ノスタルジックな「天浜線」でスローな電車旅[2/2]
womo編集部鈴木です。掛川駅から天竜二俣駅を経て、新所原駅まで走る全長67.7kmの天竜浜名湖鉄道、通称「天浜線」。田園や清流、木造駅舎などのノスタルジックな風景にほっこり。情緒あふれる駅舎グルメやカフェも充実しています。
浜松市北区「はままつフルーツパーク時之栖」
季節のフルーツ狩りのほか多彩な遊びが充実
天浜線フルーツパーク駅下車、徒歩8分。広大な果樹園で、さくらんぼ、桃、ぶどう、梨、りんご、ブルーベリーなど年間約15種類の旬のフルーツ狩りを楽しめる「はままつフルーツパーク時之栖」。
1~5月は、いちご狩りの季節。章姫をはじめ、紅ほっぺ、かおり野、よつぼしの4種類を栽培。何を味わえるかは当日のお楽しみ。30分食べ放題なので、摘みたてのみずみずしくて甘いいちごを存分に味わおう。
そのほか、モチモチの窯焼ピザが味わえるレストラン、世界のワインが集まるワイナリー、子ども連れに人気のフルーツ型アクティビティ、手ぶらで楽しめるキャンプなどさまざまな施設がそろいます。
おみやげには、フルーツをふんだんに使ったジャムやドリンクなどのオリジナル商品がオススメ。
さらに、冬にはずせないのは、イルミネーション! フルーツのオブジェ、長さ120mの光のトンネル、高さ15mのくすの木ツリー、日本最大級の噴水ショーなど、幻想的なフォトスポットが満載です。
浜松市北区「piazza(ピアッツァ)」
ふっくらモチモチ! 風味豊かな石窯焼ピザ
2019年3月、天浜線 金指駅舎内にオープン。店名の「piazza(ピアッツァ)」はイタリア語で「広場」を意味する言葉。北欧のカフェのような店内で、客席からは石窯でピザを焼く様子や、窓越しに駅舎も見られます。
ピザ職人歴15年以上、世界ピザ選手権に8度も出場した店主が石窯で焼くピザは、香ばしい焼き加減の見極めが絶妙。イタリア産と国産の小麦粉をブレンドしたナポリ風生地は、風味豊かでふっくらモチモチ。生地はサクサクとした軽め食感のローマタイプも選べます。
ピザの種類は、定番人気のマルゲリータほか、ソーセージ&コーン、ハニー&フォルマッジなど多彩。チーズの種類も選べます。
冬は牡蠣のピザがオススメ!
ピザ以外にも、パスタやアンティパスト、ワインなどのアルコールもそろっているので、シーンに合わせて楽しめるのがいいですね!
ピザはテイクアウトもできます。
浜松市北区「メイ・ポップ」
駅のホームを眺めながら、低温発酵のふんわりパンとコーヒーでひと休み
天浜線 都筑駅舎内にある小さなパン屋さん。創業から30年以上、パンの美味しさはもちろん、アットホームであたたかい雰囲気も人気のひとつ。
「メイ・ポップ」のパンは、冷蔵庫で一晩寝かせた低温発酵の生地で作る、しっとり柔らかで、ふんわりとした口どけ。手作りで安心・安全、懐かしい味わいが評判。
定番人気のレーズンブレッドやあんぱんのほか、デニッシュ系から食事系まで50~60種類のパンがズラリ。三ヶ日牛バーガーや三ヶ日みかんを練り込んだパンなど、地元の特産を使ったパンもあります。
駅のホームを望むカウンター席があり、イートインもOK。コーヒーはセルフサービスですが、豆から淹れる本格派で1杯120円。電車や行き交う人々を眺めながら、ホッと一息くつろげます。
【ノスタルジックな「天浜線」でスローな電車旅[1/2]】の記事はこちら
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