケ たみこちゃん」は、チョイ食べにぴったり。揚げたてサクサク、じゃがいもの甘みとしらすの塩気がベストマッチ!
しらすを存分に堪能したら、すぐ近くにある「ふじのくに田子の浦みなと公園」へ。
富士市「ふじのくに田子の浦みなと公園」
富士山や駿河湾の大パノラマ 「これぞ、富士市!」な絶景スポット
田子の浦港の港湾工事で発生した浚渫(しゅんせつ)土砂を利用して整備した公園。実物の富士山の1/100サイズ、高さ37.76mのシンボル・富士山ドラゴンタワーに登ると、海抜0mから山頂まで富士山の全景がまる見え!
駿河湾、富士山、港、裾野に広がる工場群といった「これぞ、富士市!」な絶景は圧巻です。
冒険広場にはアスレチック遊具があり、海風を感じながらのびのび遊べます。
そのほか、ロシアの軍艦ディアナ号を実物の1/3の大きさで再現した歴史学習施設があります。富士市沖で遭難したディアナ号を、地元の漁民が救助したことから、富士市とロシアの友好の歴史が始まったそう。展示スペースには、ディアナ号の鎖の一部などが展示されています。
富士市は、ドラマチックな工場夜景でも有名。天気や季節、温度、風向きなど、些細な変化で表情を変える景色は、まるで近未来の生き物のよう!
一度見たら忘れられない、印象的な風景がそこに。
【ふじのくに田子の浦みなと公園】
□所/富士市前田地先
□電/0545-33-0496(田子の浦港管理事務所)
□営/終日開放(駐車場は8:00~17:00)
□P/143台
田子の浦港から新東名新富士IC方面へと北上し、車で約30分。ぜひ立ち寄りたいのが、茶畑を眺めながらゆったりくつろげる雑貨カフェ「YUHOBI Cafe」。
富士市「YUHOBI Cafe(ゆほびカフェ)」
茶畑越しに富士山を望む、ゆるやかで心地よいカフェ&雑貨ショップ
店名の「YUHOBI」は「ゆほびかなり」という古語が由来。その名の通り、ゆったりとして穏やかな時間が流れる空間でくつろげます。
もとは冷蔵倉庫だった建物を改装した店内は、天井が高く広々。木のぬくもりにあふれ、窓の向こうには清々しい茶畑の風景!
雑貨コーナーでは、日々の暮らしを彩るクラフト雑貨やアクセサリーなどが並びます。
パティシエの作るケーキは旬のフルーツがたっぷり。紅茶は歴史あるドイツのロンネフェルトの紅茶が楽しめます。そのほか、オリジナルのブレンドコーヒー、自家製ハニーレモンスカッシュ、イタリア・ヨーガのフルーツジュースなど、ドリンクメニューが多彩。
ランチには、焼きたてのシュー生地にハムや日替わりのデリをサンドしていただく「シューサレ・デリプレート」がおすすめです。
食事メニューもケーキもテイクアウトOK!
富士のふもとの「ゆほびかなり」な空間で、心の緊張がふわりとほどけていくような、ほっこりとした時間を。
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