ランタンを大事に守る木製ランタンケースの作り方。初心者でもかんたんDIY
持ち運びや収納に気を使うオシャレに収納できる『木製ランタンケース』
キャンプやグランピング、夕暮れ時からのバーベキューなどで大活躍するランタン。最近はインテリアに取り入れたり、非常時に備えた照明として購入している人も増えてきた。身近で使うシーン増えた反面、明かりが灯る部分にはガラスが使われているため、持ち運びや収納に気を使うことも。「購入した時のパッケージのままでは、ちょっと味気ないな」と思ったら、丈夫で軽量な集成材を使ったランタンケースをDIYしてみよう。難しそうに見えるはめ込み式のふたは、L型加工棒を取り付けるだけと、とても簡単。材料のサイズを変えて手持ちのランタンに合わせたケースを作ってみよう。耐水性の塗料を使えば、アウトドアでもさらに安心。
使ったのはコレ
●メルクシパイン集成材 910×300×100mm 1,480円
●桧加工棒 L型 12×900mm 288円
●シナ合板 600×300×5.5mm 728円
●ゴリラ 木工用強力接着剤 748円
●アロンアルファ No.3 715円
●ソリッドカラー 90g ライトブラウン 998円
●BRIWAX 370g クリヤー 2,850円
●穴うめパテ 200g ベージュ 775円
●ウルトラ多用途SUプレミアムソフト クリヤー 25ml 628円
●クリエイティブスプレー マットブラック 750円
●トランク取手 90mm 458円
●トラスタッピングねじ 黒 4×10 118円
●カッティングスポンジ 30×A3 1,400円
●ソーガイドF 鋸セット 7,480円
●充電式インパクトドライバー、サンダー、コーキングヘラ、ミニビス10mm、20mm等
※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。
【材料サイズ(見本)】
・メルクシパイン集成材 910×300×10mm 1枚
(A)270×130×10mm 2枚
(B)160×130×10mm 2枚
(C)250×160×10mm 1枚
・桧加工棒L型 12×910mm 1本
(D)270×12mm 2本
(E)180×12mm 2本
・シナ合板600×450×5.5mm 1枚
255×167×5.5mm 1枚
つくりかた
【1】本体を組み立てる
メルクシパイン集成材をサイズにカットし、図1のように組み立てる。組み立てにはビスを使う。1.5mmのドリルで下穴をあけた後、20mmの頭がミニビスが少しもぐるくらいで固定をする。
【2】加工棒をカットして取り付ける
ソーガイドを使い桧加工棒L型を図2のようにカット、2種類を2セット用意する。【1】で組み立てた本体に、図3を参照にコの字になるように木工用接着剤と瞬間接着剤を併用して取り付ける。
【3】ビスの穴を埋める
加工棒を取り付けたら、ビスの部分を穴埋めパテで埋め、固まるまで置いておく。
【4】ふたを加工する
ふたにするシナ合板に残りの材料(E)を、10mmのミニビスで裏からビス止めをし取り付ける。ビス止めの前に木工用接着剤を塗っておいて。
【5】塗装、ステンシルを施す
材料の組み立てが全てできたら、ソリッドカラー(ライトブラウン)を本体とフタに塗り、乾かす。塗料が乾いたらBRIWAX(クリヤー)を塗り、15~30分ほど置き、パームたわしで磨きつやを出す。ワックスが乾いたら、好みでステンシルを施す。
【6】取っ手と固定用スポンジを取り付ける
本体上部の図4の位置にトランク取手を取り付ける。固定にはトラスタッピングねじ4×10を使う。最後に、中に入れるランタンに合わせて、多用途接着剤でカッティングスポンジを取り付ける。
【ポイント】
スポンジはランタンの上部と台座が固定されるように取り付ける。固定する前に取り付ける位置やスポンジのサイズを確認して。
【7】木製ランタンケースの完成
ワンポイントアドバイス!
ランタンのサイズで調整を
ケースのサイズは、中に入れるランタンに合わせて作りましょう。また、スポンジの大きさや位置も、ランタンが固定されるように取り付けて。今回は「キャンプアウト LEDアンティークランタン(オールドブルー)」に合わせて作りました。
●キャンプアウト LEDアンティークランタン(オールドブルー) 2,680円
サイズ/外径120mm、高さ220mm(取手含まず)
好みや使い方でアレンジを
内部の塗装はお好みで
フタの裏側や本体の内側は、今回は塗装をせずに木本来の風合いを生かしている。塗装はお好みで行って。
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