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2泊3日のふらり北海道旅行へ 〜womoスタッフ徒然旅行記〜【2日目】

2泊3日のふらり北海道旅行へ 〜womoスタッフ徒然旅行記〜【2日目】

【余市町から小樽へ。工場見学とキャンドル作り、ここでしかできない体験を。】  昨日の夜はぐっすり眠れたおかげで、すっきりと起きた2日目の朝。冬の北海道は、雪景色を見ながらゆったりと移動できる電車もおすすめ。2日目の旅は、JR札幌駅から快速エアポート(JR函館本線)に乗って、1時間ほどのところにある余市町(よいちちょう)へ。日本海に面している余市町は、エビ・イカ・カレイなどを中心とした漁業が盛んな町。さて今日は、どんな出会いが待っているのかな。

10:30「余市蒸溜所」でウイスキーの歴史を「味わう」

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ずらりと並べられた、琥珀色の美しいウイスキーたち

余市町といえばニッカウヰスキーの聖地。ということで、まずは訪れてみたかった「余市蒸溜所」からスタート。ここはスコットランドでウイスキーの製造技術を学んだ竹鶴政孝が、日本人に本物のウイスキーを飲んでもらいたいという願いで蒸溜所を創設した場所だという。蒸溜所の広い敷地内には、ウイスキーの香りがほんのりと漂っていた。赤いとんがり屋根と石造りの建物が並ぶ空間は、まるでウイスキーの故郷スコットランドを訪れたかのような気分。

今回は事前にWEB予約をし、ガイドの方の解説を聞きながらポットスチルがある蒸溜棟や旧研究室(リタハウス)などを見学。工場見学のあとは無料でシングルモルト余市、スーパーニッカやアップルワインを試飲することができ、余市蒸溜所でしか味わえないおいしさを堪能。

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千葉県柏市にあるブレンダー室に実際に設置されている「ブレンダーズテーブル」を再現

ニッカミュージアムは、2021年10月に旧ウイスキー博物館を改修して、展示内容が刷新されたばかり。重厚感のあるレトロな雰囲気の中で、じっくりとウイスキーの歴史を学ぶことができる。見学をしてみて初めて気づいたことは、ウイスキーの歴史についてほとんど知らなかったということ。


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ウイスキー造りの情熱は今も変わることなく、手間を惜しまず職人が石炭入れを行い、本物の味をつくり続けているという。今私たちが気軽にウイスキーを飲めているのは、日本のウイスキーの父・竹鶴政孝が人生をかけてウイスキー造りに情熱を捧げてくれたおかげだということを改めて感じさせてくれた。

【余市蒸溜所】
住/北海道余市郡余市町黒川町7-6
営/9:00~16:30(最終入場15:00)※ガイド付き蒸溜所見学+無料試飲はWEBからの事前予約制
休/年末年始
P/あり
料/見学無料

余市蒸留所


14:00 小樽市へ移動し、大正時代から続く「ツルヤ餅菓子舗」へ

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味のある建物に感動。文字のかすれた看板が時の流れを感じさせる。

余市町からJR函館本線で24分ほど揺られて、北海道の港湾都市・小樽へ。ランチを済ませた後に甘い物が欲しくなったので、大正時代の終わりから続いているという小樽の老舗の和菓子屋「ツルヤ餅菓子舗」を訪ねる。歴史を感じる木造の店構えは、趣(おもむき)がありとても素敵だ。

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レトロなショーケースに並ぶ美味しそうな和菓子たち

お店に入ると、奥様があたたかく出迎えてくれた。ショーケースに並ぶ和菓子は、14時の時点ですでに品薄状態。特に人気があるのは豆大福と草餅で、売り切れ次第終了とのこと。


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丁寧に作られた和菓子なのに、ひとつ140円。気軽に買いに来れることも、人気のひとつなのかもしれない

豆大福はごろっとした大粒の豆がたくさん入っていて、ちょうどいい甘さ。草餅はヨモギの香りが口いっぱいに広がり、粒あんとの相性が抜群。どれも防腐剤を一切使用せず毎日手づくりで提供をしているので、買ったその日に食べないと固くなってしまうという。こんな素敵なお店が近くにあったら幸せだろうなぁと思いながら、豆大福をもう1つ。


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【ツルヤ餅菓子舗】

住/北海道小樽市花園3-16-3
営/9:30~18:00
休/水曜
P/なし


蔦のからまる外観が素敵!「小樽キャンドル工房」

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「ツルヤ餅菓子舗」から15分ほど歩くと、古い石造り倉庫が立ち並ぶエリアに到着。なかでもひときわ目をひく「小樽キャンドル工房」は、明治44年に建てられた倉庫を改装したキャンドル専門店。キャンドルの灯りで埋め尽くされた店内には、国内外のキャンドルや香りのアイテムが200種類以上も並んでいる。

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今回の目的は、6色のロウから好みの2色を選んで作れる“ピラーキャンドル作り”を体験すること。制作時間は約10分で、予約なしでも受け付けてくれるのが嬉しい。


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今回の旅をイメージした色のキャンドルを作りたい!

キャンドル作りが初めての人でもわかりやすいように、スタッフさんが丁寧に教えてくれる。悩みに悩んで選んだ色は、北海道で出会った人たちの優しさや温かさを表すような白とピンクのグラデーション。


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溶かしたキャンドルが固まれば完成

完成したキャンドルは、イメージ通りのキレイなグラデーションになった。自分で色を組み合わせて作ることで、旅の思い出も一緒に閉じ込められた感じがして、なんだか素敵。ホテルに帰ってからさっそくキャンドルを灯してみると、アロマの癒しの香りと光の癒しを感じることができた。


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キャンドルの火を眺めながらウイスキーを飲みたい!

【小樽キャンドル工房】

住/小樽市堺町1-27
営/店舗:10:00〜18:00、体験工房受付:平日13:00〜16:00/土日10:30〜16:30
休/年末年始
P/なし

小樽キャンドル工房


17:00 小樽運河のライトアップとガス灯のあかりにほっと一息

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北海道開拓の玄関口として発展してきた小樽港。船から荷物を運搬する目的でつくられた小樽運河は、今では役割を終えてロマンチックな観光名所になっている。古き良き街並みを眺めながらのんびり散策をしていると、いつの間にかあたりが暗くなってきた。

小樽運河の散策路に設置されたガス灯がともると、石造倉庫群がライトアップされて昼間とはまた違った雰囲気に。石造りの壁や石畳の散策路は、タイムスリップしたような気分にさせてくれる。


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冬は青の運河として、1万個の青色のイルミネーションが醸し出す幻想的な風景を楽しめる

2日目の北海道旅行では余市や小樽の歴史を知り、そこで暮らす人々の優しさに触れることができた。

小樽駅からJR函館本線(新千歳空港行)で札幌へ。到着するまでの約45分間は、昨日と今日の旅を振り返るにちょうど良い時間。この旅も明日で終わりと思うと、少し(いや、かなり)寂しい。寒さで手足がかじかんでも心はポカポカ。一日の終わりにとてもロマンチックな体験ができた。


【小樽運河】

住/北海道小樽市港町
小樽運河散策路 ガス灯点灯時間/日没~24:00(6月~8月は18:00~24:00)

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更新日:2022/2/17

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