WOMO

【焼き菓子屋 chuck(チャック)】静岡市葵区本通の路地裏に隠れ家のようなかわいい焼き菓子店が2021年4月オープン

【焼き菓子屋 chuck(チャック)】静岡市葵区本通の路地裏に隠れ家のようなかわいい焼き菓子店が2021年4月オープン

ふわふわ、しっとりとしたシフォンケーキ、砂糖控えめでバターとのバランスが絶妙なマドレーヌ、口に入れるとほろほろとくずれるスノーボールなど、一つひとつ丁寧に手づくりしている焼き菓子店がオープン。お店を営む愛子さん・かすみさん姉妹にお話をうかがった。

2021年4月 OPEN! グルメ・ 葵区 「焼き菓子屋 chuck(チャック)」

「焼き菓子屋 chuck(チャック)」は、水曜日と土曜日だけオープンするお店

焼き菓子は人を幸せに導いてくれる、そんな不思議な力を持っていると思う。大量生産ではなく、丁寧に手づくりされたお菓子ならなおさら。「焼き菓子屋 chuck(チャック)」も、そんなお茶の時間を楽しませてくれる手づくりお菓子を販売するお店だ。

「焼き菓子屋 chuck(チャック)」は、静岡市葵区本通の路地裏 にできたお店で、水曜日と土曜日の11:00〜15:00だけオープンしている。

「お菓子をつくるのが好き。食べるのが好き。小学生の頃から焼き菓子やケーキ、シュークリームなどのお菓子をつくって周囲にふるまっていました。これを仕事にできたらと思ったんです」とかすみさんは話す。広報やパッケージデザイン、販売を担当するのが姉の愛子さん、お菓子をつくるのが妹のかすみさんだ。

設計デザイン事務所と空間を共有する店内は、打ちっぱなしのコンクリートがアールの天井に続くおしゃれなつくり。焼き菓子屋を始める前も、カフェと間違えてのぞく人が多かったという。海外の写真や雑貨、本などがディスプレイされた飾り棚には、姉妹の好きなものが置いてある。この棚を見て、お客さんとの会話が弾むことも。

image-41837-0
image-41837-1

「焼き菓子屋 chuck(チャック)」の焼き菓子は、国産や地元素材など安心できる材料で手づくりしている

焼き菓子屋をやると決めてからは、試作に試作を重ねた。それぞれのお菓子に一番合う素材を求め、小麦粉や砂糖など一つひとつの材料の種類を変えてはつくり、仕込み方や焼き方もこまかく調整を続けた。

こうして完成したお菓子は、どれもこだわりが詰まった特別なモノ。できるだけ安心な素材を使いたいと、北海道産の小麦粉、国産砂糖やきび砂糖、国産レモンなどの素材をセレクト。静岡県産の緑茶やほうじ茶 を使った焼き菓子には、地元のお茶屋さんから仕入れたパウダーを使用。人気商品のひとつでもある緑茶のスノーボールは、ほろほろとした食感が楽しめるお菓子。あとからお茶のさわやかな香りが口に広がる。

image-41837-2
image-41837-3
image-41837-4
image-41837-5
image-41837-6
image-41837-7

「焼き菓子屋 chuck(チャック)」の一番のおすすめは、シフォンケーキ!

どの焼き菓子も丁寧につくられている中で、特にこだわっているのはシフォンケーキ。プレーンの他に、紅茶や抹茶、チョコバナナ、ロイヤルミルクティーなどのフレーバーがあり、お店でも人気が高い。シフォンケーキは常温で食べるとふわふわ、冷蔵庫で冷やして食べるとしっとりするそうだ。2個買ってそれぞれの食べ方を試してみたい。

お菓子は日によって販売しているものが異なるが、だいたい10〜13種類が並ぶ。自慢のシフォンケーキは、プレーンとフレーバーの中から毎回2〜3種類を販売。他にも、パウンドケーキ、マドレーヌやフィナンシェ、クッキーなどが並ぶ。素敵なラッピングもしてくれるので、プレゼントや手土産にもおすすめだ。

「私自身が食いしん坊で、あれもこれも食べたいので。一つひとつのお菓子を小ぶりにして価格を抑えることで、いろいろな種類を手にとってもらえればなと思っています」とかすみさんは話す。確かにほとんどが100〜200円台になっている。

お店のInstagramを見て来店する人も多い一方で、近所の方、おじいちゃんおばあちゃんもよく来てくれるという。「地元の人に喜んでもらえるのはやっぱり嬉しいですね」と愛子さんは顔をほころばせる。

image-41837-8
image-41837-9
image-41837-10

「焼き菓子屋 chuck(チャック)」は、低糖質のお菓子やワンちゃん用のお菓子も販売予定

「低糖質のお菓子や、ワンちゃん用のお菓子も販売予定」とかすみさんは意気込む。「妊娠糖尿病になった友人がいるんです。低糖質のお菓子づくりはやっぱり難しいですね。味と糖質の共存がなかなか難しい。糖質を落としながらもおいしいお菓子をつくって、多くの方を笑顔にしたいなと思っています」。

お店のロゴに犬のマークがついていることから、やはりワンちゃんに関する質問は多い。「店名のチャックは、飼っている犬の名前なんです。背中にチャックのような模様があるのでチャックと名付けました」。そう話すかすみさん自身も犬が大好きで、ゆくゆくは犬用のお菓子もお店に並べたいそう。「大切な家族であるワンちゃんと一緒にお菓子を食べて、笑顔になる人が増えたらとても嬉しいですね」。“来てくれたお客さまのおやつタイムが幸せなものになりますように”というお店の想いが伝わってきた。

二人の姉妹の話を聞いていると、こちらもワクワクしてきた。一つひとつ丁寧にレシピを開発し、つくられている焼き菓子。ぜひいろいろ買って、お気に入りの味を探してみてほしい。

image-41837-11
image-41837-12
image-41837-13

「焼き菓子屋 chuck(チャック)」の詳細はwomo店舗ページへ

店舗ページへ

そのほかの新店コラムを読む

紹介スポット

静岡市葵区

焼き菓子屋 chuck(チャック)

静岡市葵区本通の路地裏にある、姉妹で営む隠れ家のようなかわいい焼き菓子店

更新日:2021/7/30
コラムシリーズイメージ

編集部の気になる新店 WOMO編集部が今いちばん気になるニューオープン・リニューアル店をピックアップ。

よみものシリーズ