玄関インテリアのアクセントにしたい! 『スリッパラック』

自宅にお客さまが来た時に真っ先に目にするのは、玄関のインテリア。だからこそ、スリッパをスッキリと整えておきたいのに、いつも脱ぎっぱなしだったり、重ねたまま置いてあったりして、何となく乱雑な雰囲気になりがち。でも、市販のスリッパラックは重厚感がありすぎてちょっと置くのにためらいが…。そこで、今回は立て掛けるだけで使えるスリッパラックをDIY。2本のパイプを、木材にあけた穴にはめ込み組み立てるだけ。玄関の雰囲気はもちろん、お気に入りのスリッパに合わせてナチュラルに、カラフルにと、色合いを変えてみてるのも楽しい。木材の高さや幅、パイプの数を調整すれば、スリッパの数に合わせてカスタマイズできる。

使ったのはコレ

●北欧レッドパイン集成材 910×150×18mm　815円
●BRIWAX 370g ジャコビーン　2,850円
●ミッチャクロンマルチスプレー 420ml　1,480円
●アイアンペイント 200ml アイアンブラック　1,350円
●ステンレスパイプ 1820×9.5mm　730円
●パイプカッターPC-32　1,280円
●大西 六角軸ダボギリ 10mm　980円
●のこぎり、ミニビス38ｍｍ、ハケ・スポンジ、電動ドライバー、サンダー、ステンシルセット等


※最寄店舗に掲載商品がない場合は、取り寄せにて承ります。
※掲載価格は変更となる場合がありますのでご了承ください。


【材料サイズ(見本)】
・北欧レッドパイン集成材910×150×18ｍｍ
A：800×60×18ｍｍ　2本
B：300×60×18ｍｍ　2本

・ステンパイプ　1820×9.5φ
317ｍｍ×9.5φ・・・4本

つくりかた

【1】木材を加工する

サイズにカットした材料Aに図の位置を参照して、ダボ穴をあけ、上下の赤い点線の部分を斜めにカットする。カットしたら材料A・Bをカンナ等で面取りをする。Aの部材は左右で一対になるので、カットや穴あけは左右対称になるようにする。上下の斜めカットは店頭で依頼すれば簡単。

【2】木材の塗装をする

材料の加工が終わったら、BRIWAXで材料A・Bを塗装をする。スポンジで擦り込むように塗装をした後、ウエスで余分なワックスを拭き取る。

【3】パイプを加工する

パイプカッターを使って、ステンレスパイプをカットする。パイプカッターを使う時は、ハンドルを少しづつ回しながら刃を食い込ませるようにする。一気にカットすると、パイプカッターの刃が欠けたり、パイプがへこんだりするので注意して。

【4】パイプを塗装する

カットしたパイプに、ミッチャクロンマルチスプレーを吹きつけ、乾燥させる。端材に打ち込んだ長めの釘にパイプを立てて塗装をすれば、全体をむらなく仕上げることができる。乾燥したら、刷毛を使ってアイアンペイントで塗装する。この時、刷毛の先パイプに対して立てるようにし、軽く叩きながら塗装すると、古い鉄のごつごつした感じが出る。

【5】組み立てる

パイプの塗装が乾いたら組み立てをする。材料Aの1本に材料Bを2本ビスで止め、ダボ穴にパイプを挿し込む。最後に残りの材料Aをフタをするようにし、ビスで止める。

【6】スリッパラックの完成

ワンポイントアドバイス！

スリッパのサイズや数に合わせてカスタマイズを

パイプとパイプの間隔は、スリッパのかかと部分の厚みに合わせて調整しましょう。また、ラックの幅を広げたり、段数を増やしたりと、スリッパの数に合わせて作れば、よりオリジナル感が出ます。

塗装しにくい素材におすすめ

ミッチャクロンマルチスプレー

ミッチャクロンマルチスプレーは、金属など付着性が弱い素材でも、接着材のような働きで素材と塗料の密着力を高めるスプレープライマ―。金属以外にもガラスなど表面が滑らかな素材にも使る。

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