ティータイムが楽しみになる！『モザイクタイルのコースター』

おうちでのティータイムをちょっと特別にするアイテムはいろいろあるけど、手軽に取り入れられるのがコースター。特に暑い季節は、コールドドリンクのグラスから伝わる水滴をテーブルに残さない役目も果たしてくれる。そこで今回は、水に強いタイルを使ったコースターを作ってみよう。ちょっぴりレトロな雰囲気に仕上がるモザイクタイルは、ガラスとも陶器とも相性抜群。色合いを工夫すれば、秋冬も活躍しそう。タイルの形も正方形だけでなく、円形や花の形などさまざま。何種類か組み合わせても、かわいく仕上がる。お気に入りのグラスやカップに合わせたり、枠の部分をタイルとコーディネートした色で塗装するなど工夫してみよう。

使ったのはコレ

●桧加工棒 L型 900×12mm　288円
●カットベニヤ 600×300×3mm　228円
●モザイクタイル 30入り 10-20B 白　128円
●モザイクタイル 30入り 10－11D 水色　128円
●ボンド クイック 30 15g　528円
●タイルの目地材 1Kg ホワイト　445円
●アロンアルファ プロ用No.3 20g　715円
●ゴリラ 強力木工用接着剤 118ml　748円
●ソリッドカラー 90g ホワイト　998円
●ゼットソー ハンディー150 精密目　1,780円
●シリコンコーキングヘラ 38mm 平面用　378円
●シンワ ステン止型スコヤ　1,680円
●サンダー、プラスプーン、水、ウェットティッシュ、ビニール袋、ビニール手袋、差し金、ピンセット等

※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。


【材料サイズ(見本)】
・桧加工棒 L型 900×12mm　1本
90×12mm　4本
・カットベニヤ 600×300×3mm　1枚
79×79×3mm　1枚

つくりかた

止型スコヤを使い、図を参照して桧加工棒のカットする位置に墨付けをする。止型スコヤは斜めの墨付けを楽に行うことができる。墨付けしたら、精密目ののこぎりで4本分カットする。

【2】ベース部分を組み立てる

カットした桧加工棒を組み立てて、まず枠を作る。接着部分は木工用接着剤と瞬間接着剤を併用してつけ、差し金の角に合わせながら1か所づつ組み立てる。3本接着してコの字型になったら、最後のパーツは2か所同時に接着する。でき上がった枠の内側にベニヤを取り付ける。接着は枠と同様に、木工用接着剤と瞬間接着剤を併用し、上から20秒ほど押さえて固定する。

【3】モザイクタイルを接着する

ベースができたら、クイック30(エポキシ系接着剤)のA剤とB剤を同量出して、付属のへらでよく混ぜる。混ざった接着剤を枠の内側(ベニヤ面)にまんべんなく塗り、モザイクタイルを並べ、接着剤が固まるまで30分ほど置く。モザイクタイルを並べていく時は、ピンセットを使うと作業が楽になる。

【ポイント】

モザイクタイルは、一度接着剤の上に置いてもすぐには固定されないので並べ替えもOK。ただ、あまり時間をおくと接着剤が乾き始めるので、並べ方をあらかじめ考えておく方がベター。

【4】枠を塗装する

モザイクタイルが固定されたら、枠の部分をソリッドカラー(ホワイト)で塗装する。塗装にはウェットティッシュを使って。

【5】目地を埋める

枠の部分にマスキングテープを貼っておく。ビニール袋に、タイル目地材スプーン4杯程と水スプーン2杯程を入れ、耳たぶくらいの硬さになるまでよく混ぜる。混ぜても粉っぽい場合は水を少しずつ入れ、逆にゆるくなった場合は目地材を足して調整する。丁度良い硬さになった目地材を、タイルの隙間に指でこすりつけるようにしてまんべんなく隙間を埋めていく。

【6】余分な目地剤を拭き取る

隙間が埋まったら、シリコンヘラで余分な目地材を取り除く。ウェットティッシュで目地を整え、約1日程度乾燥させる。乾燥して目地剤が固まったら、仕上げにウェットティッシュでタイルの汚れを落とす。

【７】モザイクタイルコースターの完成

ワンポイントアドバイス！

カップに合わせてバリエーションを

色や配列の仕方によってデザインが変わるタイル。いろいろなパーターンで作れば、バリエーションが広がります。また、カップのデザインに合わせたり、季節感を演出する配色を用いれば、ティータイムが華やかに、楽しくなるでしょう。タイルも目地も水には強いですが、コーヒーなど色が付いた飲み物をこぼすと、目地に色が付くことがあります。

目地剤の扱いに注意

水の量は少しずつ調整を

目地剤を水で溶く時は、パッケージに表示されている標準の水の量よりも少なめにして、硬めにしておくと扱いやすく乾燥も早くなる。また、枠を組み立てた時に接着面に隙間ができてしまった場合は、ウッドパテなどで隙間を埋めると仕上がりがきれいになる。

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