インダストリアルインテリアにおすすめ！『パレットテーブル』

今回はリビングのローテーブルにもぴったりなパレットテーブルをDIY。本来は、倉庫などに保管する荷物をフォークリフトで運ぶ時に、台として使用するパレット。そのままリメイクするのではなく、日常で使いやすいサイズのパレットづくりから挑戦してみよう。木材をスノコ状に組み立てるのは一見難しそうだけど、同じ作業を繰り返すだけ。板のビス留めは、隙間と同じ厚みを板を挟みながら行うので、事前の墨付け作業も省略できる。キャスター付きで動かす時も簡単。ランチョンマットや小物などをアクセントにしやすい木材本来のナチュラルな感じを生かす塗装で仕上げると部屋になじみやすい。パレットの空間には雑誌や本などの収納スペースに活用して。

使ったのはコレ

●杉 KD 特等 1820×15×90mm　348円
●杉 KD 特一等 3000×30×90mm　748円
●BRIWAX 370g ミディアムブラウン　2,850円
●キャスター415 ゴム G-R65 ストッパー付き　648円
●キャスター420 ゴム R-R65 固定　448円
●トラスタッピング 5×16mm　118円
●スリムねじ 小箱 3.3×30mm　548円
●皿取錐 3×8mm　1,780円
●充電式インパクトドライバー、電動ドリルドライバー、スポンジ、ミニかんな、サンダー、毛引き、ウエス等

※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。



【材料サイズ(見本)】
・杉 KD 特一等　3000×90×30mm　2本
(A)600×90×30mm　6本

・杉 KD 特等　1820×90×15mm　12本
(B)900×90×15mm　24本

・キャスターはストッパー付き、固定を各2個

つくりかた

【1】面取り加工をし塗装する

ミニかんなとサンダーで材料(B)の面取りをした後、材料(A)・(B)ともに、スポンジを使いBRIWAX(ミディアムブラウン)で塗装する。15～30分ほどおいたらウエスで余分な塗料をふき取る。つやを出したいときは、パームたわしなどで磨いて。

【2】パレットを組み立てる

塗装が乾いたら、図1を参照してパレットを組み立てる。ビスで固定する前に、木が割れないように皿取錐で下穴をあける。パレットは2セット組み立てる。

【ポイント】

パレットは、木表が上になるように組み立てる。木表とは木の年輪のカーブが上になる面のこと。触ってみると木裏に比べ表面がなめらかで、ものを乗せた時に強度が増す。

【3】キャスターを取り付ける

組み立てたパレットのひとつに、図2を参照してキャスターを取り付け、もうひとつのパレットを重ねる。

【４】パレットテーブルの完成

ワンポイントアドバイス！

使いやすいサイズでDIY

パレットは、本来フォークリフト等で荷物を運ぶ時に使う荷役台のこと。そのまま家具として再利用されることもありますが、実際のパレットはもっと大きいサイズ。今回は、同じ形で、家の中でも使いやすいサイズで作製。使用する部屋や置きたい物に合わせてサイズを調整して作ってみよう。

スノコを等間隔に仕上げるポイント

板を挟みながら固定して

板をスノコ状に組み立てる時、板と板の間に隙間と同じ厚みの板を挟みながら位置を決め固定する。こうすると均等に隙間を作ることができ、きれいに出来上がる。今回は12mmの厚さの板を使用。

手ぶらでもOK! 気軽に手づくりができる「DIY工房」を利用して

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