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【みかわや コトバコ KIZUKIの食堂】浜松市のコミュニティカフェをランチ探訪!

【みかわや コトバコ KIZUKIの食堂】浜松市のコミュニティカフェをランチ探訪!

静岡のグルメ情報に精通した編集部おすすめのお店を厳選してご紹介。今回は『womo』の姉妹サイトである県内住宅情報メディア『イエタテ』の取材班・ディレクター「すまゆ」とライター「トモコ」が実際に訪れた浜松・掛川など静岡県西部エリアのランチ店をご紹介。その日食べたメニューのこと、お店のこと、さらにはそこで語られた女子トークまで(!?)ありのままにお届け。

わたしたちが紹介します

womo読者のみなさんこんにちは!
住まい情報ウェブサイト&フリーマガジン『イエタテ』を手がけるディレクター「すまゆ」&ライター「トモコ」です。夢のマイホームを叶えたご家族を取材するのが私たちの仕事。担当エリア・静岡県西部で素敵な一軒家を訪ねた後は、周辺の知る人ぞ知るランチスポット&カフェ探しも命がけです。2人で見つけた穴場ランチ店をご紹介します!

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すまゆ(左)、トモコ(右)

<プロフィール>
編集:すまゆ
住宅情報メディア「イエタテ」ディレクター。激務の間にキャンプや街巡り、映画や読書を楽しむ全方位アクティブ派。無類のイモ好きでカレーとアジア料理に目がない。

ライター:トモコ
雑誌の編集者を経て、フリーランスのライターに。小学生の男の子と女の子の二児の母。好きな食べものは、塩サバ、プリン、カタラーナ(節操ないタイプ)。

<イエタテ:わたしたちのお仕事>
静岡県東部・中部・西部、愛知県三河エリアの工務店、住宅会社探しをお手伝い。住宅イベント、完成見学会、8000枚以上の注文住宅の施工例フォトギャラリー、リノベ事例、モデルハウスなど家を建てる時に必要な情報サイト。

「イエタテ」の詳細はこちら

【みかわや コトバコ KIZUKIの食堂】浜松市の発酵食カフェへ

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浜松〜掛川市周辺で、『イエタテ』取材後の立ち寄りランチスポットを紹介するはずのこのコラム、2回目の登場です。今回はランチを兼ねた異業種ミーティング的なものに参加した記録をお届けします。(第2回ですでに主旨を捻じ曲げる意志の弱さ。お許しを!)

場所として選ばれたのが、2020年末に浜松市にオープンした「みかわや コトバコ」内にある食堂「KIZUKIの食堂」。

なにそれ? ということで、頑張って解説してみます。

浜松市「みかわや コトバコ」は築50年のレトロな建物をリノベーションしたコミュニティ

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「みかわや コトバコ」はJR浜松駅から徒歩約15分、浜松城公園から5分程度の場所にあります。昭和の風吹く浜松市中区尾張町、商店街の角地にある、築50年を超える古い店舗兼民家をリノベーションした不思議な空間。食堂店主、製本家、野菜屋、お菓子屋、英会話講師をはじめ、多業種のフリーランスが集まって生み出した「人が行き交うコミュニティ」空間といったところです。

有志でごみを片付け、天井を抜き、壁を剥がし、新たにデザインした店舗内にある「KIZUKIの食堂」は、毎週金曜・土曜だけ営業する「知る人ぞ知る」食の場。

そこで、人生に迷いはじめた25歳すまゆと、「もういい年なのに迷うネタさえない」ことに恐怖感を感じるトモコが、キラキラした女子たちを前にランチをした日の話。

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懐かしさが香る空間で、大盛りにしても罪悪感のないごはんをいただく

昔懐かし「TABACCO」の看板を横目にガラス戸を開けると、製本する人、パソコンに向かう人、ご飯を食べる人など、さまざまな人が入り混じる不思議な空間が広がります。この中の一角が今回の食堂。古材と新材をミックスして手づくりされたお洒落なテーブルに座り、メンバーが集まると、不思議なミーティングがスタート。

今回は「コーヒーを愛する女子」と「オーガニック農園を支える奥さま」の2人と一緒に、すまゆとトモコがランチをする会なのでした。わいわい女子トークをしながら味わったのは、「KIZUKIの食堂」店主による優しいごはん。

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浜松産素材と発酵調味料を使った、心と体に染み渡るご飯

「KIZUKIの食堂」では、昔ながらの和食に使われる味噌、ぬか漬けをはじめとする発酵食材や、丁寧に出汁をひいて作るお味噌汁。そんな“ふだんのご飯”を、心を込めてつくってくださるのです。できる限り浜松産野菜を使うことを意識されているよう。さらに雑穀ご飯の大盛りは無料とのこと。美しい女性を前に「大盛りで」と揃ってオーダーする、永遠の育ち盛り、「すまゆ」と「トモコ」。

この日のメインはハーブチキン。店主が自らスパイスやナッツ、ハーブ、塩をブレンドして砕いたものを胸肉にまぶし、焼き上げたスパイシーで旨味のある一品。手づくりのレモスコ(レモンタバスコ)との相性も抜群です。これだけ品数豊富ながら、1000円(税込)というコスパの良さ!

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ほぼ初対面でも人生相談ができる大らかなコミュニティ

美味しいご飯とともに、語ったのは参加者女性たちの夢についてでした。自分で夢を見つけて起業するなど、家業を盛り上げるキラキラ独立系女子に対して、「すまゆ」が問いかけたのは「夢の見つけ方と育て方」。

「私、やりたいことがいっぱいありすぎて困っているんです。」

そう「すまゆ」が切り出すと、コーヒーを愛するエネルギッシュな彼女は答えたのでした。
「そんなの、一つに絞ることないよ。パワレルワークができる方が将来仕事を受注しやすいよ。全部やればいいよ!」

いたずらに年を重ねてきただけのトモコ(実は最年長だけどそんなこと置いといて)は、一緒に驚嘆。しかし、確かにマルチタスクをこなすパワレルワーカーはこれからの生き方の一つかも。勉強になりました。

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「すまゆ」は強烈なアドバイスを受け、さらなる迷いの森に入り込んだ感じもしますが。それは次なる課題として。実はこのランチ会自体、初対面のメンバーだらけ。テーブルの一角で仕事をされていた方と名刺交換をしたり、食堂店主にまで「すまゆ」が人生相談をしたりなど、この空間では、コミュニティのボーダーが一切ありません。

おいしいご飯は人と人の境界を緩やかにして、行き交う流れをつくり、ご縁を生み、そして新しい価値観を生み出すものなのかもしれません。

そんな人生の教訓を得て、今日もごちそうさまでした。帰る前、ランチにも使われている切り干し大根や、体に優しい手づくり調味料、発酵食品などをチェックしました。

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ちなみに、「KIZUKIの食堂」さんのランチは予約がおすすめ。LINE公式アカウントから予約できるそうなのでぜひ。入口脇にある「TABACCO」の看板下では、月〜木曜の朝だけコーヒーを販売中。

【みかわや コトバコ KIZUKIの食堂】のお店情報

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KIZUKIの食堂(みかわや コトバコ内)
TEL/なし(HP掲載の公式LINEから予約)
住所/浜松市中区尾張町126-1
営業時間/11:30〜16:00(ランチは〜13:30)
定休日/日〜木曜(金土のみ営業)

ホームページ

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更新日:2021/4/1
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