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灯りを楽しむトライポッドランタンスタンドの作り方。初心者でもかんたんDIY

灯りを楽しむトライポッドランタンスタンドの作り方。初心者でもかんたんDIY

私にもできる♪ トライポッドランタンスタンド

自宅で楽しめるベランピング(ベランダ×グランピング)にもピッタリ!

実用性に優れたアウトドアグッズは、キャンプやバーベキューの時にだけ使うなんてもったいない。自宅で楽しめるベランピング(ベランダグランピング)で使ったり、インテリアのワンポイントにしたりなど日常的に取り入れれば、しまい込んだままにならずに活躍する機会も増えるというもの。今回はランタンを吊すトライポッドランタンスタンドをDIYしてみよう。「トライポッド」とは三脚のこと。脚の部分は塗装するだけなので、簡単にランタンスタンドが完成する。木製なので軽量で、組み立ても簡単。室内でも安心の電池式のランタンを吊してフロアライトやベッドサイドランプに使えば、秋の夜長がおしゃれな時間になりそう。

使ったのはコレ

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●カットベニヤ 600×300×9mm 518円
●米ヒバ 丸棒 820×20φ 815円
●樹のシート オーク A4(297×210mm) 698円
●インパクトビット ショート 24mm 1,380円
●ステン回転アイプレート 5mm 935円
●マーキーギア 548円
●水性ウレタンニス 130ml つや消しクリヤー 798円
●ソリッドカラー 90g ブラウン  998円
●ボッシュ ジグソー PST800PEL 10,800円
●ジグソーブレード T101-B 3本入り 980円
●クツワ コンパス 鉛筆用(ライトブルー) 268円
●充電式インパクトドライバー、クランプ、サンダー、サンドペーパー、木工用接着剤

※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。


【材料サイズ(見本)】
・米ヒバ丸棒 1820×20φ 3本
1500×20φ 3本

・カットベニヤ 600×300×9mm 1枚
150×150×9mm 2枚

・樹のシート オーク 1枚

つくりかた

【1】ランタンを取り付けるパーツの準備

カットベニヤ2枚のうち、1枚の片面に木工用接着剤を塗り、もう1枚を貼り合わせたらクランプで圧着し、1時間ほど乾燥時間を置く。カットベニヤを貼り合わせる時は、2枚がずれないように注意して。

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【2】パーツに墨付けをする

接着剤が乾いたら、図を参照してカットベニアに墨付けをする。木片の一辺を底辺にして、正三角形を書き、正三角形の中心を基準に、角を落とす線を引く。各ポイントからの詳細なサイズは図を確認して。

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【ポイント】

正三角形の頂点を出す時や角を落とす線を引く時は、コンパスを使って印を付けると簡単。

【3】パーツに穴をあけ形を整える

図の黒い●の位置に24mmの木工用ドリルで穴をあける。穴あけができたら、図の黒い点線の形になるようジグソーで切りぬく。

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【4】パーツの表面を整える

形に切り抜いたパーツの両面に樹のシートを貼り付ける。外側にはみ出した余分な部分はカッターナイフでカットし、穴部分もくり抜く。その後、全面に水性ウレタンニス(つや消しクリヤー)を塗る。ニスが乾いたら#1500程度の耐水ペーパーを軽くかけて表面を滑らかにする。

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【5】リングを取り付け、脚を塗装する

パーツの裏面中央にステン回転リングとマーキーリングを取り付ける。次にサンダーで米ヒバ丸棒の木口の面取りをし、ソリッドカラーを塗り、乾燥させる。ソリッドカラーを塗る時は、ウエットティッシュを使うと伸びが良くなる。塗料が乾いたら、パーツの穴に脚を通し、自立させる。

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【6】トライポッドランタンスタンドの完成

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ワンポイントアドバイス!

組み立てや持ち運びに便利

3本の脚をランタンを吊すパーツの穴に通し固定し、自立させるランタンスタンド。固定するネジなどがないため、組み立てや分解も道具いらずです。脚が不安定な時は、脚の上部が交差する部分をロープで結んで固定すれば、安定感が増します。

素材をコーティングする塗料

耐水性のある塗料で、アウトドア環境にも適応

今回使った塗料はどちらもニスなので、塗装することで素材をコーティングできる。水や汚れに強くなるので、キャンプやアウトドアなど屋外使用との相性はバッチリ!脚に使う米ヒバ丸棒は水分の吸込みが強い素材なので、そのまま塗ると塗料を吸ってしまいムラになりやすい。ソリッドカラーを塗る前にウエットティッシュで全体を拭いてから塗装するとムラになりにくく、塗料の伸びも良くなる。

手ぶらでもOK! 気軽に手づくりができる「DIY工房」を利用して

ジャンボエンチョー静岡店やホームアシスト清水駒越店など、5店舗に設置されているエンチョーの「DIY工房」。さまざまな手工具や電動工具などを自由に使うことができる。初心者や初めて使う道具の使い方が分からないときも安心の、DIYアドバイザーによるサポートもあり。カフェにいるような落ち着きのある空間は、DIY女子の間でも話題のスペースに。

「DIY工房」イベント開催中

そんな「DIY工房」では、楽しいDIYイベントを随時開催中。DIYアドバイザーが講師だから、初心者からDIY経験者問わず参加OK。一人で参加しても、つくっている間に気づいたらDIY仲間に。内容は、DIYのほかガーデニングや網戸補修など幅広く、自分の目的に応じて選べる。まずは気になるイベントに参加してみよう!

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他にもたくさんのDIYレシピがいっぱい。「DIY女子倶楽部」の入会や、エンチョー「Instagram」と繋がって、手づくりを楽しもう!

更新日:2024/8/29

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