＜Part.3＞“自分らしさ”がちょうどいいいごこちのよい暮らし

【womo浜松版4月号巻頭特集】参考にしたいグリーン、DIYなどインテリアのヒント付き！

暮らしぶりが素敵な人たちに共通しているのは、センスのよさだけでなく、飾らない“自分らしさ”。自分にフィットした暮らしは、どんなところから生まれ、育まれているのか、3名の女性の心がけやルールをヒントに、自分流のいごこちのよい暮らしを見つけよう。

Hint.5｜横井恵さんの暮らし

手づくりを通して丁寧な暮らし方を意識するようになりました

横井恵さん（36歳、アクセサリー作家）

アクセサリー作家Tauとして活動する。実店舗を持たず、ネットショップやイベント出店などで作品を発表。アクセサリーにとどまらず、インテリアから色まで手づくりがライフワーク。

【Data】
●浜松市在住
●2人暮らし＋ペット（夫、愛犬ショコラ）
●持ち家　●3LDK

手間も予算も無理をしない“手づくり”を暮らしの中に

天然石の輸入販売に携わるご主人との結婚を機にアクセサリーを作るようになって、“手づくり”の面白さに目覚めたという横井さん。それ以来、「こんなの欲しいな」と思ったら何でも自分で作ってみるようになったのだそう。

作家仲間から作り方を教わったり、独学で本を読んだり同好会に通ったりしてノウハウを会得。タマネギを入れる竹細工のカゴ、幾何学柄の刺し子ふきん、風に揺れるモビールなど、家の中には横井さんの手づくり作品がいっぱい。100円ショップや散歩で見つけた自然素材なども積極的に取り入れる。それでも「やってみたけど自分には合わない」となったら素直にショップで買うなど、決して頑張りすぎない。手づくりはストレスなく取り入れてこそ楽しい！それが横井さん流“手づくりのある暮らし”。

木のぬくもりとシンプルなインテリアが素敵。無機質なメタル素材を所々に配し、甘くなりすぎない落ち着いた印象に

横井さん流いごこちのよい暮らしのMyルール

1．欲しいものは自分でつくってみる
2．無理をしない手づくりを心がける
3．伝統技法や自然のものを好んで取り入れる

①インテリアとしても優秀な保存食。梅酒、ジンジャーシロップ、かりん漬けなど食べ頃を待つのも楽しみ　②まな板はサイズ違いで計3枚。こだわりの取っ手部分はアイアン作家に手伝ってもらい付けたもの。使い勝手のよさに手放せないそう　③月2回通う市内の竹細工クラブで作った竹細工の野菜カゴ　④トイレやお部屋には季節を感じられる植物を添える。さんぽで摘みとった素朴な草花を飾ることも多いのだとか