好みのカードや写真を、傷つけずに貼って飾れる、壁掛けマグネットボードをDIY

好きな柄でつくる壁掛けマグネットボードの作り方

お部屋の雰囲気に合わせてつくる『壁掛けマグネットボード』

お気に入りの写真やポストカードをスナップしたり、ちょっとしたメモや家族へのメッセージを貼っておくのに便利なマグネットボード。でも、市販のものはホワイトボードタイプが多く、ちょっと味気なさを感じるという人もいるのでは。マグネットボードは、ステンレス板で手軽にDIYできる。さらに、多彩な柄が揃う装飾シートを重ねて貼るので、味気なさも解消して部屋の雰囲気に合わせたボードが出来上がる。粘着付き装飾シートなら、接着剤いらず。空気が入らないように少しずつ剥離紙を剥がしながらゆっくり貼れば、きれいな仕上がりに。ボードのサイズは取り付けたい場所に合わせて調整してみよう。

使ったのはコレ

●桧加工棒 L型 12×900mm　318円
●プリントカットベニヤ/ホワイト 900×300×2.5mm　448円
●ステンレス板（粘着付）0.1mm厚　300×920mm　2,880円
●装飾シート 400×1000mm 各種　1,080円
●金ブロンズひーとん 5mm NO.0　178円
●オールドウッドワックス 350ml ウォルナット　3,280円
●差し金、止型スコヤ、金切鋏、カッター、アルミカッター定規、コーナークランプ、接着剤、麻紐

※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。

【材料（見本）】
・桧加工棒 L型 12×900mm　2本
(A)12×420mm　2本
(B)12×300mm　2本

・プリントカットベニヤ/ホワイト　900×300×2.5mm
420×300×2.5mm

・ステンレス板（粘着付）0.1mm厚　300×920mm
420×300mm

・装飾シート　400×1000mm
420×300mm

つくりかた

【1】材料をカットする

図１

桧棒、ステンレス板、装飾シート、ベニヤ板をカットする。ステンレス板は、作業用手袋をつけて金切鋏で切る。装飾シートは、アルミカッター定規を使ってカッターで垂直に切る。

【2】材料を貼り付ける

カットしたボードの材料を、ベニヤ板→ステンレス板→装飾シートの順に貼り付ける。貼り付ける時は、空気が入らないよう少しずつ丁寧に貼る。ステンレス板の剥離シートにつまめる長さのテープを貼り付け、少しずつ引っ張りながら剥がしていくと貼りやすい。

【3】塗装をする

オールドウッドワックス（ウォルナット）で塗装し、余分な塗料はウエスで拭き上げる。

【4】枠を接着する

図２

マグネット板と枠のサイズが合っているか確認してから、桧棒を木工用接着剤で接着して枠をつくる。（図２参照）コーナークランプを使って固定すると、直角に接着しやすい。

【5】枠とボードを接着する

枠が固定できたら、ポリ塩化ビニル（塩ビ）対応の接着剤でマグネット板を接着する。枠にキリなどを使って下穴をあけ、ひーとんを取り付けたら、好みの長さの麻紐を通す。

【6】壁掛けマグネットボードの完成

ワンポイントアドバイス！

装飾シートで手軽にリメイク

豊富なデザインとカラーが揃う装飾シート。家具やお部屋の一部に貼るだけで、全体の印象が大きく変わるのが魅力。大掛かりなリフォームに比べてコストも抑えられ、簡単に新しい雰囲気を演出できる。リメイクDIYに挑戦して、自分だけの空間をつくってみよう。

「コーナークランプ」を活用して、直角に接着する

コーナークランプは、木材や板を正確に90度に固定するための便利な工具。部材の角を合わせ、ハンドルを締めて固定すると、直角に接合したい部分の組み立てがスムーズになる。

手ぶらでもOK! 気軽に手づくりができる「DIY工房」を利用して

ジャンボエンチョー静岡店やホームアシスト清水駒越店など、5店舗に設置されているエンチョーの「DIY工房」。さまざまな手工具や電動工具などを自由に使うことができる。初心者や初めて使う道具の使い方が分からないときも安心の、DIＹアドバイザーによるサポートもあり。カフェにいるような落ち着きのある空間は、DIY女子の間でも話題のスペースに。