書類整理や小物入れに大活躍する、木製レターケースの作り方。初心者でもかんたんDIY
レトロ感がおしゃれな『木製レターケース』
たまには手書きのお手紙を。どんなインテリアにもなじむ『木製レターケース』
スマホやパソコンで手軽にメールを送れる時代だけど、時には手書きで手紙を書いてみたくなる。お気に入りの筆記具やレターセットをしまっておくレトロな木製レターケースがあれば、相手のことを思いながら便せんやインクの色を選んだりする時間も楽しくなりそう。A4サイズが収納できるサイズは、大切なお知らせや保証書などの保管にも最適。また、アクセサリーや時計、眼鏡などの収納ケースとしても使いやすい。どんなインテリアにもなじむ素材とカラーリングで、リビングや玄関にも置いても違和感なし。引き出しの底板を好きな色に塗装すれば、開けるたびに気分も上がりそう。ネームプレートを付ければ、整理整頓にも役立つケースに。
使ったのはコレ
●桐集成材 900×300×15mm 1,880円
●シナ合板 900×600×4mm 1,980円
●和(なごみ) 180ml 胡桃色 1,480円
●BRIWAX 370g クリヤー 2,850円
●ミルクペイント 450ml ディキシーブルー 1,550円
●木割れ防止ビス ミニ ブロンズ 25mm 798円
●スタンダードハンドル ブラック 108mm 278円
●充電式インパクトドライバー、スリムねじ25mm、ミニビス13mm、サンダー、スポンジ、ハケ、ウエス、パームたわし等
※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。
【材料サイズ(見本)】
・桐集成材 900×300×15mm 2枚
本体
(A)238×280×15mm 2枚
(B)340×280×15mm 2枚
(C)340×198×15 1枚
(D)340×30×15mm 3枚
(E)235×20×15mm 4枚
引き出し
(F)338×55×15mm 3枚
(G)250×50×15mm 6枚
(H)308×50×15mm 6枚
・シナ合板 900×600×4mm 1枚
引き出し
(I)338×250×4mm 3枚
つくりかた
【1】本体の組み立て
図1を参照して、材料(A)に材料(E)の桟木を取り付ける。左右対称になるように1セットづつつくる。次に図2を参照して本体を組み立て、サンダーなどで面取りをしておく。組み立ての固定には木割れ防止ビス25mm ブロンズをつかう。
【2】底板を塗装し引き出しを組み立てる
シナ合板(I)をミルクペイント(ディキシーブルー)で塗装する。乾燥したら、図3を参照して引き出しの枠を組み立て、シナ合板(I)を木割れ防止ビス13mmユニクロを使って取り付ける。最後に、引き出しの内側からスリムねじ25mmで(F)を固定する。これを3セット作る。
【3】本体を塗装する
組み立てた本体と引き出しの前板を和(なごみ)胡桃色で塗装し、塗料が乾く前に#400程度のサンドペーパーで刷り込むように磨き、余分な塗料をウエス等でふき取る。乾いたらBRIWAX(クリヤー)を塗り、少し置いたあとパームたわしで磨く。
【4】取っ手を取り付ける
塗装が乾いたら、スタンダードハンドル108mmを引き出し前板の図4の位置で取り付け、引き出しを本体に収める。好みでネームプレートなどを取り付けて。
【5】木製レターケースの完成
ワンポイントアドバイス!
素材×塗料でレトロ感アップ!
桐材と塗料の和(なごみ)の相性は抜群!レトロでちょっぴり和なテイストに仕上げたい時におすすめです。また、BRIWAXを塗った後にたわしで磨けば、長年使いこんだような自然なつやが出て、さらにレトロ感が増すでしょう。
快適に使うワンポイント!
ロウを塗って滑りを改善
引き出しの滑りが悪い時は、ロウソクを底に塗ると滑りがよくなる。スムーズに出し入れができるようになるので、試してみて。
手ぶらでもOK! 気軽に手づくりができる「DIY工房」を利用して
ジャンボエンチョー静岡店やホームアシスト清水駒越店など、5店舗に設置されているエンチョーの「DIY工房」。さまざまな手工具や電動工具などを自由に使うことができる。初心者や初めて使う道具の使い方が分からないときも安心の、DIYアドバイザーによるサポートもあり。カフェにいるような落ち着きのある空間は、DIY女子の間でも話題のスペースに。
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