ドライフラワーを標本に？初心者でもかんたんDIY

私にもできる♪ 何個も作って飾りたい、ドライフラワー標本

今回は『ドライフラワー標本』

インテリア好きの間で最近ますます注目されているドライフラワー。リースにしたり、スワッグにして飾るのは素人には難しけれど、標本のようにしてマスキングテープでラフに貼れば、誰でも簡単にセンスよく飾れちゃう。今回はチョークボードペイントをした下地に、カンナで面取り＋ワックスでレトロ感を演出した木枠をはめ込んだ箱をDIY。しかも既製品顔負けの“溝加工”という方法を採用しているから、360度どこから見ても美しい仕上がりに。棚の上にいくつか置いてもいいし、壁掛けにしてサイズの違う標本をランダムに飾るのもかわいい。プレゼントにする場合は、ボードにチョークで「Thank you」や「Happy Birthday」と書いて贈ってみて。

使ったのはコレ

●杉板材（900×90×13mm）368円
●シナ合板（600×300×4mm）348円
●ヒノキ棒（900×4×4mm）45円
●チョークボードペイント（170ml）黒　980円
●BRIWAX（370g）ジャコービーン　2780円
●ウッドパテS（30ml）378円
●六兵衛替刃式1枚カンナ 980円
●パワートリマー 1万3800円
●ダボ錐ノコ・木工用接着剤・金づち・マスキングテープ・ドライフラワー・極細ビス・ハケ・サンダー・やすり　各種

【木材サイズ（見本）】
★正方形★ 杉板材 40×150×13mm 2枚　40×124×13mm 2枚　シナ合板 133×133×4mm 1枚
★長方形★ 杉板材 40×150×13mm 2枚　40×54×13mm 2枚　シナ合板 133×63×4mm 1枚

※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。 ※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。

つくりかた

【1】木材カット＆治具を作る

木材をそれぞれカットする。今回は面取りや溝加工ができるトリマーという工具を使って、杉板材にシナ合板をはめる溝を作っていく。まっすぐ溝を作るのは難しいので、まず作業位置を指示＆誘導するために用いる治具（ジグ）を余った木材で作る。木材に墨付けをして溝を付けたい位置と深さを決めたら、それをもとにトリマーの治具を作っていく。今回はストレートビット4mmを使用、深さは5mmにセットする。

【2】トリマーをかける

カットした木材を治具にセットして、トリマーをかけていく。トリマーは勢いがあるので、少し離した位置から電源を入れて、電源を切る時も、カットする木材から少し離したあて木の位置で止めることを忘れずに。完全に動きが停止したのを確認してから、木材から離しましょう。溝ができたら、カンナで面取りをして、サンダーで表面を整える。

【3】塗装＆組立て

ドライフラワーを貼るシナ合板をチョークボードペイントで塗装する。乾いたら溝を入れた木材の内側だけをBRIWAXで塗装してから組み立てていく。

【4】加工棒を入れて仕上げ

全て組み立てたら、全て組み立てたら、ネジ穴をウッドパテで隠す。溝加工によって生じた穴部分を埋めるために、穴に木工用接着剤を少し入れて加工棒を差し込み、金づちでたたく（埋め木加工と同じイメージ）。固まったらダボ錐ノコで飛び出た部分をカットする。やすりとサンダーで表面を整えたら、外側もBRIWAXで塗装する。最後にカットしたドライフラワーをマスキングテープで止めて、お好みでステッカーを貼ったり文字を書いたら完成。

ワンポイントアドバイス！

治具を作って、サイズ違いを何個も作ろう

トリマーを使うための治具を作るので多少手間はかかりますが、これがあれば今後も簡単に溝が作れるのでぜひ頑張ってほしいです。サイズ違いも簡単にできるので、友達に配るプレゼントとしてもオススメ。玄関、寝室、洗面、トイレなど、どこでも飾れるサイズなので、ぜひ作ってみてください。

溝加工と面取りで雰囲気アップ

裏面も美しい仕上がりに

普通はシナ合板を裏面に貼るだけになりがちだけど、溝加工ができるだけで仕上がりが格段に良くなるのでぜひ作り方を覚えておきたいところ。裏面の仕上がりも格段に美しくなるのがポイント。

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