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静岡科学館る・く・る 20周年企画展「世界は『回る』でできている! みる・きく・さわるでグルグル展」3月20日(水・祝)~5月6日(月・振休)まで開催

静岡科学館る・く・る 20周年企画展「世界は『回る』でできている! みる・きく・さわるでグルグル展」3月20日(水・祝)~5月6日(月・振休)まで開催

2024年3月にオープンから20年を迎えた「静岡科学館る・く・る」。20周年にあわせて開催される企画展のテーマは「回る」。さまざまな「回る」体験のほか、 る・く・るの20年も振り返るので、懐かしい思い出にひたれるはず。企画展の見どころとあわせて、る・く・るの歴史や過去の企画展をご紹介。

子どもはもちろん大人も夢中になれる「静岡科学館る・く・る」

「静岡科学館る・く・る」は、「みる」「きく」「さわる」をキーワードに、発見する喜びと創造する楽しさにあふれる科学館。子どものための施設と思われがちだが、実は大人も楽しめるコンテンツが満載。大人が遠慮せずに楽しめる限定夜間開館イベント 「オトナる・く・る」も定期的に開催している。

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「世界は『回る』でできている! みる・きく・さわるでグルグル展」


「静岡科学館る・く・る」で2024年3月20日(水・祝)~5月6日(月・振休)に開催される企画展「世界は『回る』でできている! みる・きく・さわるでグルグル展」は、世界からなくすことができない『回る』がテーマ。

普段はあまり意識したことがないけれど、時計や扇風機、ドアノブに蛇口、DVDや音楽機器、自転車や車の車輪、台風や竜巻など、私たちのまわりには「回っているもの」がたくさんある。私たちが住んでいる地球も自転したり太陽の周りを公転したり、銀河だって渦を巻いている。

常設展10階おどろきゾーンの「たつまき」

そして、「時」もまた回っている。20周年を迎える「静岡科学館る・く・る」の歴史を振り返りながら、さまざまな「回る」を体験し、とことん深掘りしてみよう。


「世界は『回る』でできている! みる・きく・さわるでグルグル展」の見どころ

作品:つちやあゆみ(美術・木工作家)

今回の企画展ではさまざまな「回る」体験が楽しめる。「巨大地球儀」「コマや車輪のジャイロ効果」「歯車・滑車」「遠心力」「くるくる回って飛ぶ種」「竜巻」「ショベルカー」「ネジ」「手回し発電」「プロペラカー」「巨大オルゴール」「万華鏡」など盛りだくさん。企画展だけでなく常設展にも、「回る」体験がいっぱい!

まずは体験を楽しみながら、「これはどうなっているの? なぜ?」と疑問がわいてきたら、ぜひスタッフさんに聞いてみよう。
おもしろい体験が「なるほど!」な発見につながるかも。

常設展10階おどろきゾーンの「グルグル発電マシン」

また企画展では、「静岡科学館る・く・る」の20年間を、写真や電話など身のまわりの道具を踏まえて振り返る。「この道具、今は回っていないけど昔は回っていたよね」などと、世代間でのギャップや懐かしい話に花が咲くかもしれない。
工作体験や歴代の企画展のポスター展示も興味深い。


「静岡科学館る・く・る」のはじまりと20年の歴史

「静岡科学館る・く・る」は、駿府城公園の中にあった静岡市立児童会館からバトンタッチを受けて、2004年3月21日にオープン。愛称やキャラクターも全国から募集し、愛称は「みる・きく・さわる」の語尾を取って「る・く・る」に、キャラクターは「るくるん」に決定した。

基本理念は「“遊び”を通して、一人・ひとりの想像力・創造力を解放し、科学を“くらし”の中にいかしていく」。開館当時は全国的にも珍しい全ての展示物が体験型(ハンズオン)の科学館だった。

この20年間で来館者は460万人を超え、10周年、15周年の際に展示の一部をリニューアル。より子どもから大人まで楽しめる人気の施設となった。

展示だけではなく、サイエンスショーやわくわく科学工作、トークイベントなど、数多くのイベントを行っているのも「静岡科学館る・く・る」の魅力だ。


過去20年間の人気企画展をプレイバック!

歴代の人気企画展①「アロサウルスが見た世界 ジュラ紀の地球展」

歴代の企画展で一番人気!2011年に開催された恐竜展「アロサウルスが見た世界 ジュラ紀の地球展」では、国立科学博物館からアロサウルスの骨格標本を借り、1億5千万年前のジュラ紀の生物や環境について紹介。

また、2020年には、その後の恐竜学の研究の進展を踏まえて、「となりの恐竜展」を開催。恐竜は絶滅したのではなく鳥類に進化して私たちの隣にいる、ということを紹介した。夢とロマンにあふれ、想像力をかきたてる太古の世界に、子どもたちの目もキラキラ。

歴代の人気企画展②「見たい! 知りたい! つめた~い世界 雪と氷のミュージアム」

2018年には「見たい! 知りたい! つめた~い世界 雪と氷のミュージアム」を開催。
静岡県は全国の中でも雪が少ない温暖な場所で、前回静岡市街地で1㎝以上の積雪があったのはなんと2001年。あまりの雪の少なさに雪見遠足も開催されるほど。

雪に馴染みのない静岡市で開催されたこの展示では、科学的な体験や実験を通して、雪や氷、南極や北極について紹介したほか、ピンポン玉1万個を使った雪崩実験やパウダースノーでミニ雪だるまを作る体験も行い、好評を博した。


「静岡科学館る・く・る」のこれからに注目!

「静岡科学館る・く・る」は、他の科学館にはない、来館者とスタッフの科学コミュニケーションをさらに充実させることを目指しているのだそう。
館内にある約50の展示物を、自分の目や耳、体を使って楽しく体験するだけでなく、「なぜ?」を見つけ、スタッフとのコミュニケーションを通して「わかった!」という学びの喜びも実感できる。

20年にわたって私たちを楽しませてくれた科学館は、これからも変わりゆく世界にあわせて新しい発見やワクワクをくれるだろう。
まずは20周年企画展で過去を振り返りつつ、今後のイベントや企画展もぜひチェックしてみよう。


静岡科学館る・く・る 20周年企画展「世界は『回る』でできている! みる・きく・さわるでグルグル展」詳細情報

■会期/2024年3月20日(水・祝)~5月6日(月・振休)
■開催時間/9:30~17:00(最終入館16:30)※初日のみ11:30〜
■休館日/月曜(祝日の場合は翌日休)、臨時休館日、年末年始
■会場/静岡科学館る・く・る 9階 企画展示室
■参加費/無料(別途入館料が必要)、企画展期間中は小・中学生の入館料無料!
■駐車場/なし(近隣の有料駐車場を利用)
■アクセス/JR静岡駅南口から徒歩1分
■問合せ/054-284-6960

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更新日:2024/3/18

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