2021/4/29（木）OPEN！ アウトドア・静岡市葵区内牧「さんかく山 CAMP FIELD（さんかくやまキャンプフィールド）」

「さんかく山 CAMP FIELD（さんかくやまキャンプフィールド）」は静岡市民には嬉しい立地にある

西ケ谷清掃工場、西ケ谷総合運動場のあたりを北西した先、JR静岡駅から車で30分弱、市街地からなら車で20分ほどで行ける場所にキャンプ場がオープンした。
近隣には住宅地以外の目立ったお店・施設が特にない立地で、周辺に住んでいる方以外はあまり行ったことがない場所かもしれない。womoライターも静岡市内のあちらこちらに取材に行っているが、このエリアを訪れたのは初めてだ。急斜面の美しい茶畑、川沿いののどかな風景と、ドライブしていても楽しい。ところどころ電柱に「さんかく山 CAMP FIELD（キャンプフィールド）」の看板があるので、それを目標に進んでいく。

管理棟を訪ねると、岩谷さんが出迎えてくれた。前職は水族館のイルカショーを担当していたという岩谷さんは、このキャンプ場を始めるまではBBQくらいしか経験したことがないというキャンプ未経験者だったという。「さんかく山 CAMP FIELD（キャンプフィールド）」を企画した会社の社長さんから「静岡市内で新しくキャンプ場をやるんだけれども、管理人をやってみない？」と声をかけられ、「おもしろそう！」転職したそうだ。

「さんかく山 CAMP FIELD（さんかくやまキャンプフィールド）」は施設がきれいなのも魅力の一つ

「自分自身が初心者ですし、トイレやシャワーはきれいでないと」と話す岩谷さん。土足厳禁なため清潔感のあるトイレ、エアコン完備で男女別に分けられたシャワーなど、施設面にもこだわりがある。虫が入りにくいところも大事なポイントだ。

「さんかく山 CAMP FIELD（キャンプフィールド）」がある場所は、以前ヒノキ林があり、その伐採された跡地を開墾してキャンプ場にしたという。名前の元になった三角形の土地にはまだ小さなヒノキが植えられており、「このヒノキ林とともに『さんかく山 CAMP FIELD』も成長していけたら」という想いを込めて名付けたそう。

デイキャンプ専用エリア、4人用テントフィールド、ドッグランが付いており、広々した6人用テントフィールドもある。それぞれの区画に電源（有料）と水道付き（飲料は不可）。また、管理棟周辺はWi-Fiも完備している。
敷地内の各所にぬくもりのある地元オクシズの木材が使われており、木のあたたかみを感じられる。キャンプ初心者にも安心の充実した設備も魅力的だ。

「さんかく山 CAMP FIELD（さんかくやまキャンプフィールド）」のキャンピングトレーラーは快適に過ごせる空間

たとえば、キャンピングトレーラーは4人用が2台と、6人用が2台。ガスが使えるキッチン、シャワー、トイレ、ベッド、エアコン、冷蔵庫、電子レンジがそろう。初心者にはハードルが高いテント設営が不要で、食器と食べ物、掛け布団、枕があれば滞在できる。初心者の場合は、まずはこちらのキャンピングトレーラーの利用から始めてみるのもおすすめだ。

「さんかく山 CAMP FIELD（さんかくやまキャンプフィールド）」にはドッグラン付きのエリアも

こちらのドッグランエリアは、開閉可能な柵がついているので、車をフィールドの中に入れたあと、柵を閉じれば各フィールド内はワンちゃんを放すことができる。

ビオトープやすぐそばを流れる川で、いきもの観察や水遊びもできるので、親子連れにもおすすめ。ただし、川の水量は天候により大きく変化するため、雨のあとは入れないことも。

また、小さなお子さんが楽しめるようにと、クラフトイベントも企画。ちなみに、過去にはランタンづくり、ドリームキャッチャーづくりを実施したそうだ。
近場でのキャンプができて、施設がきれいなのが「さんかく山 CAMP FIELD（キャンプフィールド）」の魅力。もちろん本格的なキャンプもでき、キャンプ上級者も楽しめる。運転の負担が少ないので、翌日が仕事でも楽しめそうだ。

【MENU】
●キャンピングトレーラー……6人用2万7500円、4人用2万2000円
●4人用ベーシックエリア……5500円
●6人用ドッグランエリア……9900円
●6人用デイキャンプ……3300円
※定員を超えた場合は追加料金あり
※電源利用1100円