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NewSTANDARD 編集部新店セレクション womo編集部が今いちばん気になるニューオープン・リニューアル店をピックアップ。 ライター:womo編集部

【スリランカスパイス料理 スパイシーコロンボ】スリランカのスパイスをふんだんに使ったカレー店が2021/7/15(木)駿河区南町にオープン

【スリランカスパイス料理 スパイシーコロンボ】スリランカのスパイスをふんだんに使ったカレー店が2021/7/15(木)駿河区南町にオープン

スパイスをふんだんに使った、からだにやさしいスリランカカレーを提供する「スリランカスパイス料理 スパイシーコロンボ」がオープンした。料理をつくるのはスリランカで星付きレストランでの修行経験もあるシェフに来日してもらったそう。お店への思い、料理のこだわりについて、店主のJAYA(ジャヤ)さんにお話をうかがった。 (写真提供:スリランカスパイス料理 スパイシーコロンボ)

2021/11/1(日)OPEN! グルメ・駿河区南町「スリランカスパイス料理 スパイシーコロンボ)」

「スリランカスパイス料理 スパイシーコロンボ」ではたくさんのスパイスを使用

スパイシーコロンボ店内の写真

「スリランカスパイス料理 スパイシーコロンボ」のスパイスカレーは、コリアンダー、クローブ、クミン、フェヌグリーク、ブラックペッパー、カルダモン、ターメリック、フェンネル、赤唐辛子、ゴラカ、シナモン、タマリンゴ、マスタードシード、カレーリーフ、ランペ、ツナパハ、ココナッツといった多数のスパイスや素材を使用している。
スパイスカレーのお店は静岡にもたくさんあるけれども、ここまでさまざまな素材を使っているところはあまりないのではないだろうか。
「多くのお店はだいたい7〜8種類程度だと思います。もちろん、それだけでもおいしいカレーをつくることができますが、さまざまなスパイスが及ぼす健康効果を考え、最大限の種類を使おうと思ったんです」とJAYAさんは話す。

スパイスはスリランカのものを取り寄せ、友人や知り合いに試食してもらい、唐辛子の量を調整するなどして味を研究。辛さはある程度なら調整できるとのこと。辛いものがあまり得意でない方はぜひスタッフに相談してみよう。

ご飯は、スリランカでお祝いのときに食べられるバスマティ米(まい)という高級なお米を使用。香りがよく、口あたりが上品なお米だそうだ。ぜひその辺りにも注目して、いただいてみてほしい。

スパイシーコロンボ料理の写真

(写真提供:スリランカスパイス料理 スパイシーコロンボ)

スリランカでは、基本的にカレーは2種類以上のものを組み合わせ、それにサラダをのせていただく。2種類をそれぞれで食べてもいいし、混ぜることで味変も楽しめるそうだ。「スリランカスパイス料理 スパイシーコロンボ」では、シングルチキンカレーも提供しているが、ぜひ合わせ盛りになったフルプレートをいただきたい。カレーの上には、「パパダム」と呼ばれる豆の粉で作られたチップスが添えてあり、一緒にいただくことで食感も変えられる。ワンプレートでさまざまな楽しみ方ができるのが、スリランカカレーの特徴なのだ。

「スリランカスパイス料理 スパイシーコロンボ」の根底にあるスリランカの文化

厄除けの踊りの際に使用されるお面

店内に飾られた厄除けの踊りの際に使用されるお面のミニチュアサイズのものがインテリアとして飾られている

「スリランカでは、朝から毎日カレーを食べます。味付けはさまざまなので、飽きることはないですね。ランペやカレーリーフ、レモングラスのような素材は、スリランカでは家の庭に植えているような素材。庭のスパイスなどを使いながら、スリランカのお母さんは、その日の家族の健康状態に合わせてスパイスを選択。どのスパイスにどんな効果があるか、スリランカのお母さんは知っているんです」。
たとえば風邪をひいたら、コリンアンダー、クミンシードを使ったお茶を用意したり、肌寒い日にはブラックペッパーを多めに入れたりする。
スリランカはアーユルヴェーダ(=インドやスリランカなどのインド大陸で生まれた伝統医学。心やからだ、行動、環境などの調和が健康にとって重要だと考えられている)の国として知られる。食と健康は同一のもの。からだへの健康効果を考え、スパイスをセレクトするのだという。

スパイシーコロンボ料理の写真

(写真提供:スリランカスパイス料理 スパイシーコロンボ)

「スリランカ料理では、モルティブ・フィッシュというカツオ節のような素材も使っています。せっかく静岡でお店を開いているので、モルティブ・フィッシュの代わりに、焼津のカツオ節を使用。ほかにも静岡の桜えびも使っているんですよ」。
すべてがスリランカ産というわけではなく、静岡ならではの食材も使っているそうだ。

カレーはどちらかという甘口派のwomoライター。実際にカレーをいただかせてもらった。最初はすこし「辛い!」と思うけれども、それは最初の一口だけで、以降はそこまでの強い辛さは感じられず、ほどよい辛さ加減で食べやすい。いろいろなスパイスの香りと味が混ざり合い、からだにじんわり染みるような味わいだ。

「スリランカスパイス料理 スパイシーコロンボ」の飲み物やデザート、夜の料理もおすすめ

店内とテラス席の写真

店内もよいが、テラス席でいただくこともできる

シナモン、クローブ、カルダモン、ジンジャーといったスパイスに、スリランカのセイロン紅茶とミルクでつくるチャイもおすすめ。寒い季節にからだを温めてくれそうだ。また、カレーをいただく際、辛いものが苦手な方は、マンゴーラッシーと合わせるとよい。

スパイシーコロンボデザートの写真

(写真提供:スリランカスパイス料理 スパイシーコロンボ)

ココナッツの蜜を卵で溶き、型に入れて蒸したプリンのようなデザート「ワタラッパン」はデザートに。こちらもカルダモンやナツメグなどのスパイスを使用している。手間がかかるスイーツで、スリランカでは誕生日や結婚式などの特別なときにいただくもの。やさしい甘みがあり、カレーの後に食べるのにぴったりだ。

「スリランカスパイス料理 スパイシーコロンボ」で、カレーやチャイなどの飲み物と、ワタラッパンをいただけば、スリランカの食文化がわかるそうだ。

スパイシーコロンボ料理の写真

スリランカのお酒と一緒にいただくのもまたいい(写真提供:スリランカスパイス料理 スパイシーコロンボ)

「スリランカスパイス料理 スパイシーコロンボ」のランチもよいが、夜はまた雰囲気が変わる。スリランカのビーチレストランを再現した雰囲気になるそうで、そこで出てくるようなお酒と一緒に楽しめる食事やおつまみを提供。お酒はスリランカのビールである「ライオン ラガー」や「ライオン スタウト」のほか、「アラック」というココナッツの花蜜からつくるラム酒やウィスキーのようなお酒をいただける。「アラック」はアルコール34度とかなり強めのお酒だが、ココナッツの香りがするそうで、スリランカにいるような気分になれそうだ。

料理集合写真

ディナータイムに提供しているおつまみの数々(写真提供:スリランカスパイス料理 スパイシーコロンボ)

「スリランカスパイス料理 スパイシーコロンボ」のJAYAさんは車が好きで来日

スリランカ出身のJAYAさんは、車が好きで2008年に来日。日本語学校を探す際、東京か静岡の学校を勧められたという。
「スリランカは暖かい国。静岡なら雪が降らないと聞いたので、静岡を選びました」とJAYAさんは当時を振り返る。日本語学校で勉強し、専門学校で自動車の整備士の資格を取得。静岡にある海外メーカーのカーディーラーへ整備士として就職した。
「整備士の仕事は、初めから10年しかやらないと決めていて、そのあとはスリランカのことを広める仕事をしようと思っていました」。

こうして2021年7月に退職。
「整備士として勤めていたカーディーラーでは、キャンプイベントを開催していたんです。そのときにお客さんや仲間にスリランカカレーを出したところ、とても好評だったんです。健康によいスパイスを使ったスリランカ料理のお店なら、スリランカのことを知ってもらえる機会になるのではと思いました」。

店舗を探していたとき、この店を経営していたオーナーが、今の店を閉めるからよかったら使わないかと声をかけてくれたという。「コロナ禍ではあったものの、こんなときだからこそ、からだによい料理を食べてほしい。やるなら今しかないと思いました」と話す。

店内のインテリアはスリランカをイメージした雰囲気にアレンジし、お店づくりをスタートした。

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写真左が店主のJAYAさん、右がシェフのアヌラダさん(写真提供:スリランカスパイス料理 スパイシーコロンボ)

当初はJAYAさん自身で料理をつくろうと考えていたというが、もともとJAYAさんは料理をする方ではなく、日本に来てから故郷の味が恋しくなり、スリランカのスパイスを取り寄せ、自炊するようになった程度だという。
やはり料理のプロを雇った方がよいと考え、紹介してもらうことに。一時期、大阪でシェフをし、スリランカに帰国していたアヌラダさんにお願いし、静岡に来てもらうことにした。アヌラダさんは、スリランカの星付きホテル「タージサムドラ」や航空会社でのケータリングの仕事をするなどの13年のシェフ歴を持つ。

「スリランカスパイス料理 スパイシーコロンボ」の今後の展開

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階段下のスペースに隠れ家のような雰囲気の半個室空間も

「おいしいものを食べると元気になれますよね。健康や美容などへの関心が高い方にもぜひ食べてほしいです」とJAYAさんは話す。
テイクアウトもやっているが、将来的にはレトルトパウチでの商品開発し、もっと気軽に食べてもらえるようにしたいという。

数年前からスパイスカレーがブームとなり、静岡にも最近はさまざまなカレー店が次々にオープンしている印象があるが、「スリランカスパイス料理 スパイシーコロンボ」のカレーは、おいしいのはもちろん、たくさんの種類のスパイスを絶妙な配分に調整して使ったり、お米にもこだわったり、より細かなところまで丁寧に作られているので、womoライターの個人的な意見としては味わいに上品さも加わっているような気がした。
これから身体が冷えやすい季節となるが、スリランカのスパイスで身体の芯からじんわりとあたたまってみては。

【MENU】
●シングルチキンカリープレート……880円
●スリランカフルプレート……1600円
●ツウインワンプレート……1100円
●スリランカン フライド ライス……1100円

●ペプシコーラ……350円
●ジンジャーエール……350円
●マンゴーラッシー……440円
●セイロン紅茶のチャイ……550円
●セイロン紅茶……440円

●スリランカ産黒蜜かけアイス……300円
●ワタラッパン(黒砂糖蒸しプリン)……380円
●フルーツミックス&バニラアイス……380円

コラムで紹介した店舗

静岡市駿河区

スリランカスパイス料理 スパイシーコロンボ

スリランカの星付きレストランで修行したシェフによる、アーユルヴェーダの考えに基づくスパイスカレー

更新日:2021/11/5

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