料理が楽しくなるキッチンツールスタンドの作り方。初心者でもかんたんDIY
おしゃれな収納アイテム『キッチンツールスタンド』
料理上手になれちゃう!? 木の風合いが優しい『キッチンツールスタンド』
キッチン周りはいつもすっきりさせておきたいもの。だから、キッチンツールは引き出しなどにしまっておいて、調理の時に慌てて取り出す、なんて経験のある人も多いのでは。そこで、おしゃれに収納できるキッチンツールスタンドをDIYして、機能的な見せる収納に挑戦してみよう。よく使うアイテムや、あらかじめ使うツールを用意しておけば、手際よく料理ができる。サイズを調整してマグカップハンガーにアレンジしても素敵。塗料によっては全く違ったイメージで仕上がるので、キッチンの雰囲気に合わせて楽しんでみよう。その際は、耐水性や撥水性があるものをチョイスして。食品衛生法に適合していればさらに安心だ。
使ったのはコレ
●桧材 1820×24×9mm 48円
●工作丸棒 900×10φ 178円
●ゴリラ 木工用強力接着剤 118ml 748円
●穴うめパテ 200g ベージュ 775円
●アロンアルファ No.3 20ml 715円
●アイアンペイント アイアンブラック 200ml 1,350円
●未晒し蜜ロウワックス 100ml Aタイプ 1,350円
●しっかりつくクッションゴム 8φ×2mm 428円
●SELSフック M マットブラック 218円
●竹用ドリル 11・ 1,500円
●充電式インパクトドライバー、ミニビス16mm、ミニビス25mm、サンダー、スポンジ、ヘラ等
※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。
【材料サイズ(見本)】
・桧材 1820×24×9mm 2本
(A)400×24×9mm 2本
(B)376×24×9mm 2本
(C)150×24×9mm 2本
(D)63×24×9mm 4本
(E)400×24×9mm 2本
・工作丸棒 900×10φ 1本
375×10φ 1本
つくりかた
【1】脚を組み立てる
図1【正面】を参照して、材料(A)と(B)を接着剤を使い貼り合わせた後、(B)の面からミニビス16mmで固定する。次に同じ要領で(C)・(D)を接着剤で貼り合わせ、(C)の面からミニビス16・で固定する。ミニビスを打つ位置は図1【側面内側】を参照して。これを2組つくる。
【2】穴あけ加工
脚を2組つくったら、図2の位置に竹用ドリル11mmで深さ1cmの穴をあけ、角を面取りしておく。ビスの頭を穴うめパテで埋め、乾かす。パテが乾いたら、サンダーで平らにならす。
【3】脚を塗装する
アイアンペイント(アイアンブラック)で、脚を塗装する。スポンジを使って、表面を軽く叩くように塗るとごつごつとした鉄の風合いに仕上がる。
【4】ワックス塗装をする
サンダーで面取りをしたパーツ(E)と丸棒を、蜜ロウワックスで塗装する。蜜ロウワックスをスポンジで薄く塗り伸ばしたら、すぐにウエスなどの乾いた布で拭き上げるときれいに仕上がる。
【5】組み立てる
塗装が乾いたら(E)を図3のように取り付ける。【2】であけた穴に瞬間接着剤を少量入れ、丸棒を差し込み、接着剤が固まるまで手で押さえる。
【6】クッションゴムを付ける
底面の4か所にクッションゴムを貼り付け、丸棒にS字フックをかける。
【7】キッチンツールスタンドの完成
ワンポイントアドバイス!
水周りでの機能的な収納に
水跳ねが気になるキッチン周りの収納アイテムですが、今回使っているのは、水に強く、口に入れても安心な蜜蝋ワックス。衛生的で安心です。ただし、熱には弱いので、コンロの近くには置かないよう注意してください。
好きなテイストに仕上げて
塗料の違いで仕上がりに変化を
脚の塗装に使ったアイアンペイント。アイアンブラックの上からさらにアイアンブラウンをまだらに重ねると、鉄が錆びた質感を表現できビンテージ感が出る。また、蜜ロウワックスの代わりに色の濃いBRIWAXを使えば、使いこんだ感じに仕上がる。好みで試してみて。
手ぶらでもOK! 気軽に手づくりができる「DIY工房」を利用して
ジャンボエンチョー静岡店やホームアシスト清水駒越店など、5店舗に設置されているエンチョーの「DIY工房」。さまざまな手工具や電動工具などを自由に使うことができる。初心者や初めて使う道具の使い方が分からないときも安心の、DIYアドバイザーによるサポートもあり。カフェにいるような落ち着きのある空間は、DIY女子の間でも話題のスペースに。
「DIY工房」イベント開催中
そんな「DIY工房」では、楽しいDIYイベントを随時開催中。DIYアドバイザーが講師だから、初心者からDIY経験者問わず参加OK。一人で参加しても、つくっている間に気づいたらDIY仲間に。内容は、DIYのほかガーデニングや網戸補修など幅広く、自分の目的に応じて選べる。まずは気になるイベントに参加してみよう!