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<11番>青春18きっぱー的3曲

この時期がやってきました・・・18歳以上でも、青春が終わっていても、、、使えるんです!『青春18きっぷ』

12月10日より、利用スタートした青春18きっぷ冬季。
この期間は、わけもなく行先もなく、ただただ電車に乗って、
腰痛と尻痛の限界地点まで、どこまで遠くに行けるのか挑戦したくなるのです。
(ちなみに、「青春18きっぷ」という名称で、勘違いしている人が結構いるようですが、年齢制限はありません)
(ちなみにちなみに、新幹線や特急などは別途料金が発生します。普通電車オンリーが私流です)

青春18きっぷの詳細は各自調べてもらうとして、
そんな旅に欠かせないのが、音楽。

車窓を眺めながら、じっくり音楽を堪能しつつ、
その音楽が思い出となる感じがたまらなくいいのです。

そこで今回は、青春18きっぱー(18きっぷ愛用者の独自名称☆)さすらい旅のお供に
おすすめ音楽とその快感フレーズをご紹介!

まわりはさすらわぬ人ばっか 少し気になった

奥田民生『さすらい』/1998年

さあ、いまからどこ行こう、西か東か、どの電車に乗るか。
今日はどこまで行って、どこで宿を取ろうか、取れるのか。
そんな期待と不安入り混じる、出発駅で聴きたい曲。


もう、頭のなか空っぽにして、だれも知らない土地で
一人ふらふら過ごすのにはもってこいの時間。

必要だと思うんですよね~。働く人にとって、こういう時間。


最後のワンフレーズ
「さすらいもしないで このまま死なねえぞ」と民生さん。

さあ、さすらいましょう!

ブルーに染まるのも それほど やじゃないし 幸せかもね

SUPER BUTTER DOG(スーパー・バター・ドッグ)『ナンモナイ』/2001年

観光客に交じり、本場兵庫で明石焼きをテイクアウト。
公園でひとり食べているときに、iPodから流れた、この曲。
12個入りの明石焼きは、冬の寒さによってみるみるうちに冷たく。

こうやって物思いにふけて(明石焼きを頬張り)、旅している私は幸せなのかもね。
そして、ある意味「ナンモナイ」のかも。
と、なぜかとてつもなくブルーな気分へ落とされた、思い出の曲。


過ちも後悔もなく、健やかに暮らしていることに対しての
疑念や嫌悪感を抱かせる、斬新な歌詞。
でもきっと、だれにでも思い当たる節があって、なんだかズシンとくる曲です。


一人旅って、観光の思い出じゃなく、あの時ああだったこうだったという
心境の思い出が残るのがまたいいんですよね~。



きっと、当時は何かに思い悩んでたんでしょうね、私(笑)

君が大事にしてるものほど これからも更に奪われていくだろう でも生きていかなくちゃなぁ

吉井和哉『あじさい』/2013年

イエローモンキーの吉井さんソロアルバム収録曲。
オアシスの「Don't Look Back In Anger」(ぜったい聴いたことあるはず!)を
吉井さんなりに、日本語歌詞を付けて歌ったこの曲。

悲壮感あるフレーズですが、
これから社会出る、大人になる“君”への励ましだと感じ、勇気づけられる曲。
原曲オアシスの、壮大でノスタルジックなメロディーがさらにそれを感じさせてくれます。


さすらいの旅も終盤を迎え、あとは最寄駅に帰るのみ。
明日からまた日常が始まる。
旅の終わりの名残惜しさと切なさ、日々への意欲、
なんだかんだこの曲が一番しっくりくるのか、帰りの電車の定番曲になってます。


まとめ

さあさあ、少しは旅に出かけたくなってきましたか。

年末、忘年会三昧もいいですが、ちょっと地元から離れて
知らない土地に出向き、今年1年の振り返りをするのはどうでしょう。
よかったことも、悪かったことも、まるっと含めて
消化して、思い出にして、来年いい年を迎えましょう!


では、みなさんよい音楽&よいさすらいの旅を~♪

隔週水曜日に更新。次回は12月28日(水)です♪

更新日:2016/12/14
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ゆとり最前線サツキの『快感フレーズは添えるだけ。』 完全筆者主観の、心地いいと思った音楽と快感フレーズをご紹介。「わかるわ~」と共感を得られる…かは分からないですが、一度聴いてみる価値ありの音楽をお届けします。

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