ナチュラルテイストで仕上げる壁掛け2段シェルフをDIY
木工の基本作業ができればOK!壁掛け2段シェルフの作り方
シンプルでおしゃれな木製のかわいい飾り棚『壁掛け2段シェルフ』
壁面に小物や観葉植物を飾りたい時や、身支度に必要なものを揃えておくのに活躍する小さなシェルフ。簡単にDIYできるナチュラルな木製の2段シェルフは、額縁やポスターフレームに使われている吊りカンを取り付ければ、手軽に壁掛け仕様になる。通常は吊りカンに紐を通して壁に取り付けたフックなどに吊すが、吊りカンの2か所で壁に直接ねじで取り付けもできる。部屋の壁の色に合わせて塗料を選び、インテリアにマッチした仕上がりにアレンジしてみよう。キッチンや洗面所などの水回りで使用する時は、耐水性のある塗料を使って。
使ったのはコレ
●ホワイトウッド 1×4 6F 1820×89×19mm 298円
●SPF 1×6 6F 1820×140×19mm 1,180円
●六角軸ダボギリ 10mm 898円
●木ダボ バラ 10×35mm 15円
●ダボ切用細工のこ 片刃100mm 1,680円
●スリムねじ 小箱 3.3×45mm 698円
●ミルクペイント 450ml クリームバニラ 1,880円
●三角吊りカン 小 Y-7481 138円
●アンティークフック 228円
●ドリルドライバー、のこぎり、電動サンダー、差し金、刷毛、木槌など
※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。
【材料(見本)】
・SPF 1×6 6F 1820×140×19mm
(A)450×120×19mm 1本
(B)(C)450×100×19mm 各1本
・ホワイトウッド 1×4 6F 1820×89×19mm
(D)(E)372×89×19mm 2本
(F)372×70×19mm 1本
・アンティークフック 2個
つくりかた
【1】墨付け・材料のカット
(D)以外の材料に穴あけとカットする位置に印を付ける。天板(A)と側板の(B)(C)の斜めになる部分をのこぎりでカットする(参照 図1、図2)。
斜め切りが難しいときは、のこぎりを沿わせるガイドや治具などを用意するときれいに切ることができる。
【2】表面を整える
側板(B)(C)のカット部分と天板(A)の角の面取りをし、その他の材料全てに電動サンダーでやすりがけをする。ホワイトウッドのような表面が粗い木材の場合は、やすりがけをすることで木材のキズが少なくなり塗装の仕上がりがきれいになる。
【3】ダボ穴をあけ組み立てる
【1】で印を付けた穴あけの位置に、10mmのダボギリで穴をあける。ダボ穴をあけた部分から、スリムねじ45mmでシェルフを組み立てる。組み立ては最初に(E)(F)を組み立て、側板(B)(C)→中板(D)→天板(A)の順に。ネジで止める前に木工用接着剤を付けて組み立てると、ねじ留めがしやすくなり強度も上がる。(参照 図3)。
【4】ダボを埋める
ビスを入れたダボ穴に、木工用接着剤を付けた10mmのダボを木槌などで叩いて埋める。ダボ切りのこで余分な部分を切り取り、表面を整える。
【5】塗装をする
刷毛を使ってミルクペイントで全体を塗装をする。木の接続部分や角になっている細かい面から広い面の順に塗っていく。厚塗りにならない程度に、木目に沿って刷毛を動かして塗るとムラになりにくい。
【6】フックと吊りカンを取り付ける
(F)にフックを、(A)の裏側に吊りカンを取り付ける。
【壁掛け2段シェルフの完成】
ワンポイントアドバイス!
作品のイメージで塗料を選ぼう
木工作品の仕上げでは、どんな塗料を使えばいいか迷う時も多い。今回使った「ミルクペイント」は、クリーミーでマットな質感が人気の水性塗料。あえて木目を隠して色味を重視したい時に使ってみて。木目を活かしたい時は、ワックスやステイン塗料がおすすめ。自分の好みに合わせていろいろな塗料を使い分けてみよう。
壁掛け小物のDIYに役立つ「吊りカン」
壁掛け小物をつくる時に活躍する「吊りカン」は、ねじで留めるだけで簡単に取り付けられる便利な金具。額縁などにも使われていて、紐やフックを通して壁に掛けられるようになる。用途に合わせて耐荷重を確認して。
手ぶらでもOK! 気軽に手づくりができる「DIY工房」を利用して
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