飾るお皿やスパイスボトルが映える、シンプルでナチュラルな『ミニキッチンラック』

前回に続いて、雑多になりがちなキッチンをすっきり整える便利なアイテムづくりに挑戦。シンプルでコンパクトなミニキッチンラックは、スパイスラックにしたり、お気に入りのマグカップや小皿を収納するのにピッタリなサイズ。棚板には淡い色合いときれいな木目が特徴のメルクシパインを使い、並べるものの差し色効果が楽しめるナチュラルな北欧風に仕上げる。本格的なラックながら、はしご状の脚を組み立てたら、棚板を渡してビスで留めるだけの簡単ステップで完成するのも魅力。キッチンで実際に使っているグッズのサイズに合わせたり、耐荷重性を増した大きなサイズでリビングラックにしたりと、カスタマイズも簡単。

使ったのはコレ

●桧材 1820×24×9mm　348円
●桧材 600×24×9mm　118円
●メルクシパイン集成材 910×100×10mm　560円
●メルクシパイン集成材 600×100×10mm　338円
●ゴリラ 木工用強力接着剤 118ml　748円
●マットペイントスプレー 300ml ブラックブラウン　848円
●未晒し蜜ロウワックス 100ml Aタイプ　1,350円
●しっかりつくクッションゴム 8φ×2mm　428円
●充電式インパクトドライバー、ミニビス25mm、ミニビス16mm、ミニかんな、スポンジ、サンダー、ウエス等

※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。


【材料サイズ(見本)】
・桧材 1820×24×9mm　1本
・桧材 600×24×9mm　1本
(A)250×24×9mm　4本
(B)103×24×9mm　8本

・メルクシパイン集成材 910x100x10mm　1枚
・メルクシパイン集成材 600×100×10mm　1枚
(C)450×100×10・　3枚

【1】脚を組み立てる

サイズにカットした材料(A)・(B)をサンダーなどで面取りし、図1を参照して組み立てる。組み立てる時は接合部に木工用接着剤を塗ったあと、25・のミニビスで固定する。これを2組つくる。

【2】脚を塗装する

マットペイントスプレー(ブラックブラウン)で、組み立てた脚を塗装する。スプレー塗装をする場合は、必ず屋外や換気のいい場所で行うこと。

【3】棚板を塗装する

サイズにカットした材料(C)を、サンダーやミニかんなで面取りし、蜜ロウワックスを塗る。ワックスはスポンジを使って全体に塗り広げ、ウエスなどですぐふき取る。

【4】組み立てる

塗装が乾いたら、図2の位置を参照にして脚に棚板をのせ、裏からミニビス16mmで固定する。最後に脚の底の4か所にクッションゴムを取り付ける。

【5】ミニキッチンラックの完成

ワンポイントアドバイス！

北欧風のナチュラル素材が魅力

今回つくったミニキッチンラックは、木のナチュラル感を残しています。シンプルだからこそ、どんなものを並べてもしっくりとなじみます。また、使う場所に合わせて、幅や高さを変えてつくってみるのもいいでしょう。好みの塗料を使う場合、水回りで使うなら耐水性あるものをチョイスしてください。

スプレー塗料で細部まできれいに

角の内側は少しずつ塗装を

スプレー塗装は刷毛などが入りにくい場所もきれいに塗装できるのが特徴。塗装しにくい板と板が合わさった内側などは、一度で塗装しようとせずに、少しずつスプレーしていくことで液だれを防げる。

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