世界に一つだけ! 毛糸のウォールアートの作り方。初心者でもかんたんDIY

私にもできる♪癒やしのウォールアート

柔らかな素材感が映える『毛糸のウォールアート』

柔らかな質感のあるアイテムは、眺めているだけでもほっこりと癒やされる。今回紹介するのは、毛糸でイラストを立体的に仕上げるウォールアート。工程はとてもシンプル。穴あけや毛糸通しなどの同じ作業を繰り返すことで、しばし日常を忘れて無心になれる。こんな時間も、実は癒しなのかも。毛糸は単色のものだけでなくミックスカラーを使えばカラフルな仕上がりに。飾る場所やイラスト、毛糸の色に合わせて、ボードや枠の色も変えて無限のバリエーションを楽しもう。イラストはアウトラインがシンプルなものを用いるのがベター。自分でオリジナルのイラストを描いて、世界でひとつだけのアートを誕生させるのもいいかも。

使ったのはコレ

●MDFボード 600×300×5.5　428円
●竹用ドリル 3ｍｍ No.601　948円
●ミルクペイント 130ml インディアンターコイズ　 928円
●アカシア集成材 900×250×15　1,080円
●BRIWAX ジャコビーン　 2,850円
●ヒノキ角棒 900×12×12　188円
●ゴリラウッドグルー 118ml　木工用強力接着剤　748円
●ソーガイドＦ鋸セット　7,480円
●電動ドリルドライバー、サンダー、ミニビス25ｍｍ、ベルトクランプ、両面テープ、カーボン紙、イラスト、差し金、毛糸

※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。

【材料サイズ(見本)】
・MDFボード 600×300×5.5mm
210×297×5.5mm　1枚

・アカシア集成材 900×250×15mm
Ⓐ（奥行 30mm）　2枚
Ⓑ（奥行 30mm）　2枚

・ヒノキ角棒 900×12×12ｍｍ
296×12×12ｍｍ　2本
185×12×12ｍｍ　2本

つくりかた

【1】イラストや模様を写し(描き)、墨付けをする

好みのイラストの輪郭を、カーボン紙を使いMDFボードに書き写す。イラストを書き写したら、イラストの内側に4mm間隔で縦に線を引く。

【ポイント】

イラストの一番外側のラインに合わせて基点の線を引き、そこから4mmずつボードの端に目印を付けておくと線を引きやすい。

【2】毛糸を通す穴をあける

4ｍｍ間隔で引いた縦線とイラストの輪郭が交わる所に、錐で下穴をあけ、下穴に合わせて3mmの竹用ドリルで穴をあける。

【3】塗装をする

穴あけができたら、MDFボードに好みの塗料(今回はミルクペイントを使用)で塗装をする。あけた穴の中には塗料がたまりやすく、乾いて固まると穴がふさがれてしまうので要注意。塗装し終えた後、ふさがっている部分は錐や爪楊枝などを通して、穴をあけてから乾かして。

【4】毛糸を通す

塗料が乾いたら、穴に毛糸を縦に通し、イラストを浮き上がらせていく。開始位置は端からはじめ、一番最初の穴の裏は毛糸を2回～3回程結び、抜けないようにする。最後の穴も裏で結んでおく。

【5】枠を組み立てる

サイズにカットしたアカシア集成材をベルトクランプを使って組み立てる。接着剤は木工用接着剤(ゴリラウッドグルー)を使用し、固まるまで1時間ほど置く。枠ができたら、ミニカンナとサンダーで面取り、表面をなめらかしてBRIWAXで塗装をする。

【参照】vol.72　初心者でも簡単！アルファベットサインオブジェをDIY

https://womo.jp/column/detail/40173/

【6】パネルを取り付ける

塗装が乾いたら、枠の内側四方に桧棒をビスで取り付け、両面テープと木工用接着剤を併用してパネルを固定したら完成。接着剤が乾くまではマスキングテープで固定して。

ワンポイントアドバイス！

シンプルな輪郭のイラストがおすすめ

イラストは複雑なデザインのものを使うと、細かいラインの表現がうまくできないので、シンプルなデザインにすると良いでしょう。毛糸やボード、枠の色を変えて、自分好みのウォールアートをつくってみよう。

細かなところは丁寧に

シンプルな工程だからこそひと手間かけて

穴あけをした時に、隣の穴と間隔があいてしまった時は、仕上がりをイメージしながら穴を追加して。特に、カーブになっているところに穴を追加すると、毛糸がきれいに揃う。穴は必ず上下セットのなるようにあけること。穴に毛糸を通す時は、穴のサイズに合った編み物用のとじ針を使うと通すのが楽になる。

DIY工房 WEBでお申し込み受け付け中！

ジャンボエンチョー静岡店やホームアシスト清水駒越店など、5店舗に設置されているエンチョーの「DIY工房」。さまざまな手工具や電動工具などを自由に使うことができるから、DIY女子の間でも話題のスペースに。そんなDIY工房では、楽しいDIYイベントを随時開催中。詳しくはホームページのDIY工房バナーをクリックして。

DIY工房 WEB申込み