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ネジを使わないパネルボックスの作り方。初心者でもかんたんDIY

ネジを使わないパネルボックスの作り方。初心者でもかんたんDIY

アウトドアに最適♪ 折りたたみできるパネルボックス

今回はネジを使わず組み立てられる『パネルボックス』

外でも過ごしやすい陽気になり、ピクニックやバーベキューなど、アウトドアなイベントが増えてくる時期。荷物をオシャレに持ち運びできて、使わない時はコンパクトに収納できるボックスを1個持っていると、今後も何かと重宝するはず。そこでオススメなのは、5枚の針葉樹合板を組み立ててできるパネルボックス。ネジを1本も使わずに簡単に組み立てられる理由は、“相欠き(あいがき)継ぎ”と言って、木材を半分ずつ欠き取って組み合わせる繋ぎ方をしているから。木材を自在にカットするための「ジグソー」と、ジグソーの相棒である「治具」を使えば、DIY初心者でも設計図通りにカットができるから大丈夫!

使ったのはコレ

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●構造用 針葉樹合板(1820×910×12mm)1250円
●水性ウレタンニス つや消しクリヤー(130ml)780円
●手造りノミ 1880円
●インパクトビット ショート(10.0mm)680円
●インパクトビット ショート(24.0mm)1380円
●吸塵オービタルサンダー 8380円
●ジグソー 1万1300円
●ハケ、金づち、やすり、クランプ 各種

【木材サイズ(見本)】
300×330×12mm 2枚
480×300×12mm 1枚
536×300×12mm 2枚

※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。

つくりかた

【1】板に墨付け

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針葉樹合板を上記のイラストのサイズにそれぞれカットしておく。カットしたら図のように墨付けをする(切り取る部分は斜線を引くとわかりやすい)。針葉樹合板の表面がデコボコしていて墨付けがしづらい場合は、軽くサンダーをかけておくと書きやすくなる。同じように裏面も墨付けしておくと作業がしやすい。

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【2】ジグソーと治具の準備

墨付けをした針葉樹合板を、ジグソーを使ってカットしていく。作業をする時はクランプで固定すると作業しやすくなる。ジグソーは材料を自在にカットするのに役立つが、カットする時は“治具”を使うとまっすぐにカットできる。

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【参照】Vol,47 初心者でも簡単! サインボードをDIY

https://womo.jp/column/detail/33807/

【3】切り欠き

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内側の切り欠きをする時は、切りたい場所の隅にインパクトドリルで穴を開けておくとカットしやすくなる。その際、実際のカットしたい枠よりも小さい径を選ぶ(今回は内枠が13mmなので10mmのインパクトビットを使用)。線の内側と外側に気をつけながら、ジグソーの刃の位置を確認しながらカットしていく。もし不安な場合は、一度にカットしようと思わず、少し線から離れた箇所から始めて、徐々に線に合わせてカットしていこう。

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ジグソーでカットできない部分は、ノミを使って欠き取る。木材の面と裏に軽く切り込みを入れてから、ノミを金づちで打っていく。

【注釈】相欠き(あいがき)継ぎとは?

相欠き継ぎとは、木材同士を半分ずつ欠き取って、組み合わせる継ぎ方のこと。クギやビスを使わず継ぎ合わせられるから、折りたたんで持ち運ぶにも便利。

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【4】研磨&塗装

全てをカットし終えたら、サンダーをかけて表面を整えていく。角はやすりなどで削って、痛くならない程度に仕上げていく。表面を整えたら乾いた布で汚れを取り、水性ニスで全体を塗装する(木目を活かしつつ、傷や汚れがつきにくくなる)。お好みでステンシルや塗装をして組み立てたら完成。

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ワンポイントアドバイス!

ノミは木材の特性によって角度を変えて

ノミを使って相欠きする際は柄をしっかり握り、木材と直角にノミを立てて、金づちで柄の頭を叩いて切り込みを入れていきます。ただし今回のように薄い板材が貼り合わさってできている合板では、刃が入りにくいこともあります。その場合は少しノミを斜めにして叩くと、切り込みが入りやすくなりますよ。

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治具を使ってまっすぐカット

一度作れば、今後も使えるお役立ちアイテム

ジグソーでまっすぐカットできるガイド“治具”。厚みのある木材(MDF)と薄い木材(シナ合板)を使って治具を作製しておくと、今後も役立つアイテムに。 穴を開ける箇所の長さよりも少し長めにしておく。MDFとシナ合板をネジで締め、ネジ頭は飛び出ないように木材に埋め込んでおく。ネジを締めたらジグソーを当て、角に合わせて余分な幅をカットする。

【今回使用した材料】
MDF(100×300×9mm)1枚
シナ合板(150×300×4mm)1枚

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更新日:2024/8/29

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