お茶の味ではなく、作り手の顔で選ぶ新スタイル

オクシズに限らず静岡の茶処に住んでいると、4月上旬からそわそわした雰囲気を周りから感じます。新入生や新社会人が抱く期待に満ちた高揚感ではなく「もうすぐお茶の季節が始まるぞ」という茶農家さんが気合いを入れる高揚感。また、少し外を出歩くと聞こえてくるお茶刈機の音や火入れをする芳ばしい香り。そんな静岡らしい雰囲気が好きで、毎年新茶が飲めるこの季節を楽しみにしています。

そんな新茶の時期、みなさんは何を基準に購入するお茶を選んでいますか？ 親戚の茶農家や馴染みのあるお茶屋から買う方も多いでしょう。中には、渋みや甘み、香りなどを基準に選ぶ方もいるかと思います。そんなお茶を選ぶ基準に、新しい価値観をもたらすプロジェクト「CHANOーKA」がスタートしました。オクシズで茶業を営む若手イケメンお茶男子８人が集結し、低迷が続く茶業界を盛り上げようと立ち上げたこのプロジェクト。若い世代を対象に、静岡茶の魅力を発信する商品やイベントなどを企画・開発しています。

第一弾として、お茶男子を全面に露出した8種類のティーパックを3月から発売。味で選ぶのでは無く、どのお茶男子が好みかで選ぶスタイル。推しメン（応援している農家さん）を決めて一点買いするのも良し、プロジェクト全体を応援するいわゆる「箱推し」で全種類買うのも良し。友達と一緒に「どの人がタイプ？」なんて話をしながら買いに行ってみてはいかがでしょうか。現在、エスパルスドリームプラザで販売しています。普段お茶を買わない方も友人や家族への手土産に、お一ついかがですか？

有限会社グリーンエイト

販売店舗：エスパルスドリームプラザ１F「駿河みのり市場プラス内」

電話番号

054-395-2203

【筆者／とみー】
静岡市の中山間地「オクシズ」に移住した26歳。オクシズでまちおこしの仕事に取り組んでいます。趣味はギターとサッカー観戦。渓流釣りも始めました。オクシズに住んだからこそ感じた魅力を紹介します。