WOMO

専門家にきく「花のある生活」 香る暮らし vol.1 

専門家にきく「花のある生活」 香る暮らし vol.1 

引っ越しや異動など、新しい場所や“初めまして”な仲間と出会うことの多い春。慣れない環境で過ごす新生活、ちょっぴり緊張した気持ちをほっと落ち着かせるのは、やっぱりおうちで過ごす時間では。自宅のリビングや寝室など、コロナ禍においては特に、心と体を一息つかせる空間の重要性を感じたはず。その居心地の良さをつくるポイントとして、womo 編集部が注目したのは“香り”。見えないからこそ、その良し悪しを左右するほどのパワーを秘めている。今回は「花」「アロマ」「お茶」という3つのジャンルから、三者三様の香りの“まとい方”を伝授。

【花】静岡市葵区鷹匠「花かん(かかん)」

さりげない気遣いが見えない空気感をつくる”香り“という重要ティップス

まずはじめに話を伺ったのは、静岡市葵区にあるフラワーショップ「花かん」。
お店に一歩足を踏み入れると、鮮やかで生き生きとした草花がずらりと並ぶ。今日はどれを選ぼうか、眺めているだけで誰しもワクワクする空間。

image-41566-0

花かんの久保嶋さん曰く、「お花を選ぶ楽しみ方は人によってさまざまです。例えば、色や形、見た目の好みなど。その中の一つが香りです」。
花は同じ香りがずっと続くわけではなく、花弁が開いていくたび強弱が生まれ、日によって違う香りが楽しめるのだそう。
「見た目の好みと香りを両方楽しむなら、まずは好きなお花を選んでから香りの強いお花を添えるのがおすすめです」。
嗅覚を刺激するゼラニウムや、香りの強いハーブ類は花に添えるとふわっと爽やかな香りに包まれる。
花は「もらったから飾る」という人も多いが、ぜひ今年は積極的に取り入れ、自然な香りでリフレッシュを。

「花かん」スタッフ久保嶋さんにきいた香りを活かすTips

image-41566-1

「花かん」スタッフ久保嶋さん


image-41566-2
1.パンチのある香りを選ぶ

香りの強い花が多く並ぶのは春~初夏。重めの香りが好きな方はポぺルカやボンボンブランなどのバラがおすすめ。藤枝のバラ農園で育てられる種類で、静岡にはあまり出回らないバラなんだとか。清涼感のある香りが好みの方は、ゼラニウムやミント、バジル、コリアンダーなどのハーブ系をチョイス。


image-41566-3
2.長く楽しむためにお手入れをする

長持ちの秘訣はシンプルで、1日1回水を入れ替えること。水を替えるときは、水の中で茎を斜めに切り吸水を良くする“水切り”を。このひと手間で香りと持ちが断然良くなるんだそう。花を飾る場所は直射日光が当たらず、気温の変化が大きくないところがベスト。玄関など、涼しい場所に飾ってみよう。


image-41566-4
3.黄金バランスで見栄え良く

切り花は花びんの高さに対して、1~1.5倍の高さにカットして活けるとバランスが良い。また、手前に背の低い花、奥に高さのある花を活けるのも見栄えするポイント。不安な人は、お店で手持ちの花びんと、どんな壁の前に飾るかを伝えてアドバイスをもらい、慣れてきてからチャレンジを。


「花かん」お店の情報はこちら


静岡のフラワーショップ情報

静岡市街中のお花屋さん3選

静岡市郊外のお花屋さん3選

静岡市フラワーギフトのお店2選

そのほかの記事もチェック!

「香る暮らし vol.2 アロマオイルのある生活」の記事はこちらから

image-41566-8

3/24(水)公開予定

「香る暮らし vol.3 お茶のある生活」の記事はこちらから

image-41566-9

3/25(木)公開予定

「お茶のある生活」CHA10オーナーのインタビュー動画はこちら

紹介スポット

静岡市葵区

花かん

鮮やかで生き生きとした草花がずらり

更新日:2022/12/13
コラムシリーズイメージ

フリーマガジンWOMO巻頭特集 フリーマガジンに掲載した巻頭特集を紹介。季節に合った内容はもちろん巷で話題のコンテンツを、WOMO編集部ならではの目線で特集記事としてお届け。静岡の女性にぜひ知ってほしい、編集部が注目する内容もピックアップ。

よみものシリーズ