沼津で深海魚を楽しもう! オススメの観光スポットと深海ランチを紹介[2/2]
沼津が舞台の『ラブライブ!サンシャイン!!』を今さら観始めたwomo編集部鈴木です。改めて沼津のロケーションの良さや素朴な魅力をかみしめています。沼津といえば干物が定番ですが、近年は「深海魚」が話題。深海魚を見て、食べて、そのディープな魅力にふれてください!
最深部が2500mにもなる日本一深い駿河湾では、多種多様な生物が生息。特に沼津市の南部・戸田(へだ)ではトロール漁(底引き網漁)が盛んで、深海魚の聖地とも言われています。
その見た目に一瞬ギョッとしてしまう深海魚ですが、味にクセはなく、想像以上に食べやすいものが多いんです。
沼津・戸田に来たなら、ぜひ深海魚グルメにチャレンジを!
沼津市戸田「さかなや魚清」
タカアシガニをはじめ、深海魚をランチで美味しく気軽に!
ランチに深海魚を味わうなら、戸田港の南側にある「さかなや魚清」がオススメ。店内には大きな生け簀があり、タカアシガニがわんさか!
「さかなや魚清」では、定食やコースでタカアシガニが存分に味わえるほか、足1本から気軽に注文できるのもうれしいポイント。
新鮮な刺身を味わいたい人は、メギス、本エビ、トロタコの3種が楽しめる「深海魚さしみ3点盛り」を。
そのほか、タカアシガニと共に戸田の名物となっている赤エビもオススメ。「さかなや魚清」では、塩焼きや醤油焼きが人気。ミソたっぷりの赤エビを丸ごと豪快に食べよう。
沼津市戸田「駿河湾深海生物館・戸田造船郷土資料博物館」
名誉館長はココリコの田中直樹さん! 深海生物のディープな魅力を発見
御浜岬の先端にある「駿河湾深海生物館」は、2017年のリニューアルで、深海サメ好きで有名なココリコの田中直樹さんが名誉館長に就任。
田中名誉館長のお気に入りは「ツラナガコビトザメ」。手の指くらいの大きさしかないサメなんだって!
世界一大きいカニ「タカアシガニ」の向こうに、さりげなく写り込む田中名誉館長……おもしろいです。
館内には液浸標本約150体、はく製約30体、模型約40体を展示。
常設展示では国内初の「ソコボウズ」、生きている化石と呼ばれる「ラブカ」、さらに希少な「オロシザメ」は、はく製と液浸標本あわせて3体も展示。
見れば見るほどトリコになる、神秘的な深海魚のディープな魅力を知ることができます。
併設の「戸田造船郷土資料博物館」では、日本初の本格的洋式帆船「ヘダ号」の造船資料や、ロシアと戸田の友好の歴史などを紹介しています。こちらもあわせてぜひ!
「駿河湾深海生物館・戸田造船郷土資料博物館」スポット情報はこちら
沼津市「大瀬崎(おせざき)」
海越しに富士山を望む 「神池」のあるパワースポット
ダイビングや海水浴で人気の大瀬崎は、駿河湾に突き出た砂嘴(さし)で、国の天然記念物である樹齢1000年以上のビャクシン樹林が群生。岬を一周する遊歩道があり、さえぎるものが何もない海越しの雄大な富士山が望める絶景スポットです。
岬の先端には、海の間近にあるのに淡水という「神池」があり、伊豆七不思議のひとつに数えられています。池に近づくと、びっくりするほどたくさんの鯉が寄ってきます。
大瀬崎には、海の守護神として知られる「大瀬神社」があり、毎年4月4日の例祭には、天下の奇祭「大瀬まつり」が開催されます。
【大瀬崎】おせざき
□所/沼津市西浦江梨329(大瀬神社)
□電/055-934-4747(沼津市観光戦略課)
□P/100台
沼津港周辺のスポットをご紹介する前半の記事はこちら↓↓↓
紹介スポット
しずおかジモトリップ 日帰りから休日・週末の旅行まで、静岡県内の観光地・女子旅スポットを紹介。