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サイドテーブルや小物置きにもなるパネルスツール。初心者でもかんたんDIY

サイドテーブルや小物置きにもなるパネルスツール。初心者でもかんたんDIY

軽くて移動もらくらく!パネルスツールの作り方

ナチュラル素材でお部屋にもなじむ『パネルスツール』

小さなスツールは、ちょっと腰掛けたり、ソファサイドでコーヒーテーブル代わりにしたりと、さまざまな用途で使える。軽量で加工がしやすい構造用の合板を使って、組み立て式のスツールをつくってみよう。パーツは座面とふたつの脚だけ。ネジで固定しないから、使いたい時だけ組み立てることもできる。パネルスツールは大人が座るくらいの耐荷重はあるが、ねじれには弱い構造なので、脚に均等に力がかかるように気を付けて。針葉樹の合板は明るくナチュラルな風合いも魅力なので、座面も透明の塗料で仕上げるのもおすすめ。耐水性のある塗料は汚れてもサッと水拭きでき、観葉植物へのミストスプレーも安心して使える。

使ったのはコレ

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●構造用 針葉樹合板 1820×910×12mm 2,280円
●マットペイントスプレー 300ml ブルーブロンズ 848円
●シリコンラッカースプレー 420ml つや消しとうめい 748円
●ボンド木工用速乾 50g 128円
●PP締め付けベルト 25×1500mm 黒 425円
●木ダボ 8×35mm(100入り) 680円
●直秀 追い入のみ 12mm 2,650円
●竹用ドリル 8mm 1,280円
●竹用ドリル 12mm 1,500円
●ジグソー PST800PEL 14,200円
●サンダー、充電式インパクトドライバー、金づち、コンパス、ダボ切りのこ等

※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。



【材料サイズ(見本)】
・構造用針葉樹合板 1820×910×12mm
(A)450×370×12mm 1枚
(B)450×370×12mm 1枚
(C)350×350×12mm 1枚

つくりかた

【1】材料を切り抜く

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【図1】


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【図2】


構造用針葉樹合板の(A)、(B)に、図1・2を参照して墨付けをする。脚の部分の丸みは、写真のようにマットペイントスプレーの缶を利用して描く。墨付けをしたらジグソーで切り抜く。

【2】相欠き加工をする

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(A)、(B)それぞれの脚の交差させる部分に、ジグソーで縦に切り込みを入れ、残りの部分をノミで落とす。相欠きの位置は図1・2を参照する。パネルの切り落とした部分すべてに、サンドペーパーなどで面取りをし整える。

【3】木ダボを取り付ける

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【図3】


図3を参照して、材料(A)・(B)に竹用ドリル8mmを使って、10mm程度の深さで穴をあける。穴をあける面に対して垂直に、また、板の厚みの真ん中に中心がくるように注意して。あけた穴に木工用接着剤を垂らし、金づちで木ダボを打ち込む。

【4】座面を切り抜く

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材料(C)の角から対角線を引き、交差したところを中心にコンパスで直径330mmの円を描き、ジグソーで円形に切り抜く。

【5】座面にダボ穴をあける

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【図4】


材料(A)・(B)を組み立てて座面に引いた直線上にあて、図4を参照して、ダボを差し込む穴の位置を調整をする。4か所の位置が決まったら、竹用ドリル8mmで穴をあける。

【6】ベルト通しの穴をあけ、ダボをカットする

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図4を参照して、対面上に竹用ドリル12mmで2つずつ穴をあける。2つの穴をつなぐようにジグソーで切り抜き、サンダーで整える。脚と座面を組み立て、座面から飛び出したダボをダボ切りのこでカットする。

【7】塗装をする

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脚はシリコンラッカースプレー(つや消しとうめい)で、側面を養生した座面はマットペイントスプレー(ブルーブロンズ)で塗装し、乾かす。塗装は屋外や換気の良いところで行うこと。

【7】組み立て

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座面をダボに差し込んで組み立て、ベルトを通して固定する。

【8】パネルスツールの完成

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ワンポイントアドバイス!

軽量で持ち運びに便利

軽量で組み立て式なので持ち運びにも便利です。キャンプやバーベキューなどアウトドアに持ち出して、ジャグスタンドにしてもいいですね。スツール以外にもやフラワースタンドとしても使えます。

【使用時の注意】腰掛ける時はまっすぐに!

今回つくったパネルスツールは、構造的にねじれに弱い。座る時は脚がねじれないように気を付けて。また、座面に立つのは危険なので、踏み台としては使わないように。

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「DIY工房」イベント情報

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紹介スポット

静岡市駿河区

ジャンボエンチョー

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更新日:2023/7/28

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