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木でつくる折りたたみ式マガジンラック。初心者でもかんたんDIY

木でつくる折りたたみ式マガジンラック。初心者でもかんたんDIY

私にもできる♪木製マガジンラックの作り方

キャンパス生地と木でつくる『木製マガジンラック』

読みかけの雑誌は、床の上に散らかりがちなもののひとつ。部屋をすっきりと保つために、マガジンラックをDIYして雑誌の定位置を作ってみよう。脚には加工や組み立ても簡単な木材を材料に。コンパクトサイズで軽いので、ソファやテーブル、ベッドのそばに、また、キッチンで意外と置き場に困るレシピ本を入れるなど、場所を選ばず使えるのが魅力。使わない時は折りたたんで収納できる。ラック部分のキャンパス生地は、ステンシルを施してインテリアに合わせてカスタマイズしよう。今回は木材やキャンパス素材のナチュラルな風合いをそのまま生かしている。好みの色の塗料を使ったり、色つき生地でカラフルに仕上げても楽しい。

使ったのはコレ

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●桧材 1820×18×18mm 420円
●米ヒバ丸棒 1820×12φ 428円
●BRIWAX 370g ラスティックパイン 2,850円
●栽ほう上手 45g 875円
●染めQ ロイヤルグレー 2,480円
●スプレーのり55 1,850円
●組ねじ 4.5×30mm 208円
●竹用ドリル 12mm 1,500円
●竹用ドリル 5mm 948 円
●卓上ボール盤、サンダー、スポンジ、キャンバス生地、アイロン、パームたわし、ステンシルシート、木工用接着剤、差し金、ハサミ、布コロナマスカー、紐(4mm)

※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。



【材料サイズ(見本)】
・桧材 1820×18×18mm 1本
(A)400×18×18mm 4本

・米ヒバ丸棒 1820×12φ 1本
(B)370×12φ 4本

・キャンバス生地
750×370mm 1枚

つくりかた

【1】脚のパーツに座掘りと穴あけをする

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材料(A)をサイズにカットしたら、図1を参照して12mmの竹用ドリルで座掘りをする。(A)のうち2本は、真ん中の座掘りをしたところに、さらに5mmの竹用ドリルで貫通穴をあける。座掘りには正確に深さを決めることができる卓上ボール盤を使うと簡単。穴あけをしたらサンダー等で面取りをし、(A)の両端は丸みが出るまで削る。

【2】丸棒を加工、塗装する

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サイズにカットした材料(B)の2本は、竹用ドリル5mmで図2を参照してそれぞれの位置に穴をあける。加工をした(A)、(B)はBRIWAX(ラスティックパイン)で塗装する。塗装後、15分~30分ほどおいてからパームたわしで磨くと自然なつやが出る。

【3】キャンバス生地の加工、ステンシルを施す

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キャンバス生地をサイズにカットし、栽ほう上手を使って図3のように加工する。ステンシルシートにスプレーのり55を吹き付けてキャンパス生地に貼りつけ固定し、染めQ(ロイヤルグレー)でスプレーをしてステンシルを施す。

【4】組み立てる

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脚の部分になる材料(A)のひと組を組ねじで固定たら、片側の脚の丸棒(B)を取り付ける。加工したキャンバス生地を丸棒に取り付け、もう片方の脚を組ねじで同様に固定して組み立てる。丸棒は穴に木工用接着剤を垂らし取り付ける。最後に下の(B)に開けた穴に紐を通し、安定するところまで脚を広げ紐を縛って固定する。

【5】木製マガジンラックの完成

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ワンポイントアドバイス!

アウトドアで活躍させてもOK

木製で軽く、折り畳みもできるので、持ち運びが便利なマガジンラック。ちょっとした収納として使えるので、グランピングなど、アウトドアでも活躍しそう。雑誌などの冊子以外にもキャンプ道具のラックにするなど、自由なアイデアで使ってみてください。

脚の加工を間違えないで

ラックの脚は表裏の2本組みを2セット用意

材料(A)に丸棒の差し込み口の座掘りをする面は、表側と裏側で1セットになる。図面を参照して間違えないように注意を。脚を組み立てる組ネジを締める時は、下から押さえながらネジ留めをして固定して。

手ぶらでもOK! 気軽に手づくりができる「DIY工房」を利用して

ジャンボエンチョー静岡店やホームアシスト清水駒越店など、5店舗に設置されているエンチョーの「DIY工房」。さまざまな手工具や電動工具などを自由に使うことができる。初心者や初めて使う道具の使い方が分からないときも安心の、DIYアドバイザーによるサポートもあり。カフェにいるような落ち着きのある空間は、DIY女子の間でも話題のスペースに。

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更新日:2024/8/29

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